合宿免許において、一番最後に行われるのが卒業検定です。
この卒業検定に合格すると、はれて教習所を卒業、となります。
では、卒業検定では一体どのようなことが行われるのでしょうか??
詳しくご紹介していきます!
どんな事が行われるの??
卒業検定では修了検定のときとは違い、学科の試験は行われません。
実技の試験のみ行われる形となります。
実施内容は路上での走行と、場内での走行に分かれます。
路上での走行に関しては教習中に実際に走行したルートを走ることとなるでしょう。
場内での教習では縦列駐車や方向転換などを行います。
採点方式は??
教習所で行われる実技の試験に共通して言えることですが、
減点方式での採点となります。
チェック項目と減点対象、減点点数があらかじめ決められており、
そのミスに応じた減点が課されます。
最初の持ち点が100点となっており、70点を下回ると不合格となってしまいます。
70点を下回った時点で検定がストップとなりますので、少し失敗してしまった、と思っても
諦めずに平常心で検定に臨みましょう。
また、試験は複数人と同時に行われます。
注意すべき点は??
では、どのような点に注意が必要なのでしょうか??
まずは落ち着いて受けること、これに限ります。
試験だから力が入ってしまうのはわかります、緊張もするでしょう。
特に合宿免許の場合は検定に落ちると卒業も延期になってしまいます。
そう考えると余計に力が入ってしまいそうですよね。
ただ、そうなってしまうと余計に失敗しやすくなってしまいます。
普段の教習から本番を意識し、自分が注意される点をしっかり意識し、
検定に向かえばきっと合格できます。
その他では、特に歩行者や自転車の動きにも注意が必要です。
歩行者が来ていながら、そのまま通過しようとしてしまうと、
その時点で一発終了となってしまう可能性が高いです。
卒業したあとは、免許センターでの学科試験!
教習所での卒業検定を終えると、教習所は卒業となります。
卒業証明書を教習所からもらいましょう。
教習所によっては卒業式と呼ばれることもあるそうです。
合宿で参加している場合は、交通費の精算をこの卒業式で行うことが多いそうですよ。
ただ、まだこの時点では免許は発行されていません。
最後にお住まいの地域の免許センターに行っていただく必要があります。
そこで学科試験を受けていただき、見事合格して初めて免許証取得となります。
教習所を卒業して一安心されるのもわかりますが、
できるだけ早く試験場に行くことをおすすめしますよ!