みなさん、免許を取る際に必要な視力があるのはご存知ですか?
意外と知らない方も多く、いざ教習所へ行って初めて知り、
視力が足りないため入校できませんでした…といった方もまれにいらっしゃいます。
視力以外にも必要な入校条件はありますが、
ここのページでは入校条件の中でも特に多くの方が注意しなければいけない
視力に関して記載させていただきます。
必要な視力はどれくらいなの?
では一体どれくらいの視力が必要なのでしょうか?
取りたい免許の種類によって変わりますが、今回は多くの方が希望される普通車に関してご説明させていただきます。
これには明確な基準があり、
①両眼で0.7以上かつ、一眼でそれぞれ0.3以上
または
②一眼の視力が0.3に満たない方、もしくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上必要
と法律で定められています。
従って上記①、②のいずれにも該当しない方はその時点で入校ができませんので注意が必要です。
特に合宿免許はあらかじめスケジュールが決められてますので、入校予定日に入校ができないと大幅に日程がずれてしまう場合もあります。
教習所によっては近くに眼鏡屋さんがあり作ってすぐ入校、なんてこともできたりすることもありますがレアケースでしょう。
少しでも視力に不安のある方は視力矯正をするものをあらかじめ用意してから合宿教習に臨みましょう。
矯正しても視力が満たない場合はどうすればいいの?
先ほど2つ条件を記載させていただきました。
このうち①の条件に満たない方もいらっしゃることかと思います。
その場合は②の条件を満たすか確認をしてみましょう。
②の条件の中に、「視野」といった普段の視力検査では見なれない言葉が出てきていることにお気付きでしょうか?
その名の通り、視力が条件に満たしている方の片眼の視野が150度以上あることが求められます。
ただ、自分の視野がどれくらいあるか分かる方は少ないかと思います。
そんな時はお近くの眼科か各都道府県にある免許センターの方に事前に相談をしておきましょう。
場合によっては視野を証明する「視野証明書」が必要になる場合もありますので、
確認はお早めにしておくことをお勧めします。
視力は条件を満たしているはずなのに視力検査で落ちてしまった…なぜ??
これもレアケースではありますが、今まで受けた視力検査や日常生活では特に支障がなかった方が、
教習所の視力検査で落ちてしまった…なんていった方も中にはいらっしゃるそうです。
原因の一つとして、目の使い過ぎや体調不良で一時的に視力が下がってしまうことです。
合宿前に学校のレポートを終わらせたい!そう思われて徹夜で望んでいざ教習開始、と思ったら視力検査で落ちてしまった…なんてお話もあったそうです。
そうなってしまっては元も子もありませんので体調管理をしっかりして合宿教習に臨むようにしましょう。
いかがでしたか?
すでに記載した通り、基準に満たない場合は入校できませんので、
少しでも不安に思われる方は事前に確認して、万全の状態で合宿教習に臨むようにしましょう!