合宿免許の入校日はいつがいい? 日程の決め方と当日の流れ、事前準備をチェック

【合宿免許】入校日の準備と当日の過ごし方

入校日は、合宿生活をスタートさせる大切な一日です。選ぶ時期によって費用や混雑状況、卒業までの期間が変わるため、安易に決めると「もっと早くすればよかった…」「この時期は混んでいて大変だった」と後悔につながることもあります。

また、申し込みを済ませてひと安心しても、「入校日には何をするの?」と不安に思う人も少なくありません。

そこで、本記事では入校日を決めるポイントや当日の流れ、事前準備などを解説します。

関連記事:合宿免許の申し込み手順と事前の確認事項、おすすめプラン13選

合宿免許の入校日とは?

合宿免許の入校日とは?

合宿免許の入校日とは、教習所での教習が始まる最初の日を指します。入校日は自由に選べるわけではなく、教習所ごとにあらかじめ日程が決められています。

一般的に次のようなパターンで決められています。

  • 週に数回、特定の曜日に設定
  • 1日おきに設定
  • 繁忙期と閑散期で回数を調整(例:繁忙期は週2回、閑散期は週1回など)
  • 車種ごとに曜日を分ける(例:ATは週の後半、MTは週の前半など)

このため、希望するプランや車種に合わせて事前に確認が必要です。特に友達と一緒に申し込む場合でも、普通車ATとMTでは最短日数が異なるため、スケジュールがずれてしまうことがあります。

入校日当日は入校手続きや適性検査に加えて、教習や合宿生活の説明が行われます。そのうえで、多くの教習所では初回の学科教習や技能教習が始まります。

入校日を決めるポイント

入校日を決める際は、料金だけでなく、前後の予定やライフスタイルを踏まえて検討することが大切です。しかし、プランの選択肢が多く迷ってしまう方も少なくありません。ここでは、入校日をスムーズに決めるための3つのポイントを紹介します。

料金を抑えるなら閑散期を狙う

プラン料金は、時期によって大きく変わります。繁忙期は予約が集中し、費用も高くなる傾向があります。一方で、比較的利用者が少ない閑散期は割安になるケースが多いです。
繁忙期と閑散期の月別状況は、以下のとおりです。

繁忙期・閑散期の月別状況

時期 相場
繁忙期 1月下旬〜3月、7月下旬〜9月上旬 30~37万円
閑散期 4~7月中旬、9月中旬~1月中旬 26~30万円

繁忙期は、学生に人気のシーズンで予約が集中しやすく、2月・8月は予約も料金もピークになる傾向にあります。閑散期の場合、入校時期によって20万円以下になることもあります。

合宿免許さぽっとの料金・費用相場はこちらでもご確認いただけます。

最短卒業日から逆算して日程を決める

最短卒業日から逆算して日程を決める

合宿免許では「最短〇日で卒業」と案内されることがありますが、実際にその日数で終えられるかは個人差があります。

 

入校日から卒業までは、次の項目をクリアしなければなりません。

  • 仮免学科試験
  • 修了検定
  • 卒業検定
  • 効果測定(第一・第二段階で各1回)
  • みきわめ(技能教習での習得レベルを確認)

いずれかに不合格になると補習・再検定が必要となり、予定していたスケジュールよりも卒業が延びることもあります。就職や進学など卒業後の予定が決まっている方は、最短卒業日に余裕を持たせ、逆算して入校日を決めると安心です。

学校・仕事などライフスタイルに合わせて選ぶ

学校・仕事などライフスタイルに合わせて選ぶ

入校日は、自分の生活や予定を考慮することが必要です。学生・アルバイト・社会人では事情が異なるため、それぞれの立場に合った判断基準を持っておきましょう。

学生の場合

長期休暇を利用すれば、友達と一緒に参加しやすく、予定も立てやすいのがメリットです。ただし春休みや夏休みは混雑して料金が高くなるため、時間に余裕のある大学生などは閑散期を狙うと費用を抑えられます。

また、学校の行事と入校日が重ならないよう注意が必要です。特に高校3年生や大学4年生は、春休みに入校すると卒業式と重なることもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

アルバイトの場合

合宿免許に参加するには2〜3週間のまとまった休みが必要となり、勤務シフトの調整が欠かせません。参加期間中は収入が減る可能性もあるため、給与面も考慮しておく必要があります。

また、繁忙期に休みが取りにくい職場では比較的落ち着いている時期を選び、勤務先には早めに相談しましょう。

社会人の場合

短期集中で免許を取得できる合宿免許は、仕事と通学の両立が難しい社会人に適しています。有給休暇を利用するほか、転職の合間や長期連休を活用するケースも多く見られます。

特にゴールデンウィークや年末年始は日程を確保しやすいですが、枠が限られて予約が集中しやすいため、早めの計画と申し込みが重要です。

入校日当日の流れ

入校日当日の流れ

教習のスケジュールは、一般的に入校日当日に発表されます。同じ日に入校した仲間と一緒に教習を受けるため、全員が同じ条件でスタートします。

当日の流れは次のとおりです。

1.集合・到着
指定された場所に集合します。交通手段の乗り継ぎや、前泊した場合は宿泊先からの移動を確認し、余裕を持って行動しましょう。

 

2.入校手続き
必要書類を提出し、教習所のルールや宿泊施設の案内など入校に関する説明を受けます。

 

3.適性検査
視力・聴力・色覚・運動能力など、運転に必要な基本項目をチェックします。

 

4.先行学科
検査後は最初の学科教習が始まります。教本に沿って交通ルールや標識、運転マナーなどを受講します。教習所によっては、この日に技能教習も行われることがあります。

入校日前に準備しておくこと

入校日を安心して迎えるために重要な事前準備を3つ紹介します。
以下をチェックして、出発前にしっかりとそなえておきましょう。

必要書類

必要書類

入校手続きには、以下の書類が必要です。

書類 詳細
住民票 本籍が記載され、マイナンバーが載っていないもの。

交付から3ヶ月以内有効。

本人確認書類 例:健康保険証やパスポートなど

運転免許(二輪・中型・大型、バイク免許の場合は普通車など)所持者は運転免許証の提示が必要。

印鑑 認め印(シャチハタ不可)を用意
在留カード(外国籍の方のみ) 在留資格や期間の条件を満たしているカード

書類はすべて原本が必要です。住民票は仮免許証の交付に使用されます。不備や記載の相違があると入校できない場合があるため、必ず事前に確認しておきましょう。

関連記事:合宿免許で住民票が必要になるケースと提出時の注意点とは?

必須な持ち物

必須な持ち物

約2週間の合宿生活を快適に過ごし、教習を順調に進めるために必要な持ち物を紹介します。忘れ物があると教習や生活に支障が出ることもあるため、出発前に確認しましょう。

 

▼合宿免許に必須な持ち物

持ち物 説明
健康保険証 ケガや体調不良時に必要となるため、原本を持参する
眼鏡・コンタクトレンズ 普段使用しているものを持参する。視力が基準に満たないと入校・技能教習の受講不可。
筆記用具 シャープペン、消しゴム、マーカーなど
運転に適した服・靴 長袖・長ズボン、スニーカーなど安全運転ができる服装を準備、サンダルやヒールは不可
洗面用具・タオル・着替え 日常生活に必要。防寒具や日焼け止めなど季節に合わせて準備。

関連記事:合宿免許に必要な持ち物は? 必須アイテム・季節別・チェックリスト付きで忘れ物ゼロ!

前泊や送迎バスの利用確認

合宿免許は全国で実施されていますが、地域によって交通事情が異なります。遅延や乗り継ぎトラブルを見越して、余裕のあるスケジュールを組むことが大切です。遠方から参加する場合は、前泊が必要になることもあります。

また、多くの教習所では最寄り駅やバス停から送迎バスを運行しています。ただし、本数や出発時間が限られているため、利用する場合はあらかじめ集合場所と時刻を確認しておきましょう。

入校日に関する注意点

入校日には注意すべき点があります。ここでは、特に気をつけたい2つの注意点について説明します。

遅刻・欠席したときの取り扱い

当日欠席や集合時間に遅れると、入校できない場合があります。やむを得ず遅れる場合は必ず教習所へ連絡しましょう。ただし「何分以内なら大丈夫」といった共通ルールはなく、対応は教習所ごとに異なります。

送迎バスを利用する場合も発車時間が決まっているため、一本逃すだけで間に合わなくなる可能性があります。余裕を持って到着できるように、前日までに移動ルートや時間を確認しておきましょう。

直前キャンセルや日程変更の扱い

合宿免許のキャンセルや日程変更は、申し込み先の規定に従います。一般的に入校日の21日前までなら無料で手続きができますが、それ以降はキャンセル料が発生します。日程変更も20日前を過ぎるとキャンセル扱いになることが多いため注意しましょう。

急な予定変更やキャンセルは大きな負担になるため、その可能性がある場合はできるだけ早めに申し込み先へ連絡して確認しましょう。

関連記事:合宿免許のキャンセルはいくらかかる?手続き・支払い・相場の情報をまとめて解説

自分に合った入校日を選んで効率的に免許取得を!

合宿免許は、短期間で効率的に免許を取得できる便利な方法ですが、入校日の選び方や準備の仕方次第でスムーズさが大きく変わります。

自分の予定や希望に合わせて日程を決め、必要書類や持ち物を整えておけば、初日から安心して合宿生活を始められます。ちょっとした準備不足がトラブルにつながることもあるため、入校日当日になって慌てないように余裕を持って準備することが大切です。

入校日は無理のないスケジュールで選び、充実した合宿生活を送りましょう。

コーディネーターからの
ひとこと

入校日の1週間前までには必要な書類や持ち物を準備し、集合場所までの交通ルートをしっかりと把握しておきましょう。入校当日に必要なものを忘れた場合は、入校条件に満たしていないと判断されその場で一時帰宅となり、必要書類がそろってから再入校となるケースがほとんどです。安易に「なんとかなる」と思ってはいけません。また寝坊などで遅刻して集合時間に間に合わなかった場合も同様に入校できずに一時帰宅となります。たくさんの教習生が集まる場所なので、集団行動を意識していきましょう。

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