【運転免許】合宿免許に持っていけばよかった持ち物・荷物まとめ! 男女別も掲載!

合宿免許に必要な持ち物47選! 快適に過ごせるおすすめの持ち物

合宿免許の申し込み手続きが終わり、旅行気分で入校までの期間をワクワクしながら過ごしている方も多いのではないでしょうか?しかし、合宿免許に持って行く荷物の準備をしながら「何を持って行けばいいのかな?」「忘れ物がないか不安」という方も多いのではないでしょうか。普段使いの必需品はもちろんのこと、入校時に必要な物など用意する物はたくさんあります。

合宿免許の期間は最短で約2週間。自宅から離れた場所にある教習所に行くのであれば、忘れ物を取りに帰ることも難しく、近場にお店がない教習所であれば購入することも簡単ではありません。

合宿免許終了日まで不便なまま我慢することにならないよう、しっかりと事前準備を進めましょう。この記事では入校時や教習中、宿泊施設で必要な持ち物について詳しく紹介します。ぜひ参考にしてください!

目次

入校時に必要な書類・持ち物関係

入校時に必要な書類・持ち物関係

入校日当日の手続きに必要な持ち物は、合宿免許の予約後に郵送で送られてくる案内書に記載されている場合があります。しかし、そのほかの細かな持ち物は基本的に案内がありませんので前もって何が必要かを確認しておく必要があります。

ここでは入校する際に絶対に忘れてはならない重要な持ち物を4つ紹介します。忘れてしまうと入校ができないことがあるほか、書類によっては当日の準備では間に合わないこともあるため、最優先で準備しましょう。初日に書類を教習所へ提出することも考えられます。すぐに取り出せるように手持ちのカバンに入れておくと安心です。

1.本人確認のための身分証明書

 1.本人確認のための身分証明書 身分証明書は、以下の3つから1つを用意すればOKです。外国籍の方は在留カードも必要です。

1.     健康保険被保険者証

2.     パスポート

3.     住民票基本台帳カードあるいはマイナンバーカード(写真付)

ただし、身分証明書の住所は住民票に記載してある住所と同じでなければなりません。また、有効期限が切れていたり、合宿免許中に切れたりしそうな場合は事前に更新しておきましょう。なお、身分証明書はコピーではなく原本が必要です。

※外国籍の方の合宿免許に関する内容は「外国籍でも合宿免許に参加できるの??」をご覧ください。

2.運転免許証(お持ちの方のみ)

2.運転免許証(お持ちの方のみ) すでに運転免許証を所持している方は必ず持参してください。

コピーの提出は不可。運転免許証に記載されている住所が住民票の住所と異なる場合は住所変更を行い、運転免許証を紛失している場合は再発行を受けてください。

3.住民票抄本

3.住民票抄本 本籍地の記載があり、発行から3ヶ月以内、本人のみの住民票を用意してください。マイナンバーの記載は不要。外国籍の方は国籍の記載が必須です。
住民票の発行までに時間がかかる場合もあるため、早めに用意しておきましょう。

※合宿免許での住民票に関する内容は「合宿免許には住民票が必要? 取得方法や注意点、忘れたときの対処法」をご覧ください。

ワンポイントアドバイス
住民票の写しと似た証明書として『広域交付住民票』があります。これは、顔写真付きのマイナンバーカードや住民基本台帳カードなどの身分証明書があれば、住民票の住所以外自治体窓口、証明書発行コーナーなどで発行できる住民票の写しです。本籍地の記載がないため、入校時の手続きには利用できません。取得する際にはご注意ください。

4.印鑑(認印)

4.印鑑(認印) 朱肉を使って押印するタイプの印鑑を用意してください。

100円ショップで購入できるような印鑑でも問題ありませんが、シャチハタ・ゴム印は不可です。

合宿免許に持って行く基本的な持ち物

教習や宿泊施設の生活で「これは欠かせない!」という基本的な持ち物を14個紹介します。

数が多いためチェックリストをつくったり、こちらの記事を読みながら準備したりして漏れがないように工夫しましょう。宿泊施設によってすでに備えてある物や設備が整っている場合もありますので、事前に確認しておくと余計な荷物を持って行かずに済みます。

1.カバン・バッグ・キャリーケース

1.カバン・バッグ・キャリーケース 最初に合宿免許に持って行くカバンと荷物の量を考える方が多いのではないでしょうか。

荷物の出しやすさや両手が使えることを考えると、スポーツバッグやボストンバッグ、アウトドア用リュックなどが候補に挙げられます。
女性は男性より荷物が多くなりやすいため、移動しやすく持ち運びにも困らないキャリーケース・スーツケースがおすすめです。

荷物の量は、3~4泊分が目安と言われているため、カバン・キャリーケースの大きさも3~4泊用を選ぶとよいでしょう。

2.筆記用具

2.筆記用具 筆記用具は入校時の書類に記入したり、学科教習で勉強したりする際に必要です。シャープペンや鉛筆、消しゴムのほかにも、蛍光ペンやマーカーがあると勉強の際に役立ちます。

3.健康保険証

3.健康保険証 万が一、ケガや病気によって病院で診療を受けることを考えて健康保険証を持参しましょう。病院によっては健康保険証のコピーは受け付けてもらえないこともあります。

その場合、自費診療になり後日保険適用分を返金してもらう手続きが必要です。面倒な手間を省くためにも、原本を持って行くことをおすすめします。

4.現金・キャッシュカード・クレジットカード等

4.現金・キャッシュカード・クレジットカード等 宿免許の申し込みプランによっても変わりますが、例えば食事なしプラン(自炊プラン)の場合、外食費や食材費が必要です。また、食事付きプランでも休日に遊びに行くことを考えると、1~3万円ほどのお金を用意しておくと安心です。

教習所や宿泊施設の周辺にコンビニエンスストアやATMがある場合は、現金は最小限のみ用意してキャッシュカードを持って行くとよいでしょう。

キャッシュレス化が進んでいますが、支払い方法が現金のみのお店もありますので現金の持参は必須です。そのほか、仮免許の受験時には、仮免許試験手数料(1,700円)と仮免許証発行の費用(1,500円)が別途必要です。

5.着替えやパジャマなどの洋服類

5.着替えやパジャマなどの洋服類 路上教習では、運転に支障が出ないような動きやすい服装や靴が求められます。
スニーカーやボトムス、Tシャツなどは運転に集中できる服装を選びましょう。 トレーナーやジャージなど、動きやすい服装もおすすめです。夏場にサンダルを履いて行って、肝心のスニーカーを忘れることも考えられます。チェックリストつくって確認しながら荷造りをするのもおすすめです。また、約2週間の滞在日数であれば、衣類は3~4日分の洋服や下着があれば十分です。宿泊施設に設置された洗濯機を活用して上手に服装をローテーションしましょう。パジャマはホテル宿泊でも備え付けていない場合がありますので、事前に確認しておくと安心です。

※合宿免許での服装に関する内容は、「合宿免許の服装選びのポイントと入校前に押さえておきたい注意点」をご覧ください。

6.タオル類

6.タオル類 タオル類は宿泊施設に用意されていることもあります。
それでも洗濯が間に合わなかったり、夏は汗拭きに使ったりするため、自分でも数枚タオルを持参するとよいでしょう。また、普段から1日に複数回お風呂に入るような人も、必要であればタオルを持参することをおすすめします。ただし、バスタオルやタオルを複数枚持参する際には、圧縮袋などを使用して荷物が圧迫しないように工夫する必要もあります。

7.洗濯用品

7.洗濯用品 洗濯洗剤はボトルや箱で持って行くと荷物になるため、使う分だけ小分けにして持って行きましょう。こぼれる心配があれば、トラベル用に小分けしてある洗濯洗剤を購入する方法もあります。

宿泊施設によっては、コインランドリーが設置されており、有料で洗濯洗剤が利用できる場合もあります。事前に確認しておくと荷物を増やさずに済みます。洗濯ネットや洗濯バサミもあるとより便利ですが、こちらも荷物が圧迫しないように注意が必要です。

8.洗面用具

8.洗面用具 シャンプー・リンス・歯ブラシ・歯磨き粉などの洗面用具は必須です。ホテルの場合は基本的に用意されていますが、それ以外の宿泊施設では用意されていないこともあります。
近くにコンビニエンスストアがあれば調達できますが、到着した日から必要な物を買いに行くのは面倒という方、シャンプーやリンスにこだわりがある方は忘れずに持参しましょう。
自分でシャンプー・リンス・歯磨き粉などを準備する場合は、トラベルサイズや使い切りサイズを購入しておくと、帰りの荷物を減らすことができます!

9.身だしなみアイテム

9.身だしなみアイテム ヘアブラシや整髪剤などの身だしなみアイテムも持参しましょう。
学生寮のような宿泊施設ではアメニティが用意されていないこともあるため、必要であれば持っていきます。

10.スキンケア用品

10.スキンケア用品 毎日スキンケアをする方には欠かせない持ち物です。生活環境や気候の変化で肌荒れが起こることもありますので、普段使わないという方もトラベルサイズを用意しておくといざというとき役立ちます。

11.眼鏡・コンタクトレンズ

11.眼鏡・コンタクトレンズ 運転するときだけ眼鏡を使用する方は、うっかり忘れに要注意です。普段からコンタクトレンズを使用している方もケア用品や替えのレンズを忘れないようにしましょう。眼の不調でコンタクトレンズを使用できない場合に備えて眼鏡も用意しておくと安心です。

なお、入校には視力の条件があります。合格基準に満たない場合には教習を受けられません。下記に記載した“免許の視力合格基準”に満たない方や視力に不安がある方は、事前に眼科で視力検査を受けましょう。
入校時には合格基準に合った眼鏡・コンタクトレンズを準備しておく必要があります。カラーコンタクトやディファインコンタクトは原則禁止です。教習時だけでなく適性検査時や仮免許証交付用の写真撮影時でもNGとされています。合宿免許期間中は、透明のコンタクトレンズか眼鏡を使用してください。

▼免許の視力合格基準(眼鏡・コンタクトレンズ使用可)

中型第一種免許(8トン限定中型)、準中型第一種免許(5トン限定準中型)、普通第一種免許、二輪免許、大型特殊免許、普通仮免許 ・両眼で0.7以上かつ一眼でそれぞれ0.3以上

・一眼の視力が0.3に満たない場合、または一眼が見えない場合は他眼の視野が左右150度以上かつ視力が0.7以上

大型第一種免許・中型第一種免許(限定なし)・準中型第一種免許(限定なし)・けん引免許・第二種免許・大型仮免許・準中型仮免許 ・両眼で0.8以上かつ一眼がそれぞれ0.5以上

※深視力の合格基準

・三棹(さんかん)法の奥行知覚検査器で2.5メートルの距離で3回検査して、平均誤差が2cm以下

原付免許・小型特殊免許 ・両眼で0.5以上

・一眼が見えない場合、他眼の視野が左右150度以上かつ視力が0.5以上

出典:警視庁『適正試験の合格基準』

12.充電器

12.充電器 携帯電話の充電器はなくてならない持ち物です。忘れて周りの人に貸してもらうのも気を遣います。十分に充電できないままだと緊急時に使えないかもしれません。

パソコンやタブレット、電気シェーバーなどの電気製品も持参する場合はそれらの充電器も忘れないようにしましょう。

13.雨具

13.雨具 2週間もあれば、教習所と宿泊施設の行き来や買い物中、遊びで外出する際に雨が降ることもあります。

長傘は大きくて使いやすいですが邪魔になりやすいうえに忘れて帰ってしまう可能性もあります。持参する際には持ち運びしやすい折りたたみ傘を選ぶのがおすすめです。

14.ティッシュ・ポケットティッシュペーパー

14.ティッシュ・ポケットティッシュペーパー ポケットやバッグの中に忍ばせておくと、手が汚れたり、鼻をかみたくなったり、いざというときに便利です。宿泊部屋にもボックスティッシュを置いておくと安心です。

あったら便利な持ち物

毎日使う物から、いざというときに使える、あったら嬉しい便利な持ち物を10個紹介します。合宿免許中の生活をより快適にしてくれるはずです。

1.手持ちバッグ

1.手持ちバッグ 教習所では、学科教習・技能教習を受けたり、休憩したり、昼食を買いに行ったり、移動が多い日もあります。教本や文房具、ノートなどを入れるA4サイズのバッグがあると移動の際に重宝します。

教習所だけでなく休日の観光や空き時間の外出にも使えて一石二鳥です。

2.電源タップ・延長コード

2.電源タップ・延長コード 宿泊部屋はコンセント数に限りがあるため、複数人で部屋を使用する場合は複数コンセントを挿せる延長コードが役に立ちます。

スマートフォンやタブレット、ノートパソコン、ヘアアイロン、ドライヤーなど電気製品を多く持参する場合は差し込み口の多い電源タップがあると便利です。

3.ハンガー

3.ハンガー 少しかさばってしまいますが、洗濯物を干したり、上着を掛けたり、実はあると便利な持ち物です。

宿泊施設でハンガーの用意があったとしてもそれほど多くあるとは限りません。ハンガーが荷物になるのがいやな方は、物干しロープがおすすめです。

4.ドライヤー

4.ドライヤー ホテルであれば部屋に設置されていることが多くありますが、そのほかの宿泊施設では基本的に用意されていない、または共同のドライヤーを使用することになります。

毎日の順番待ちも大変です。風量が弱いことも考えられるため、自宅から持参するとよいでしょう。

5.目覚まし時計

5.目覚まし時計 スマートフォンのアラームもさまざまな音が流れるため便利ですが、「いつもの目覚まし時計の音で起きたい!」という方は自宅から持参しましょう。

合宿免許は限られたスケジュールで動くため遅刻は厳禁。寝起きに自信がない方はスマートフォンのアラームと目覚まし時計の両方を設置するのも一つの方法です。

6.常備薬・絆創膏

6.常備薬・絆創膏 慣れない環境による緊張・ストレスで具合が悪くなることや転んだり、ぶつけたりしてケガをすることも考えられます。体調が悪くなってからでは薬を買いに行くのも難しいです。

万が一のときに備えて、風邪薬や胃腸薬、下痢止め、頭痛薬、絆創膏などをそろえておくと安心です。

7.爪切り・耳かき・綿棒

7.爪切り・耳かき・綿棒 合宿免許での宿泊期間中、爪や耳のケアがしたくなる方もいるでしょう。爪が伸びるのが早い方や耳掃除をよくする方は、爪切りや耳かき、綿棒を持参してもよさそうです。

8.アイマスク・耳栓・イヤホン

8.アイマスク・耳栓・イヤホン 睡眠環境の変化や他人のいびき、歯ぎしりが気になって熟睡できないという声もよく聞きます。睡眠不足だと授業にも集中できなく、運転中の注意力低下にもつながります。

質のよい睡眠がとれるようにアイマスクや耳栓を用意するのもおすすめです。音楽を聴きながら眠りにつきたい方は、イヤホンやヘッドフォンがあるとよいです。

9.マスク

9.マスク 教習所や宿泊施設では複数の人たちと過ごします。新型コロナウイルス・風邪・インフルエンザ予防のためにも、しっかりとマスクを着用して予防することが大切です。花粉症の方もマスクを忘れずに持って行きましょう。
また、体調不良でスケジュールが延長になると追加料金が発生することもあるため、注意してください。

10.スリッパ

10.スリッパ 忘れがちなのが足元グッズ。ホテル以外の宿泊施設では用意されていないことが一般的です。衛生面が気になる方は、自分専用のスリッパを用意しておくと快適に過ごせるでしょう。

持っていけばよかったアイテム

実際に合宿免許に参加した方が「持っていけばよかった」と思ったアイテムを4つ紹介します。

1.暇つぶしアイテム

1.暇つぶしアイテム 相部屋であれば、ほかの教習生と仲よくなるためにカードゲームやゲーム機を持って行くのもおすすめです。
自由時間は学科の勉強をすることもありますが、本やマンガ、パソコン、タブレットなど自分の好きな暇つぶしアイテムを持参して楽しく過ごすのもよいです。

2. パソコン・タブレット

ノートパソコンのイラスト スマホでも十分ですが、パソコンやタブレットがあれば大画面で映画を見ることができます。
また、学生の方ならレポートを書いたり、ビジネスパーソンなら仕事をしたり、空き時間を有効に使えます。

3. ポケットWi-Fi

3. ポケットWi-Fi インターネット環境が整っている合宿免許先では、必ずしも持参する必要はありません。しかし、大勢の人がインターネットを利用する場所では通信速度が遅くなる場合や、電波が弱い場所もあります。頻繁にインターネットを接続したい場合には、ポケットWi-Fiを持参すると、いざというときに便利です。

4. モバイルバッテリー

モバイルバッテリーのイラスト 長時間教習所にいたり、相部屋でコンセントが使えなかったり、いつでも充電ができるとは限りません。

移動時や外出時にスマホの充電が切れてしまうと困るという方は、モバイルバッテリーがあると便利です。

5.カメラ

カメラ 合宿免許期間中に観光地巡りを計画している方は、カメラを持っていくことをおすすめします。スマホのカメラでも思い出に残すことはできますが、歴史的建造物や風景などをしっかりと残したい場合には、一眼レフカメラやデジカメを持参すると便利です。

男性が持って行くべき持ち物

男性が持って行くべき持ち物

すべての男性にとって身だしなみはとても大事です。ここでは、合宿免許に持参すべき男性の必需品を2つ紹介します。

1.電気シェーバー・カミソリ

1.電気シェーバー・カミソリ ホテルでは使い捨てカミソリが用意されているところもありますが、愛用の電気シェーバーがある方は持参したほうがきれいに整えられます。

2週間も髭を剃らないのは不潔に見られてしまう可能性もありますので、最低限のケアをするために持っておくと安心です。

2.シェービングフォーム

2.シェービングフォーム 髭剃りのシェーバーとセットで持って行きたいのがシェービングフォームです。普段使用している物なら、自分の肌に合っているので安心して使用できます。

女性が持って行くべき持ち物

女性が持って行くべき持ち物

次に、合宿免許に持参したい女性ならではの持ち物を5つ紹介します。

1.生理用品

1.生理用品 合宿免許中、生理期間にあたる予定の方はもちろん必須です。

不慣れな場所で生活していると、緊張や情緒不安定で予定より早く生理が来てしまうこともあります。サニタリーショーツやナプキンは持参しておくといざというとき安心です。

【ワンポイントアドバイス】
コンビニやスーパー、薬局が近くにない場合もあるため、すぐに買いにいけない状況も踏まえて少し多めに用意しておくことも大切です。入校時に持ち物検査をされることもありません。ご安心ください。

2.化粧品

2.化粧品 普段メイクをする方は必需品です。化粧品も意外とかさばりやすいため、アイテムを厳選して持って行くのがポイント。

移動中に割れてしまう可能性もゼロではないため、大切にしている化粧品は持って行くのを控えたほうがよさそうです。もちろんノーメイクでも問題ありませんので安心してください。

【ワンポイントアドバイス】
冬の時期はもちろん、夏場でもエアコンの冷房にあたって空気が乾燥しやすい環境では、肌の水分が抜けやすくなります。気になる人はスプレータイプの保湿ケアアイテムを持参すると安心です。また、喉の乾燥によって風邪を引き起こすこともありますので、講習中はこまめに水分補給を心がけましょう。

3.鏡・手鏡

3.鏡・手鏡 コンパクトミラーがあれば、休憩中に身だしなみを整えるのに最適です。邪魔にならずにストレスなくメイクができるサイズのミラーが一つあると便利です。

4.メイク落とし

4.メイク落とし メイクをする方は忘れずに準備したいアイテムです。忘れてしまうとメイクを落とせないまま寝ることになりますので必ず持ち物リストに入れておきましょう。

5.ヘアゴム・ヘアバンド

5.ヘアゴム・ヘアバンド ヘアゴムやヘアバンドは、メイクのときはもちろん、教習車を運転する際にも髪が邪魔にならないように使えるため持っておくと便利です。

季節に合わせて持って行きたい持ち物

季節に合わせて持って行きたい持ち物

合宿免許は教習所によってスケジュールが異なりますが、基本的には一年中いつでも入校できます。申し込む季節に合わせて必要な持ち物も変わります。ここでは、夏と冬に着目してそれぞれの季節に持って行きたい持ち物を7つ紹介します。

1.【夏】日焼け止め

1.【夏】日焼け止め 紫外線は7~8月にピークを迎えます。さらに、くもりや雨でも晴天時の約30~60%の紫外線が降り注いでいるため、太陽が出ていなくても日焼け対策は必要です。

運転中は紫外線が容赦なく車内に入ってくるため、「絶対に日焼けしたくない」という方は忘れずに日焼け止めを準備しましょう。

2.【夏】虫よけスプレー

2.【夏】虫よけスプレー 合宿免許で自然の多い地域に行く場合は、「知らないうちにたくさん蚊に刺された!」なんてことも考えられるため虫よけスプレーを用意しておきましょう。虫よけスプレーは夏場に活躍するアイテムです。学科教習や試験勉強など机に向かってじっと座っているときや技能教習で外に出るときに虫に刺されないようにスプレーしておくと安心です。刺されたときのために、かゆみ止めもあると安心です。

3.【夏】制汗剤

制汗剤 汗をかきやすい夏の時期は、自身の体臭が気になる方もいます。教習時間や相部屋などでほかの人たちと一緒に過ごす際に制汗剤を使用すると安心です。
制汗剤は体臭を防ぐ成分や冷感成分が含まれているため、汗を抑制してくれます。近くにお店があるとも限らないため、事前に準備しておきましょう。

4.【夏】水着

水着 海水浴やプールなどのアクティビティに出かける際は、水着の持参が必須です。合宿免許先によっては、レジャー施設の無料利用券をプレゼントするところもあります。無料利用券をもらってから現地で水着を購入すると余計な出費ですし、探すのも大変です。事前にどのような過ごし方ができるのかをリサーチして、必要に応じて水着を用意するとよいでしょう。

5.【夏・冬】冷房対策の羽織り

3.【夏・冬】冷房対策の羽織り いくら暑い季節でも、長時間冷気にあたり続けると体調を崩してしまうこともあります。教習所や宿泊施設には冷房が完備されているため快適に過ごせるものの、寒くなったときに一枚羽織れる洋服があると安心です。薄手のジャケットやカーディガン、シャツを用意しておきましょう。

6.【冬】カイロ

4.【冬】カイロ 寒い冬にはとても心強いアイテム。いつでもどこでも使用できるので重宝します。寒さの厳しい地域に行かれる方は、貼るタイプのカイロも用意しておくとよいでしょう。

7.【冬】手袋・マフラー

5.【冬】手袋・マフラー 外気は首元や手首から入ってきます。冬の時期、厚着をしてもなかなか温まらないときに着用できるように、手袋やマフラーなどの防寒具を用意しておくと安心です。

バイクの合宿免許で必要な持ち物

合宿免許は、普通自動車免許だけでなく、普通二輪免許(バイク)を取得するために行く人もいます。
全国には、普通二輪車用の合宿免許を実施している”自動車教習所”や”自動車学校”があります。普通車用の合宿免許と同様にバイクの技能教習時には、安全のために服装のルールが定められています。教習所によってもルールは異なりますが、基本的に用意が必要な持ち物を紹介します。

1. 長袖・長ズボン

フライトジャケットのイラスト バイクの教習では、季節関係なく、肌の露出がない服装の着用が求められます。そのため、夏でも長袖・長ズボンの用意が必要です。

また、教習では転倒することも多く、けが防止のため、膝・肘・背中などにプロテクターを着用することがあります。プロテクターは、教習所でレンタルできる場合が多いですが、事前に確認しておくと安心です。

2. グローブ

2. グローブ 指が動かしやすい革製のグローブを着用します。教習所によっては、“軍手でも可”とされていることもありますが、転倒時の安全性を考えると、革製のグローブがおすすめです。

3. ヘルメット

3. ヘルメット フルフェイスヘルメット、またはジェットヘルメットが必要です。普通二輪・大型二輪免許では、125cc以上用のヘルメットを用意しましょう。ヘルメットも教習所によってレンタル可能です。

教習所によってもルールが異なりますが、ヘルメットを選ぶ際のポイントとして以下の4つが挙げられます。

  • PSCマーク、JISマーク、SGマークがついている
  • 強い衝撃を受けたことがない
  • 頭を振ってもズレない
  • 顎紐が指1本分入る程度の長さで留められる

4. 靴

4. 靴 安全性を確保するためには、伸縮性や操作性を兼ね備えたライディングブーツがおすすめです。しかし、価格が高いこともあり、購入をためらう方もいるのではないでしょうか。
教習の際は、基本的にスニーカーでも問題ないとされていますので気軽に用意できます。ただし、足首を守るためにハイカットのスニーカーを推奨している教習所が多く見られます。スニーカーを着用する場合は、靴紐が解けて事故につながってしまう可能性もあるため、靴の内側に入れ込むようにしましょう。

合宿免許先に荷物を送ることはできる?

段ボールを渡すシーン

合宿免許先の場所や移動方法によって、大きな荷物を持って移動するのが大変な場合も考えられます。

実は、教習所によって荷物を宅配便で送れるところもあります。宅配便で発送する際には、一般的に以下のような注意点があります。

  • 大きさの制限や日時指定の有無
  • 発送元の氏名は本人名義が必須

教習所ごとにルールは異なりますので、送り方や送り先、いつまでに届けばいいかなど、送る際の注意点を確認しておくと安心です。ただし、入校日に必要な書類や住民票、印鑑、メガネなどは入校当日の手続きや適性検査ですぐに必要ですので、宅配便と一緒に送らないように気を付けましょう。

また、飛行機を使って現地に向かう場合には、空港で荷物検査があります。規定サイズや量を超える荷物は機内に持ち込めないため受託手荷物として預け入れが必要で、航空会社によっては別料金が発生します。持ち運びが大変な場合は、宅配便で届けることを検討しましょう。

荷物を最小限に抑えるためのコツ

荷物を最小限に抑えるためのコツ

入校日当日は、集合時間に間に合うように移動しなければなりません。約2週間分の荷物があまりにも多いと、運ぶのに手間取って移動がとても大変です。荷物はできる限り最小限にまとめましょう。

荷物を最小限に抑えるためのコツは、次の2点です。

  1. 現地調達と現地処分
  2. 宿泊施設のアメニティ・備え付けのものを使用

消耗品(シャンプー・リンス、ヘアケア、ボディシャンプー、洗濯洗剤、コンタクトレンズのケア用品、生理用品など)は、1~2日分だけを持参し、ほかの日数分は現地調達するのが賢明です。卒業時に処分すれば帰る際の荷物にならずに済みます。また、ホテルに滞在する場合には、こだわりがなければアメニティを使用するのも一つの方法です。タオルは1~2枚程度持参し、現地の100円均一やスーパーなどで調達もできます。

コーディネーターからの
ひとこと

普通免許であれば最低14日間は滞在することになるため、おのずと荷物も増えてしまうもの。荷物を最小限にしたい、荷物の準備をする時間があまりないという方は「ホテルプラン」が最適!教習所が用意している「寮プラン」は値段が比較的安く済むものの、備品は必要最低限しか置かれていないため、生活に必要となるものはすべて持参しないといけません。半面ホテルプランはタオルやパジャマ、歯ブラシや髭剃りなどを常備しているところがほとんどのため、荷物を少なめに、気軽に行きたい方にはおすすめのプランですよ!

持ち物に迷ったときにチェックしたいポイント

持ち物に迷ったときにチェックしたいポイント

持ち物リストを作成するときに迷ってしまう場合には、以下のように、必要な持ち物とそうでないものを見極めて選別するようにしましょう。

▼見極めポイント

  • 教習所と宿舎でどのように過ごすのかをイメージする
    過ごし方によっては、インターネット環境(ポケットWi-Fi)や暇つぶしグッズなどを持って行く必要があります。
  • 食事プランの選択状況から必要なものを選別する
    自炊プランなら日常的に愛用している調味料や食材購入分のお金、食事なしプランなら外食・弁当などを購入するお金が必要です。
  • 教習所・宿泊施設の周辺環境をチェックする
    近くに現地調達できる場所があるかを確認します。特にかさばるものや重いものは現地調達を優先的に考えましょう。

持ち物をまとめる際のコツ

持ち物をまとめる際のコツ

出発前にしっかりと持ち物リストをチェックしても、荷物をどこに入れたのか分からなくなることがあります。入校日当日は現地までの移動や入校手続きなど、やることがたくさんあるため、混乱してしまいがち。そんな時に、必要なものをすぐに取り出せないと慌ててしまいます。バタバタしないように、荷物をきちんと整理しておきましょう。

まとめる際は入校日に必要なものとそうでないものに分けて、初日に必要なものはキャリーバッグではなく手持ちのバッグに入れておきます。例えば、出発当日にすぐ必要になる交通チケットや入校時の必要アイテム(住民票、印鑑、筆記用具、眼鏡など)です。

下着類やタオル類、シャンプーやボディーシャンプー、歯みがきセットなどのアメニティ、充電器やコンセントなどの電子機器類など、種類や用途ごとに分けると整理しやすく便利です。また、透明なビニール製のチャック付きポリ袋に入れて小分けすると、中が見えて探しやすくなります。取り出しやすいことを考えて荷物をまとめるのがポイントです。

合宿免許に持っていくお金の目安

合宿免許に持っていくお金の目安

合宿免許では、申し込み時に支払うプラン料金以外にも、現地支払いの費用もありますので、あらかじめ予算の中に入れておきましょう。目安としては、15,000~20,000円+交通費の現金を用意しておくと安心です。

プラン料金以外にかかる費用

  • 仮免許学科試験料
  • 仮免許証交付料
  • 仮免学科再試験料
  • コインランドリーの使用料
  • 食費(食事なし・自炊プラン)
  • 娯楽費
  • 日用品代 など

あまりにも多く現金を所持するのは危険ですので、最低限の現金にとどめ、状況に応じて銀行やコンビニのATMで引き出すことをおすすめします。

持ち物を1つずつチェックしながら事前準備を進めよう!

持ち物を1つずつチェックしながら事前準備を進めよう!

今回は合宿免許で必要な持ち物を紹介しました。「思った以上にたくさんあるな」と感じた方も多いかもしれません。合宿免許へ入校する前に、必要な持ち物をリスト化しておくと、出発前の忙しいなかでも慌てることなく持ち物チェックができます。

また、入校時に必要な持ち物だけではなく、生活するうえで必ず使う物を忘れないように準備することも大切です。

「完璧に準備ができた」と思っていても、意外と漏れがあることもあります。出発前には必ずひととおり持ち物を確認しましょう。快適で充実した合宿免許にするためには、いかに事前準備をしっかり行うかが重要なカギといえそうです。忘れ物がないベストな状態で合宿免許に参加しましょう!

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