以前、効果測定に関しての仕組みを記載させていただきました。
ここでは、実際にどんな問題が出るのかを書いていきたいと思います。
教習所に入校されてから一番最初に行われる試験になることかと思われますので、
不安に思われている方も多いはず。
早速見ていきましょう!
試験時間と問題形式は??
まず、以前お伝えしきれなかった試験時間と問題形式に関して書いていきます!
試験時間に関してですが仮免前に受けるものと、卒検前に受けるもので変わってきます。
それぞれ仮免前に受けるものがおよそ30分、卒検前に受けるものがおよそ45分となっています。
(教習所によって多少違いがあるようです。)
試験自体はパソコンで受けていただく場合がほとんどですが、
仮免許学科試験と同じく、マークシートでお答えいただく場合もあるようです。
問題形式は○×となっています。
どんな問題が出るの??
では、効果測定ではどんな問題が出るのでしょうか??
仮免前の効果測定では第一段階で学んだ内容がでてきます。
基本的には教習所から配布されるテキストを見ていれば問題なく解けるような、
基礎的な知識のものが多いです。
ただ、中にはひっかけ問題のようなものも存在しています。
よく出題されるのが標識に関する問題です。
一方通行の標識と左折可能の標識のように色の配色が違うだけで、
形はほとんど同じものがいくつか存在するので、そこに対しての対策は必要となるでしょう。
対策としてはまずは色で覚えるのもいいかもしれません。
赤色は禁止や危険を促すもの、黄色は注意を促すもの、青色は案内を表示するものなどです。
また、その他にも下記のように一時停止や減速に関しての問題も多いようです。
◆黄色の灯火の点滅信号は、他の交通に注意して徐行しなければならない。
答えは×になります。
黄色の点滅信号は、他の交通に注意して進めば良いので徐行の義務はありません。
このように、ちょっとした言葉の意味によって答えが変わってくる問題が多く出題されるようです。
普段の授業から、教習所の方も特に注意するよう教えてくださるはずですので、
しっかり頭に入れておきましょう。
卒検前の効果測定では、第一段階・第二段階全てを通しての問題が出題されます。
いわば教習所を卒業した後に試験場で受ける本免試験を想定した問題ですので、
確実に受かるようしっかり復習しておきましょう。
教習所により規定は変わりますが、
中には複数回合格をしなければいけな教習所もあります。
また、問題の多くがひっかけ問題となっていますので、
数多く問題をこなし、知識として定着させるようにしましょう。