日本に住んでいる外国籍の人のなかには、日本での免許取得を考えている方もいるとおもいます。
ここでは、外国籍の方が合宿免許に参加するために必要なもの、
実際に参加したらどんなサポートがあるのかなどご紹介します!!
合宿免許に参加する条件は?
まず、外国籍の方でも免許合宿に参加できます!
参加するために必要なものが、
●在留カード(合宿参加期間中に在留期間が切れないこと)
または外国人登録証明書
●国籍が記載された住民票(在留期間が記載されていること)
この2点がそろえれば申し込むことができます。
言語のハードル
最も努力が必要なのが『言語』です。
ほとんどの合宿免許では外国語での教習が行われていません。
また、学科教習も技能教習もすべて日本語で行われるため、
一定の学力と日常会話はもちろん、日本語の読み書きの能力が求められます。
自動車にまつわる単語も知っておく必要があるでしょう。
「直進」「左折」「右折」「歩行者」「進路変更」「横断歩道」「信号」などは
覚えておきたいですね!!
中には、中国語や英語を話せる教習指導員もいますが、そんな方がいる教習所に入れるのか
入れたとしても自分を担当してもらえるかわかりません。
教習所によっては、中国人のサポートスタッフ(通訳や生活の相談役)がいてくれたり、
英語や中国語が話せる指導員を新たに用意している。というような教習所が少しずつ増えてきています!
試験について
学科試験についてもやはり日本語で行われますが、
免許取得の学科試験(運転免許試験場で行われる試験)では、英語をはじめ中国語などの外国語に対応しています!
しかし、都道府県によって対応している言語が異なっているため、どの言語で受験ができるのかは予め行政にお問い合わせください。
また、英語がわかるのであれば入手しやすい英語の教科書を使うことで日本語で学んだ部分を補うことができますね。
仮免学科試験は日本語のみの教習所がほとんどです。
自ら学ぶ姿勢!
前述のとおり、外国籍であっても免許合宿に参加することはできますが、ほとんどの教習は日本語で行われるため語学力は必要になってきます。
その中で「今日学んだことを振り返り、疑問点を確認する」というような姿勢は大切かもしれませんね。
語学の面でハードルはありますが、年間多くの外国籍の方が合宿免許に参加して、免許を取得しています。
中には年間で200名を超える外国籍の方が入校する教習所もあるんです!すごいですね!
いかがでしたか??
入校する面でのハードルはそんなに高くありませんが、
教習が始まってからは少し大変かもしれませんね。
ですが、教習所に行くと教官以外にも同じように教習に参加している人たちがいます。
周りの人に頼って、一緒に教習を乗り越えることも合宿免許の醍醐味かもしれませんね!