免許合宿に参加して約1週間たつと、【仮免許試験】が行われます。
正式名称は「仮運転免許」といい、前半の学科の授業や教習所内のコースで学んだことをテストし、
その試験に合格すると後半の一般道での教習ができるようになる仮免許証が発行されます。
この仮免許試験は教習生みんながドキドキ緊張する最初の試験です。
具体的にはどのようなことをするのでしょうか?
仮免許試験について
仮免試験では、学科教習で学んだ内容が習得できているかどうかを図る【学科試験】と
一般道を運転するだけの技術を持っているかを確認する【技能検定】が行われます。
仮免許証を取得するためには、学科の試験と技能の検定の両方に合格しなければなりません。
また、試験前には【効果測定】と呼ばれる、学科試験の模擬テストが行われ、必ず一度以上合格しなければいけません。
仮免許の学科試験で実際に出題されるものと似たような問題が出題されます。
技能検定
技能検定は加点方式ではなく、あらかじめ持っている100点の持ち点から、なにかミスをしていくごとに減点される方式での採点となり、
試験が終わった段階で持ち点が70点以上残っていれば、はれて合格となります。
細かいミスの連続で70点を下回った場合は、試験が全て終わってから不合格の通知がありますが、
重大なミスで一発で不合格となる行為をした場合はその時点で試験終了となることもあるので注意が必要です。。
減点項目は、非常に細かく設定されており、それぞれ減点される点数があらかじめ決まっているのです。
技能検定に落ちてしまったら
仮に、技能検定に落ちてしまった場合は、補習の教習を必ず1時限以上受講しなければなりません。
また、2回目からの技能検定は、受験料が新たにかかります。(料金は教習所によって異なります)
合宿の場合、再受験料がかからないことが多いようです。
なお技能検定に合格するまで、学科試験は受けることができませんので注意が必要です。
学科試験
学科試験では、第一段階で学んだ内容について問われます。
筆記ではなくマークシート方式で、○×式の二択問題が50問、制限時間は30分となっています。
出題範囲は学科の授業で学んだ内容となっており、100点満点中90点以上が合格です。
学科試験は予習・復習をしておけば一発合格も簡単にできます。
学科教習中はまじめに授業を受け、空き時間は予習復習などして試験に臨みましょう!
最後に
いかがでしたか?
どんな試験・検定をするのかイメージはできましたか??
技能検定に関しては、とても緊張するかもしれませんが落ち着いて臨めるように教習時に教官にしっかりと教わりましょう!
学科試験では、教習所によってはPCで出来る小テストプログラムもあるため、有効に使い復習しましょう!