合宿免許は最短2週間で運転免許が取得できるだけでなく、価格の安さも魅力です。予約前からどれくらいのお金が必要か把握しておけると安心です。
しかし、「事前に全額を支払う?」「後払いでも大丈夫?」と料金を支払うタイミングや方法について知らない方もいるのではないでしょうか。
また、予約サイトには多くの場合プラン料金しか書いていないため、「所持金はいくら必要?」「プラン料金以外でどんな費用が必要?」と持参するお金について不安を感じる場合もあります。
そこで、この記事ではプラン料金を支払うタイミングや方法、実際に持っていく現金の目安、必要な費用など、合宿免許のお金に関する情報について解説します。
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プラン料金の相場
合宿免許の相場は、AT車が18万~35万円、MT車が20万~37万円です。繁忙期・閑散期と時期によっても異なりますが、安い時期であれば20万円前後で申込むことができます。
しかし、「入校したい時期があるけどすぐに全額用意できない」という方もいるかもしれません。希望する時期にスムーズに入校できるように、プラン料金を支払うタイミングと方法について解説します。
なお、こちらの相場は普通車免許を取得する際の価格です。バイク免許(大型二輪免許・普通二輪免許)などの免許の種類によって相場は違います。
合宿免許の相場や必要な費用についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
関連記事:合宿免許とは? 相場・スケジュール・プラン内容などの基礎知識を解説!
関連記事:合宿免許に必要な費用とは? 相場と入校前後の内訳を解説
支払いのタイミング
プラン料金をいつ払うのか、タイミングについて知っておくことは意外と重要です。なかには、給料が振り込まれる日程の関係で後払いを希望する方がいるかもしれません。
基本的には入校前に全額一括で支払いますが、申し込み時に選んだ支払い方法によって具体的な支払いのタイミングは異なります。申し込み後、教習所または予約サイトから案内書類等が送られてくるため、書類に沿って支払いの手続きを行います。
申し込み手続きの流れを詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください!
支払い方法
プラン料金の支払い方法は、現金払い(コンビニ・銀行振込など)・クレジットカード払い・ローン払い(運転免許クレジット)などがあります。
「すぐにまとまったお金を準備できない」といった理由で現金での一括払いが難しい場合でも、クレジットカード払いやローン払いを選択すれば分割払いが可能です。ただし、そもそもクレジットカード払いに対応していないケースもあります。また、クレジットカードを持っていない場合は作成したり、ローンを利用する場合は審査を受けたり、事前の準備が必要です。
クレジットカードやローンの申込みには、親権者の同意書や手数料、利息などの負担が必要になる場合もあります。審査結果が出るまで時間がかかることも考えられるため、余裕を持って準備しておくことが大切です。タイミングや金銭的な余裕など、自身の都合に合わせて支払方法を選ぶとよいでしょう。
クレジットカード払いやローン払いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
関連記事:合宿免許のローン払いに関する基礎知識をまとめて解説!
関連記事:合宿免許におけるクレジットカード払いのメリットと注意点
持っていくお金の目安
プラン料金の相場を紹介しましたが、外出時の買い物や試験料金などで別途お金が必要になるケースもあります。
プランによって持参するお金は変わりますが、1日1,000円と仮定して2週間で15,000円ほど用意しておくと安心です。期間中に、「所持金が足りなくなりそう」という場合は、コンビニのATMを利用できるようにキャッシュカードも忘れてはいけません。
最近では、現金を持ち歩かなくてもスマホ決済アプリが利用できる店舗もありますが、対応していない場合も想定して、現金を用意しておくことが大切です。
必ず必要になるお金
入校してから約1週間後に、仮免許試験があります。受験料はプラン料金には含まれず、入校後に教習所で支払うことになります。
費用の内訳は、仮免許学科試験の受験料1,700円と仮免許証の交付手数料1,150円の2,850円です。仮免許受験に落ちてしまうと、再度受験料を払わなければならないため、注意が必要です!
食費
食事付きプランでも、プランによって提供される食事回数が異なります。3食付きプランであれば、毎日の食費を気にする必要はありませんが、教習の合間に飲み物やおやつなどを購入することを想定して、その分のお金を持っていきましょう。
1食付きや2食付きプラン、または食事なしプランの場合は、自分で購入する食費を想定して持参する金額を決めます。
AT車であれば約14日、MT車であれば約16日分の食費が必要となるので所持金も増えることが予想されます。大勢の教習生と過ごしたり、知らない人と相部屋で生活したりする場合は、現金・キャッシュカードなどの貴重品や持ち物の管理をより徹底することが大切です。
教習所や宿泊先の近くに銀行やコンビニなどATMを利用できる店舗があれば、複数回に分けてお金を引き出す方法もあります。
洗濯料金
ほとんどの宿泊施設では、洗濯機と乾燥機が設置されています。自動車教習所が管理する寮では無料で使えるところも多いですが、ホテルや旅館などの宿泊施設によっては有料の場合もあります。
利用料金の相場は以下のとおりです。
- 洗濯機:300円/1回
- 乾燥機:100円/30分
また、無料で利用できる宿泊施設でも、洗剤は自分で用意しなければならない場合があります。事前に設備について確認しておきましょう!
合宿免許の費用を抑えたい方は寮を検討してみるのも一つの方法です。寮はホテルよりも格安プランが多いため、毎回の洗濯が無料の宿舎を選べば生活費の節約にもつながります。
延長料金
合宿免許プランには保証制度があり、体調不良で教習を休んだ場合でも技能教習・検定、宿泊費の追加料金がかかりません。
ただし、無料保証となる条件は各プランによって異なります。保証される上限を超えた場合や保証範囲に適用しない理由などで延長する際は、1日につき指定されている延長料金の支払いが必要です。
延長料金が発生する上限や料金について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
関連記事:合宿免許はいくら必要? 入校前後でかかる費用の内訳を解説
交通費
教習所によって交通費の支給有無は異なります。最近は交通費の支給がない教習所も増えているため、事前の確認が重要です。
支給される場合は、往復交通費の上限が設定されているので範囲内の金額が現金でキャッシュバックされます。
しかし、卒業時にかかった分の交通費が支給されるため、事前に航空券や新幹線チケットなどは自腹で購入しなければなりません。教習所によっては、事前に往復チケットを郵送してくれるところもありますのでぜひチェックしてみてください!
不安にならないように余裕のある準備が大切!
合宿免許を利用すれば、通学よりも運転免許の取得費用を抑えられるとはいえ、学生にとってすぐに支払える金額とはいえません。
「閑散期を狙って予約したいけれど一括で支払うお金がない」という状況も考えられます。そのようなときは、分割払いが可能な教習所や予約サイトを比較しながら探してみるのもおすすめです。
また、プラン料金以外にも仮免許試験の費用や食費、延長料金など、入校後に支払いが発生するものもあります。3食付きかつ合格まで保証制度がついているプランでも、15,000円程度は持参しておくことをおすすめします。
合宿免許の参加期間は約2週間です。この間、トラブルが起きても対応できるように金銭的な余裕も必要です。前もって準備を始めてみてはいかがでしょうか。
コーディネーターからの
ひとこと
※合宿免許さぽっとはクレジットカード払いに対応していません