合宿免許のキャンセルはいくらかかる?手続き・支払い・相場の情報をまとめて解説

合宿免許のキャンセルはいくらかかる?手続き・支払い・相場の情報をまとめて解説

「合宿免許に予約して料金も払ったし、あとは入校を待つだけ!!」と安心していたにもかかわらず、「どうしても外せない用事が入ってしまい、合宿に参加できなくなってしまった…」という場合、キャンセル料がかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。特に、就職を控えた大学生や高校生などは、「急遽、就職先の研修が入ってしまい、合宿に参加できなくなってしまった」というケースも少なくありません。実際、合宿免許の申込み申し込みをしたうち全体の約3割の方がキャンセルをしているようです。
普通車の運転免許を取得したくてもやむを得ずキャンセルしなければならない状況は、誰にでも起こる可能性があります。では、合宿免許のキャンセルが必要なとき、どう対応すればよいのでしょうか。また、キャンセル料はかかるのでしょうか。

そこで今回は、合宿免許のキャンセル料について詳しく解説します。これから合宿免許への入校を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

※合宿免許さぽっとはクレジットカード払いに対応していません

合宿免許のキャンセルが発生する状況

合宿免許のキャンセルが発生する状況

一般的に、合宿免許では申し込んだ本人の都合により申し込みを取り消す行為をキャンセルと定義しています。キャンセルの定義に該当する場合には、キャンセル料が発生します。

「他校でよいプランを見つけた」「ローンの承認が下りなかった」「病気やけがで予定通り入校できなくなった」など、キャンセルの理由もさまざまです。

▼キャンセルが発生する状況の例

  • 入校日から卒業日までの日程のいずれかの日に、急に予定が入ってしまった場合
  • 病気やケガ、体調不良などにより入校日当日に現地に到着できない場合
  • 入校日を間違えてしまった場合
  • 寝坊や交通機関に乗り遅れてしまったことにより集合時間に間に合わない場合
  • 入校日やほかの自動車学校への変更をしたい場合
  • 一緒に参加予定の友達が参加できなくなり1人参加をしたくない場合 など

また、自然災害(地震・台風・大雨・大雪など)に伴う交通機関の運行停止や事故などに巻き込まれて、集合時間に間に合わない場合には、基本的にキャンセル料は発生しません。

例えば、過去には新型コロナウイルス感染症が流行し始めた時期に行政からの指示により教習所が一時閉鎖となった際は、キャンセル料は発生しませんでした。また、予約サイトや教習所側の手配ミスなど一般的に申し込み者側に起因しないキャンセルの場合にもキャンセル料の発生はありません。

キャンセルの手続き方法

どうやってキャンセルすればいいの?

どうしてもキャンセルしなければならない事情ができてしまった場合、何をすればいいのでしょうか?思わぬ急用によって、予約した期間に合宿免許へ参加できなくなることは珍しくありません。そのため、ある意味仕方がないことといえます。合宿免許を行う教習所はその辺りも理解しているため、キャンセルすることが決まったら、その旨をすぐに教習所へ連絡しましょう。

キャンセル手続きの初めの一歩として、自身の状況を明確に伝え、可能な限り早期に行動を起こすことが求められます。これは、追加の費用が発生するのを最小限に抑えるために重要です。

一般的なキャンセル方法

一般的なキャンセル方法

教習所に直接申し込みした場合は教習所へ、予約サイトを通して合宿を決めた場合は予約サイトへ連絡するという方法が一般的です。申し込み先とキャンセルの連絡先が異なると、スムーズに手続きができないため注意が必要です。

教習所や予約サイトへキャンセルの連絡する際は、コールセンターや指定の番号へ電話してキャンセル手続きを進めてもらいます。その後は、教習所もしくは予約サイトから今後の流れに関する説明があると思われますので、その指示に従いましょう。

合宿免許さぽっとを通じて申し込みした場合のキャンセル方法

  1. メールまたは電話で合宿免許さぽっとへキャンセルの連絡を入れます。
  2. キャンセル規定内の場合はキャンセル料の支払いが発生します。
  3. すでに費用の振り込みが完了している方はキャンセル料を差し引いた金額が返金されます。返金先の口座についてのやり取りが発生します。
  4. 合宿免許さぽっとより教習所へのキャンセルの連絡を行います。
  5. 教習所との連絡・返金先口座の確認ができ次第申し込み時の費用から振込手数料、キャンセル料を差し引いた金額が指定の口座に振り込まれます。基本的には、返金先口座の確認から3日程度で返金が完了します。

当社のキャンセル料に関する情報はこちらからご確認ください。
旅行条件説明書

キャンセルに関するトラブル

キャンセルに関するトラブル

申し込みをする前に、各教習所や予約サイトのキャンセルポリシーやキャンセル料がいつからかかるかなどをしっかりと確認しておきましょう。過去にはキャンセル料が想定以上に高かったためトラブルへと発展したケースもあります。

また、参加者都合で入校ができなかった場合にもキャンセル料が発生します。過去のケースでは、持病や違反歴があるにもかかわらず、適性相談や受験相談を行わなかったため後になってそれらが発覚し、入校を断られたケースもあります。さらに、タトゥーを入れている方の入校を受け付けていない教習所もあり、入校までに事前申告などをせず入校時に発覚しキャンセルへと発展したケースもあります。

申し込みをする前にはキャンセル料の発生条件等の確認も必要ですが、教習所の定めるルールや規定、入校条件などもしっかりと把握しておきましょう。入校直前に条件外であることが発覚した場合は多くのキャンセル料がかかってしまいます。

キャンセル料がかかる理由

入校希望者が申し込みをすると教習所側ではさまざまな手配を行います。例えば、教習関連の準備として、入校から卒業までのスケジュール作成(学科教習・技能教習・修了検定・卒業検定など)や教習車両数の確保、教員の人数 の調整などが挙げられます。これらは合宿免許で受け入れる多くの教習生がスムーズに教習を受けられるようにするために必要な過程です。

宿泊施設の手配や準備にかかるコスト・時間を回収するため

また、教習生の滞在先となる宿泊施設や食事付きプランを選んだ方の食事手配などの準備も行っています。宿泊施設は教習所直営の宿舎だけでなく、近隣のホテルやアパートと提携しているため、部屋を確保してもらうように提携先に手配します。

教習生ごとに申し込みプランが異なることから、一人ひとりの申し込み状況に基づいた手配をしなければなりません。これらには人件費と利用料がかかっており、キャンセルするとその作業にかかったコストや時間を回収することができないため、手数料としてキャンセル料が発生します。

当日キャンセルや無断キャンセルなどを防ぐため入校日ごとに人数枠を設けており、教習所側はできる限り満員を目指していますが、キャンセル者が出ることで人数枠に穴が空いてしまいます。繁忙期はキャンセル者が出てもキャンセル待ちの利用者で比較的穴を埋めやすいですが、閑散期では全体の申込者数が少ないため、空きの穴を埋めることが難しい傾向にあります。

このような状況を踏まえて、キャンセル料は、入校日に近づくにつれて価格が高くなります。当日キャンセルや無断キャンセルを避けること、安易な申し込みによってほかの方が申込みできない状況を回避することも、キャンセル料がかかる理由として挙げられます。

一度キャンセルした後に再度申し込むため

一度キャンセルした後に再度同じ教習所への申し込みをする場合は、教習所や宿泊施設の空き状況に応じて申し込み受付の可否が決まります。キャンセル後、空き枠があれば申し込みが可能です。ただし、一度キャンセルをしてしまうと、同じ教習所・宿泊施設に同じ日程で入校することが困難になるケースもあります。

特に人気の教習所や繁忙期にはキャンセル待ちをしている方も多いので、すぐに枠が埋まってしまいます。お申し込み時にはできる限り確実に合宿に参加できるスケジュールを押さえておきましょう。

キャンセル料が発生するタイミング

キャンセル料が発生するタイミング

合宿免許では、電話またはインターネットで予約を完了すると契約が成立します。基本的に、契約成立以降、予約を取りやめる際はキャンセル手続きが必要ですので、たとえ入金前であってもキャンセル料が発生します。ただし、予約完了日とキャンセル申請のタイミングによって、キャンセル料の請求金額は異なります。

例えば、『入校日から21日前までは無料』と記載されている場合には、入校予定日の前日から起算して21日目まではキャンセル料はかからないため、入校日の1ヶ月前に申し込みをして22日前にキャンセルしても、キャンセル料は発生しません。入校日から20日前に申し込みをした場合は、いつキャンセルしてもキャンセル料が発生します。以降は、1週間前まで、2日前まで、前日と入校日に近づくほど価格 が高くなります。

キャンセル料の目安

どのぐらいキャンセル料はかかるの?

合宿免許のキャンセル料が発生する時期やどれくらいの割合のキャンセル料になるかは、全国 各地の教習所や予約サイトなどのルールよって異なります。

本予約後の取り消しに関してはキャンセル料の支払いが設けられています。キャンセル料の例は次のとおりです。

取消日 キャンセル料
入校予定日の前日から21日目にあたる日まで 無料
入校予定日の前日から20日目~8日目にあたる日まで 教習料金の20%
入校予定日の前日から7日~2日目にあたる日まで 教習料金の30%
入校予定日の前日 教習料金の40%
入校予定日当日または無断キャンセル 教習料金の50%

実際に発生するキャンセル料や%の割合は各教習所により異なります。キャンセル料の詳細は、各教習所のウェブサイトや予約サイトでご確認ください。

キャンセル料の支払い方法

キャンセル料の支払い方法

合宿免許にかかる料金をすでに入金している場合や申込金を支払っている場合は、取消料金や手数料を差し引いて返金が行われます。支払いが済んでいない場合には、教習所や予約サイトの指定方法(銀行振込など)で支払います。振込手数料などの実費は本人が負担します。

運転免許ローン(運転免許クレジット・分割払い)を利用する場合、ローン審査を通過した後に申込者の都合で契約解除すると、本予約のキャンセル料金に加えてローン解約手数料を負担しなければならない場合があります。

なお、キャンセルをした場合はキャンセル料を支払わなければなりません。キャンセルに関する情報は、参加規程や旅行条件説明書などで詳しく案内していますので、必ず目を通しておいてください。

日程変更で対応できる場合もある

日程変更で対応できる場合もある

急用やそのほかの理由で合宿免許の入校予定日に入校できなくなった場合、入校日を変更することで、キャンセル料の支払いを免れることができる場合もあります。

キャンセル料金と同様に、いつまでに手続きを完了するかは各教習所によって条件が異なりますが、一般的には入校日の変更は可能です。

教習所によって、次のようなルールが決められていることがあります。

  • 入校予定日の21日前まではキャンセル料無料
  • 入校予定日の10日前まではキャンセル料無料
  • 2回目はキャンセルからキャンセル料が発生

また、入校日を変更する際は、夏休みや春休みの繁忙期で希望の日程に変更できない場合があるほか、プランの内容や料金が異なる可能性もあります。
日程の変更に関するルールや追加料金の詳しい情報に関しては、教習所や予約サイトで確認しましょう。

空きがないときはキャンセル待ちを狙う!

空きがないときはキャンセル待ちを狙う!

繁忙期や格安プランは人気があることから、なかなか希望日に予約ができないこともあります。ここまではキャンセルをする場合の知識や対応方法について説明してきましたが、ここからは予約したくても予約ができない場合に、どう対応したらよいか解説します。

キャンセル料がかかる理由の説明でも、”キャンセル待ち”について少し触れましたが、教習所ではキャンセルによって空いた枠を埋めるために、入校日直前でも申し込みを受け付けることがあります。そして、このキャンセル枠の予約を狙うのが”キャンセル待ち”です。

合宿免許のキャンセルは入校日の2~3ヶ月前にする方が多い傾向があります。そのため、キャンセル待ちをしたい方は、入校希望日の2~3ヶ月前ごろに教習所や予約サイトへ問い合わせをしてみましょう。入学希望日に幅をもたせることで、さらにキャンセル待ちで教習所へ申し込める可能性が上がります。

よりキャンセル待ちの可能性を広げるためには、提携校の多いサイトに問い合わせるのもポイントです。合宿免許さぽっとでは、全国各地の約80校以上の教習所と提携しています。このように広範囲のエリアに数多くの合宿免許先と提携している予約サイトを利用すれば、希望日に予約ができるチャンスが高まります。

どうしてもこの教習所に行きたいけれど、予約が埋まっていて申し込みができないという方はキャンセルが出る時期を狙って提携校の多い予約サイトに問い合わせや相談をしてみるのがおすすめです。

合宿免許さぽっとへのお問い合わせはこちら

直前の申し込みで慌てないためには事前準備が大切

キャンセル待ちは希望日に入校できるチャンスがあるものの、実際にキャンセルが出るタイミングは分かりません。場合によっては、入校直前でキャンセルが出ることもあるため、ただキャンセルを待っているだけでは、入校できないケースもあります。

例えば、アルバイトや学校の行事、仕事のスケジュール調整ができなかったり、必要な書類の用意が間に合わなかったり、ローン払いの審査が通らなかったりすることも考えられます。

ローン払いの審査には即日の場合もあれば約2週間程度の日数がかかる場合もあり、ローン会社によって期間が異なります。現金払いなら最短の手続きでスムーズですので、支払い方法についても検討する必要があります。

申し込む際に慌ててしまわないように、しっかりと事前準備をしておくことが重要です。

キャンセル待ちの可能性も考慮して早めの相談を!

キャンセル待ちの可能性も考慮して早めの相談を!

合宿免許のキャンセル料が発生する仕組みを理解し、それを避けるための準備と計画が必要です。一度予約を入れた後でも、個人の状況が変わり入校が難しくなることは誰にでも起こり得ることです。しかし、その影響は自分だけでなく、教習所のスケジュールや他の受講希望者にも及びます。特に、人気のあるプランではキャンセル待ちの方が多く、あなたの早めの行動が他の方のチャンスにつながることもあります。

入校日から逆算しよう

キャンセル料が発生しない期間を忘れように、予約をしたら入校日から逆算してキャンセル料の発生する具体的な日付を把握しておくとことをおすすめします。また、何らかの理由でキャンセルを余儀なくされた場合、教習所や予約サイトにできるだけ早くその旨を伝え、必要な手続きを行いましょう。これにより、キャンセル料を最小限に抑えることができ、キャンセル待ちをしている他の入校希望者に席を譲ることが可能になります。

しっかりと計画を立てて申し込みをしよう

キャンセルが必要になった際には、可能であれば別の日程への変更ができるかを視野に入れ相談することも忘れずに。この記事でも触れたとおり、キャンセルではなく日程変更などでキャンセル料が発生しないケースもあります。差額や手数料が発生する場合もありますが、キャンセル料を支払うよりはお金の節約にもなります。

合宿免許は通学の教習所と違い、入校後に決められたスケジュールを変更することは基本的にはできません。そのような特性を理解して、お得に、短期間で運転免許を取得するために予約時にはしっかりと計画を立てて申し込みをしましょう!

コーディネーターからの
ひとこと

合宿免許を予約したら、念のため入校日の何日前からキャンセル料が発生するかを確認し、該当の日を忘れずにカレンダーや手帳にメモしておきましょう!お客様の中には、早くから予定が入っていたことを認識していたにもかかわらず、キャンセルの連絡を入れ忘れてしまい、「気づいたときにはキャンセル料がかかる日に差し掛かっていた…」なんてこともあります。予定が変わり、合宿へ行けないことが分かった時点で、“忘れずに”早めにしかるべきところへ報告しましょう。

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