いざ教習所に入校し、教習を進めていく中で避けては通れないのがいくつかの試験です。
ただ一言で試験といってもいくつか種類があるのはご存知でしょうか?
ここでは教習所で行われる試験に関して詳しく書いていきたいと思います!
どんな試験があるの??
教習所で行われる試験には大きく3つに分けられます。
①検定前効果測定
②修了検定
③卒業検定
それぞれ詳しく見ていきましょう!
①検定前効果測定
検定前効果測定はいわゆる模擬テストです。
詳しくは「効果測定ってなに??」のページで記載させていただいていますが、
必ず受けなければいけない試験のうちの一つです。
他の試験と比べ、教習所が独自で問題を作っている点と、
合格しなければいけない回数が教習所によって変わってくるのが特徴です。
②修了検定
修了検定は第1段階が終わった時に実施される試験です。
この試験に合格すると仮免許証が発行されます。
試験は学科試験と実技の試験に分かれており、
どちらか一方でも落ちてしまうと不合格となってしまいます。
学科試験に関しては、検定前に受けた効果測定と同じ形式ですが、
マークシートでの実施となります。
試験時間は30分、計50問を○✕の二者択一で答えていきます。
100点満点中90点で合格となります。
技能の試験(技能検定)は、持ち点100点から減点をしていく方式です。
試験終了時点で70点以上あれば合格となります。
なお、技能検定を受かった方でないと、学科試験は受けれません。
③卒業検定
卒業検定は、教習所を卒業する際に必ず受けなければいけない試験です。
行われる内容は実技試験のみ、となっています。
修了検定と同じく持ち点100点からの減点方式で、
70点以上あれば合格となります。
修了検定とは違い、実際の道路を走り試験を行います。
あらかじめコースが発表される場合もありますので、
その場合は予習をしておくとより良いでしょう。
番外編:本免学科試験
こちらは教習所で受ける試験ではありませんが、
免許証の発行の際に必ず受けていただく試験のうちで最後の試験となります。
お住いの都道府県の免許センターや運転免許試験場で受けていただきます。
教習所で受けた卒業検定前の効果測定の問題と同じ形式で出されます。
どうしても教習所卒業から日が空いてしまうと勉強した内容も忘れがちですので、
教習所を卒業したらすぐ試験場へ行き、試験をうけると良いでしょう。
いかがでしたか??
どの試験も1日1回しか受けれません。
そのため合宿での参加だと、落ちてしまうとその時点で日数が延びてしまいますので、
しっかり対策をして試験に望むようにしましょう!