みなさんは「無線教習」をご存知ですか??
これも第一段階の技能教習のカリキュラムにある教習なんです!
(実施に関しては任意なのでやってない教習所もあります。)
ここでは、無線教習についてどういう教習なのかご紹介します!
無線教習とは
通常の技能の教習であれば、同じ車両に教官の先生が乗り、運転技術の指導をしてもらいます。
そうなると無線を使っての技能教習ってまったくイメージがつきませんよね。
無線を使っての教習では、教官は同じ車両に乗りません。
生徒おひとりで車両に乗り、運転練習を行っていただきます。
その間、本来同じ車に乗るはずだった教官は、無線室と呼ばれるコース全体を見渡せる場所から、生徒が運転する車を複数車両同時に無線で指導をしていきます。
・・・いくら教習所内のコースを走っているとはいえ、一人で運転するのは緊張しますね!!
し か し
この無線教習、先ほどのチラッと言いましたが任意なので、必須項目ではないのです。
もともとの方針で無線を使っての教習を取り入れていない教習所ももちろんありますし、
実施している教習所でも生徒の運転技術がまだ未熟なうちには実施をしない、と決めている場合もあるようです。
逆説的にいうと、仮に授業を進めていく中で無線での教習が実施されたら、もしかするとあなたは先生たちから
自動車の運転の技術に関してはお墨付きをもらった、と思ってもいいかもしれませんね。
ちなみに無線を使っての教習が行われる際、普通車の教習の場合は3時限を超えない範囲でという決まりがあります。
どういう内容??
内容は『基本操作と基本走行』についてのみ行うことができるとされています。
簡単にお伝えすると指導員が見える範囲での簡単な教習、すなわち教習所内での運転時のみ、無線教習が行われる可能性があります。
路上での教習を無線で行われたとしたらそれこそ不安しかないですもんね。
また無線教習は復習項目としてしかできないので、まだ学んでいないことをいきなり無線教習でやらされることはありません。
基本的にはどこどこを走ってください、などといった指示も逐一あるわけではないようですので、
事前に無線教習コースをよく把握しておくことが一番緊張せずに教習を行うことができる方法といえるでしょう!!
ある程度リラックスした状態で受けることが好ましいですが、無線はつねに指導員をつながっているのでお忘れなく!
注意や指導を受けた後の小さいな不満…なんかも聞こえてしまうので、気を付けてください!
横にいない分、自分のペースで運転できるので、いつもの教習よりはリラックスできそうですね。
いかがでしたか??
入校する教習所でこの無線教習が行われるかどうかは分かりませんが、
カリキュラムを確認した時『無線教習』の文字があってももう焦る必要はありませんね!!