合宿免許の服装選びのポイントと入校前に押さえておきたい注意点

合宿免許の服装選びのポイントと入校前に押さえておきたい注意点

合宿免許に申し込みが終わって準備を始める際、「洋服はどのくらい持って行けばいいの?」「服装に決まりはあるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
また、合宿免許で教習所に入校する際には、服装についてのルール・マナーを理解しておくことが大切です。そこで今回は合宿免許に持っていく服装選びのポイントや注意点、夏と冬に便利な服装について紹介します!

合宿免許の服装ポイントは“動きやすさ”を重視

合宿免許の服装ポイントは“動きやすさ”を重視

合宿免許の服装で特に注意したいのが技能教習時のことです。教習車を運転する際に安全運転を心がけることが重要であることは言うまでもありません。

そのためには、運転に支障をきたさないこと、つまり“動きやすい服装“をすることがポイントです!

服装を選ぶ際は、極端にサイズが大きいものやタイト過ぎるものを避けましょう。

たとえば、スウェットやジャージであれば着心地の良い素材が多いため、技能教習時に合った服装だけではくルームウェアとしても快適に使えて、合宿免許に持って行いく荷物を減らせるというメリットもあります。

【自動車編】合宿免許に適した服装

【自動車編】合宿免許に適した服装

“動きやすい服装“を基準に考えれば、服装選びもそれほど難しくありません。自分が持っているファッションアイテムのなかで基準に合ったものがあれば、それを持参するとよいでしょう。わざわざ新たに購入する必要もないため、無駄な出費を避けることができます。

  • カジュアルなシャツやTシャツ
  • スウェットやジャージ、パーカー
  • 丈の長いパンツスタイル

なお、靴に関しては、動きやすさ以外に普段から履き慣れた靴を選ぶことがポイントです。

夏にあると便利な洋服

夏にあると便利な洋服

夏の時期は、一般的に教習所の館内や宿泊施設に冷房が効いています。そのようなときに気を付けたいのが体の冷えです。
屋外から室内に入ったばかりのときは冷房が気持ちよいと思っても、長時間冷房が効いた部屋にいることで体が徐々に冷えてしまいます。体調を崩してしまわないようすぐに羽織れる薄手のジャケットやカーディガン、シャツなどを用意して行きましょう!

冬にあると便利な洋服

冬にあると便利な洋服

冬場の教習所では、暖房の温風口から離れた場所や窓側の席では冷気に触れることもあります。また、技能教習で館内から車内へ移動するときや日常点検時などの防寒対策も考えなければなりません。

厚手のアウターは寒さ対策には心強いですが、技能教習時には運転の邪魔になる場合もあります。そのため、薄手のダウンジャケットやコートなどの上着を着用するとよいでしょう。

そのほか、保温性の高いインナーを重ね着したり、手首と首元から外気が入って来ないようにマフラーや手袋、ネックウォーマーなどを併用したりするとさらに寒さ対策を強化できます。

【バイク編】運転に適した服装

【バイク編】運転に適した服装

中型免許を取得すれば、原付バイクや小型二輪、普通二輪の3車種のバイクを運転できるようになります。
バイクは四輪車と違って体が外部に露出している乗り物です。そのため、運転中は全身の保護を第一に考えて服装を選びましょう。

ヘルメット

ヘルメット

顎が露出しないヘルメットが基本装備となるため、フルフェイスまたはジェット型を使用します。教習所によってはヘルメットを貸出している場合もあります。希望する場合には事前に問い合わせましょう。

トップス・ズボン

トップス・ズボン

バイクに乗る際は、夏でも長袖・長ズボンの着用が基本です。
長ズボンの裾はブーツ内に収まるものが適切ですが、靴によってはボトムスの裾が靴の外に露出します。この場合は、バイクのステップバーに引っかからないように裾をバンドで押さえるか、裾が広がらないタイプの長ズボンを選びましょう。

トップスも安全性を考えて、バイクの運転時に風圧で広がらないジャケットや厚手で体を保護できる生地を選ぶことをおすすめします。

靴

バイクの運転で理想的なのはライダーブーツですが、「購入はまだ先」という方は、かかとが直接バイクのステップバーに当たらないものを選びましょう。

その際、くるぶしを保護できるハイカットタイプが適しています。かかとの高さが2cm程度あるものがおすすめです。

スニーカーや運動靴でも問題ありませんが、靴紐がむき出しになっているタイプはバイクの車体に巻き込まれるおそれがあります。

靴を履く際は必ず靴の中に靴ひも紐を押し込むようにして、靴紐が露出しないようにしましょう。

手袋

手袋

バイク用グローブもありますが、購入できない場合には革製の手袋か軍手を用意してください。バイクハンドルの操作性を考えて手や指にフィットするものを選ぶのがポイントです。

ただし、大型二輪免許の教習では、軍手使用を不可にしている教習所もあります。ケガを防止するためにも、革製の手袋かバイク用グローブを準備しましょう。

【共通】合宿免許にふさわしくない服装

合宿免許の目的は、あくまでも運転免許の取得です。観光やほかの教習生との出会いを考えてオシャレをしたいと思う方もいるでしょう。

しかし、NGとされている服装を多く持参してしまった場合、現地で新しく衣類を購入しなければならない可能性もあります。

安全に運転することを考慮して技能教習時にふさわしくない服装についても事前に確認しておきましょう。

ここでは、合宿免許に持って行いくのにふさわしくない服装を7つ紹介します。

1.帽子類

1.帽子類

帽子やバンダナ、スカーフなどの被り物は安全性を考慮して着用を避けましょう!技能教習中は目視で安全確認をすることが多く、つねに周囲に注意を払わなければならないためです。
ツバのある帽子や目が隠れるほどの深い被り物は視界を遮ることがあります。運転に支障をきたすおそれがあるほか、教官が運転者の目配りを確認しづらいため、帽子の着用を禁じている学校もあるほどです。

2.ノースリーブのトップス

2.ノースリーブのトップス

タンクトップやキャミソールなど、ノースリーブのトップスは衛生的な観点と安全面から着用が懸念される服装です。

たとえば、肩や腕が露出したデザインのトップスはシートやシートベルトに直接肌が触れてしまいます。これにより、運転中の動きによってはシートベルトで皮膚が擦れてしまいケガをする可能性もあります。

また、技能教習では合宿免許に参加している多数の教習生が代わるがわるに教習所の車を運転するため、衛生管理上も好ましくない服装です。

3.足元を動かしにくいボトムス

3.ボトムス

丈が長いワイドパンツやガウチョパンツなど、生地がペダルに接触しやすいタイプのボトムスはペダルを踏む際に邪魔になったり、引っかかったりすることがあるため注意が必要です!

また、スキニータイプやスリムパンツなど、体にフィットし過ぎるタイプのボトムスも一概におすすめとはいえません。

運転中の姿勢によっては動きにくさを感じることがあるほか、長時間同じ姿勢で学科教習を受ける際に下半身が圧迫されてむくみや足先の冷えを感じることもあります。

動きにくさを解消するには、ストレッチ素材のパンツを着用するのが良さそうです。

4.ペダルを踏みにくい靴

4.靴

以下のような靴は教習時の着用が禁止されているため注意が必要です。

  • サンダル、ミュール
  • 草履、下駄、スリッパ
  • ハイヒール
  • クロックス
  • 厚底靴

これらの靴は、かかとが保護されていなかったり、運転の際に足首を動かしにくかったりするのが特徴です。
車を運転する際はアクセルやブレーキ、クラッチといったペダルを足で操作します。ペダルの踏み方やタイミングが運転に影響するため、ペダルを操作しにくい靴の着用は避けましょう。

5.運転の妨げになるアクセサリー

5.アクセサリー

大きなサイズや派手なデザインなど、過剰なアクセサリーを身につけ着けるのは適していません。

マナーの観点から周囲の人が不快に感じる可能性のあるものは避けたほうがよいという理由のほか、大きなサイズや複数のアクセサリーを着用することで運転の妨げになるのを防ぐためにも着用を避けましょう!

6.ネイル・サングラス・カラーコンタクト

6.ネイル・サングラス・カラーコンタクト

技能教習では、教官が運転者の動きをチェックします。サングラスやカラーコンタクトレンズは教官が教習生の目配りをチェックしにくいことから規則でNGとされています。

また、急ブレーキをした際や事故になってしまった際など、衝撃があった場合にネイルの装飾が原因でケガをする可能性もあります。自分だけではなく同乗者を傷つけてしまうおそれもあるため、合宿免許前にネイルオフや爪切りを済ませておきましょう。

処理を忘れてしまった場合には、近くのコンビニや小物雑貨店などリムーバーや爪切りなどのグッズを販売している店で購入できますが、周辺環境によっては近くにない場合もあります。

探したり買いに行いったりする時間と手間がかかりますので、出発前の自宅で対処しておくと安心です。

7.半袖・七分丈等の洋服

7.半袖・七分丈等の洋服

バイクに乗る場合、トップス・ボトムスはどちらも十分丈が必須です。ケガをしないように、全身を覆って体の肌が露出しないような服装をしなければなりません。
たとえば、夏場は直射日光にさらされるだけではなく路上から上昇してくる熱でさらに高温となります。できるだけ涼しい服装で気持ちよく走行したくなりますが、ケガのリスクが増すような服装は避けなければなりません。自分の体を守ることを第一に考えて服装を選びましょう。
また、冬の時期は寒さ対策を入念に行うことは大切ですが、あまりにも多くの服を重ね着したり、分厚い生地の洋服を着用したりすると動きにくさにつながってしまいます。保温力の高い生地のものを数枚重ねて着る、もしくはジャケットの下に収まる程度の重ね着をするような工夫をしましょう。

【男性編】服装の注意点

合宿免許に参加するにあたり、オシャレをしたいという男性もいるでしょう。せっかくのオシャレが合宿免許で好ましくない服装になってしまうのは悲しいものです。ここでは、男性の服装で注意したい点を紹介します。

ハーフパンツがダメな場合もある

ハーフパンツがダメな場合もある

夏の時期に注意しなければならないのが車内の暑さです。教習車は乗る前からエアコンが効いているとは限りません。特に、革の素材や黒色のシートは熱を吸収して高温になりやすいのが特徴です。

熱くなったシートに直接肌が触れるのは危険が伴うほか、ひどい場合にはやけどになる可能性もあります。

そのため、学校によってはハーフパンツやショートパンツの着用を禁止しているところもあります。

底の厚い革靴やブーツなどは避ける

底の厚い革靴やブーツなどは避ける

運転中は足元の細かい動きが求められます。特に、足の裏とペダルが接触する感覚はしっかりと持っていなければなりません!

底の厚い革靴やブーツのように固めの素材で作られた靴は、足首が動かしにくかったり、ペダルの操作時に足で感覚をつかみにくかったりします。オシャレをしたい気持ちも大切ですが、技能教習がある日は安全性を優先して靴を選びましょう。

【女性編】服装の注意点

次に、女性が合宿免許の際に注意したほうがよい点について紹介します。女性らしさが魅力の服装がNGになることもあるため、事前に確認しておきましょう!

底の厚いサンダルやヒールの高い靴は避ける

底の厚いサンダルやヒールの高い靴は避ける

運転中は足元の接触感覚が重要です。底の厚いサンダルやヒールの高い靴はとっさのペダル操作が困難な靴の代表格といえます。普段から履き慣れている靴であっても、ペダル操作の度合いで運転に影響が出てしまうことがあります。

さらに、運転中に急ブレーキを踏むことになれば、素早いペダル操作が必要です。瞬時に動かしにくい靴は、ペダル操作に対応できず事故につながるおそれがあるため、いつも動きやすい靴を選ぶのが賢明です。

どうしてもお気に入りの厚底サンダルやヒールを持って行いきたいという方は、教習中ではなく、空き時間を利用して観光を楽しむ際に履くとよいでしょう。ただし、荷物をコンパクトにすることを考えて持参する数を抑えることも必要です。

露出の多い服は避ける

露出の多い服は避ける

肌の露出が多い服装はマナーや運転中の安全面から、教習所にかかわらず基本的にNGです。同様の理由からスカートの着用を禁止している教習所もあります。
以下では、スカートの着用が好ましくないとされる理由を安全面と問題対策に分けて見ていきましょう。

運転に支障をきたすおそれがある

運転に支障をきたすおそれがある

どの教習所でも、教習生に起きて欲しくないのは事故とケガです。十分に注意を払っているつもりでも、事故や事故によるケガが起こる可能性がゼロとは言い切れません。

たとえば、裾がヒラヒラとしたスカートは車のドアに挟まる可能性があります。そのような状態で路上教習をした場合、何らかの接触でスカートの裾が外部に引っ張られることも考えられます。

また、丈の長いスカートの裾がペダルに絡まって取れなくなり、アクセルペダルが押され続けて事故につながる可能性もあります。

このように、さまざまな事故の可能性を想定したうえで、リスク回避としてスカートの着用がNGとされています。

セクハラ・クレーム対策

セクハラ・クレーム対策

スカートは女性らしさを表現できる服装の一つです。しかし、それが原因でセクハラ・クレーム問題に発展する可能性もあります。

車内では、教習生が運転技術をどの程度習得しているかを教官が細かくチェックします。その際、教官は教習生の目配りや手元だけでなく、ブレーキやアクセルを正しく踏めているかを見るために足元のチェックも行わなければなりません。

お互いに気まずい思いをする場合もあります。また、女性の教習生が足元を見られることにより不快な気分になることも考えられます。

このような理由で、教習生と教官の双方が嫌な思いをするのを避けるためにもスカートの着用は避けましょう。

合宿免許に持っていく衣類は何日分必要?

合宿免許に持っていく衣類は何日分必要?

一般的に、合宿免許では2週間のプランが組まれています。しかし、2週間分の衣類を用意するとなると、かなりの荷物になってしまいます。

また、合宿免許先でお土産を買う可能性もあるため、合宿に向かう際は荷物をできるだけ少なくしておきたいです。

では、合宿免許に参加する際、手持ちの衣類は何日分ほど用意すればよいのでしょうか。

持っていく衣類は3~4日程度に抑える

持っていく衣類は3~4日ぐらいまでに

2週間以上滞在する合宿免許では、3~4日分くらいを目安に衣類を用意しておけば十分です。相部屋の場合には、荷物を収納するスペースが限られるため、できるだけ最小限の荷物で行くことも大切です。

合宿免許に入校する季節によっても、どのくらいの衣服や下着が必要かは異なります。たとえば、汗をかいて着替える回数が多くなりやすい夏の合宿免許では、目安より少し多めに準備しておきましょう。また、2人以上の部屋であれば、こまめに着替えることで同室者への配慮にもつながります。

また、冬に合宿免許に参加する場合は、コートやジャケットは1~2枚にして、中に着る衣類を3~4日分用意しておけば着回しできます。

荷物を減らすコツは洗濯機の活用

荷物を減らすコツは洗濯機の活用

教習所が用意する宿泊施設によっては、洗濯機や乾燥機などの設備が整っているところもあります。その場合は、持参する衣類の数をさらに減らすことができます。

たとえば、寮の自室に用意された洗濯機を無料で利用できる場合、合宿免許の期間中は毎日洗濯をすることも可能です。宿泊施設によっては、洗濯に必要な洗剤や洗濯ネット、ハンガーといった備品も完備しています。

一方、ホテルのランドリーコーナーのように、コインランドリー式の洗濯機・乾燥機が用意されている宿泊施設の場合は、1回あたり、もしくは時間あたりで利用料金が発生します。

合宿免許の期間は約2週間ですので、頻繁に洗濯するとコストが大幅にかかってしまいます。少しでも費用を抑えたい方は、まとめて洗濯できるように、3~4日分の衣類に数日分プラスして持って行いくとよいでしょう。

前もって、宿泊施設の洗濯環境をチェックしておくことも大事です。

初日の服装で気を付けることは?

初日は自宅から合宿免許先までの移動もあるため、オシャレをしたいと思う方もいるでしょう。しかし、ほとんどの合宿免許では、初日から技能教習が行われます。入校手続きや適性検査などもあり、着替えをするための時間も設けられていません。すぐに教習が受けられるように、動きやすい服装とスニーカーなどを身に着けて自宅を出るのがおすすめです。

合宿免許先によっては、あらかじめ適切な服装を案内しているところもありますので、指示に従って服装を準備するようにしましょう。

シーズン・エリアに合った服装と持ち物

シーズン・エリアに合った服装と持ち物

「授業以外の普段着はどうしたらいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。友達と一緒に観光やアクティビティ、食事などで外出したり、カップルでの参加者ならデートに出かけたりする際の身だしなみやコーディネートが気になるはずです。

合宿免許は全国各地で実施されているためおり、居住地から遠い場所を選ぶ方も少なくありません。しかし、自分の行きたい場所を選択できます。

合宿免許の教習所のある参加地域や季節によって気候が異なるため、初めて行く土地だと服装や持ち物も悩んでしまいます変わります。おしゃれにこだわりたい時は、体調を崩さないように地域と季節に合ったコーディネートを考えましょう。

ここでは以下に、各地域別でエリアの季節ごとの特徴を解説しますので、服装選びの参考にしてください。

▼北海道

季節 特徴
春(3~5月) 平均気温:1~13℃

3~4月:降雪や雪解けで日中でも寒い。防寒・防水性のあるアウターや厚地のインナー、マフラー、手袋、靴が必要

5月:薄手のコートやジャケットが必須

夏(6~8月) 平均気温:17~23℃

6~7月:日中でも肌寒い日もあるため、長袖のトップスと丈長パンツが必要。

8月:半袖・短パンで過ごせる気温。朝晩はシャツやカーディガンなど薄手の羽織物があると安心

秋(9~11月) 平均気温:20~6℃

9月:夏の暑さも残っているため、半袖や薄手の長袖を用意

10~11月:11月は初雪が観測される時期のため、厚手のコートやマフラー、手袋などの防寒具が必要

冬(12~2月) 平均気温:-1~-4℃

気温が氷点下になることもあるため、極厚のアウターは必須。インナーは保温性に優れた裏起毛、厚手のタイツやレギンスを履くと安心。ニット帽やフード付きのアウター、マフラーや手袋で万全の防寒対策。雪道でも滑りにくいブーツやムートンブーツ、防水性のあるシューズが最適。

東北・北陸

季節 特徴
春(3~5月) 平均気温:7~18℃

3~4月:冬の寒さが残り、雪解けの時期でも厚手のアウターとマフラーや手袋が必要

5月:暖かい日が多いものの、昼夜に寒暖差のある日も。カーディガンやパーカーなどの上着が必要

夏(6~8月) 平均気温:20~29℃

6月:肌寒い日もあるため、薄手の長袖が快適

7~8月:暑さが厳しい日が続くので、半袖を用意

秋(9~11月) 平均気温:25~12℃

9月:夏の夏さが残り、半袖でも過ごせる気温

10~11月:薄手の長袖やカーディガンなどを用意。冬の寒さや寒暖差に備えて厚地のアウターやセーターがあると安心

冬(12~2月) 平均気温:6~2℃

雪が降ったり、雪解け道を歩いたりするため、防寒・防水対策をしっかり行う。運転時に寒くないようにインナーは裏起毛や厚地のタイツ・レギンスがあると安心。

関東・東海・関西・中国・四国・九州

季節 特徴
春(3~5月) 平均気温:11~20℃

3月:コートやダウンジャケット、厚地のカーディガンなどで寒さ対策が必要

4月:比較的暖かい日が多いものの、まだ肌寒い日もあるため、ジャケットやパーカーなどの上着が必要。

5月:薄手の長袖を用意。日によっては気温が高くなるため半袖もあると安心

夏(6~8月) 平均気温:23~30℃

6月:梅雨の時期はひんやりとする日もあるため、シャツや薄手のカーディガンを用意。湿気で蒸し暑い日用に半袖も用意する

7~8月:猛暑になる日もあるため、吸汗速乾素材や熱中症対策に通気性の良い半袖がベスト。日焼け防止や冷房の寒さ防止に羽織物を用意するのも良い

秋(9~11月) 平均気温:25~14℃

9月:厳しい暑さが続いているため、通気性の良い半袖や半ズボンを用意すると快適に過ごせる

10~11月:少しずつ涼しくなるため、ジャケットやカーディガンなどの上着は必要。11月は厚手の上着や防寒対策の用意を。

冬(12~2月) 平均気温:9~5℃

冬用のコートやダウンジャケット、マフラー、手袋、ニット帽、フード付きコートなど頭部から足元まで防寒できる服装を用意。

沖縄

季節 特徴
春(3~5月) 平均気温:20~25℃

長袖のシャツやカーディガンなどがあると便利。半袖と羽織物をセットで持っていくと気温に合わせて過ごせる

夏(6~8月) 平均気温:27~31℃

吸汗速乾素材や通気性の高い衣服で暑さ対策を意識した服装が必要。梅雨の時期は雨が多くなるため、雨具の用意も必須。

秋(9~11月) 平均気温:28~22℃

夏の服装も用意しつつ、朝晩の気温差で涼しくなる場合に備えて薄手の上着があると便利。9月は台風の時期で雨が多くなるため、雨具の用意も必須。

冬(12~2月) 平均気温:20~17℃

海風で寒く感じることがあるため、防風防寒を意識したナイロンのアウターがあると便利。冬は本州と変わらずコートやセーターを用意。

豪雪地帯の北海道や東北、北陸地方だけでなく、関東や東海、関西方面も雪が降る場合もあります。

比較的降雪が少ない九州や四国であっても、日中と夜の寒暖差のある時期もありますので、防寒具は必須です。マスクも、衛生面だけでなく保温性のある防寒具として役立ちます。

梅雨の時期はもちろん、夏の時期のスコールなど台風にも備えて雨具は必需品です。バッグに入れて所持できる折りたたみ傘がおすすめです。

防寒具や雨具はいざというとき時に活躍します。急遽、現地調達しなければならなくなると余計にお金がかかりますので、参加するシーズンに合わせて事前に準備しておきましょう。

合宿免許では“動きやすい服装”で安全運転を心がけよう

合宿免許では“動きやすい服装”で安全運転を心がけよう

合宿免許で第一に考えなければならないのは安全面です。服装選びも運転中の安全につながっていることを理解したうえで“動きやすさ”に重きを置いた服装を選びましょう。運転に適した万全の服装で臨めば、教習や試験でもスムーズに進められて最短日数での卒業も目指せます!

合宿免許への入校を検討している方は、今回紹介した服装の選び方や注意点をぜひ参考にしてみてください。

また、必要な服装やアイテムは、持ち物リストに記入しておくことをおすすめします。出発当日に慌てたり現地で困ってしまったりしないように、入念な準備をして合宿免許生活を楽しみましょう。

コーディネーターからの
ひとこと

合宿に行く地域によっても、気温差がある場合があるので服装選びは悩みそうですよね。事前に入校エリアの天気や気温などを検索し、どのような格好がベストか調べておくことも重要です!寒い地域なのに、薄手の服しか持ってきていないとなると、体調を崩してしまい、教習延期せざるを得なくなります。体調管理のためにも、事前調査を徹底しましょう。

合宿生活に必要な書類や持ち物などについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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