普通車や中型免許の限定解除については以前ご紹介しましたね!
大型バイク免許は以前は運転免許試験場の『一発試験』という方法でしか取得できないため、ライダーたちにとっては憧れの運転免許でした。
限定解除審査で合格するのがとにかく困難で合格者は5%と言われていたそうです!すごいですね!!
ここでは、『二輪免許の限定解除について』ご紹介します!
①限定解除
バイク免許の限定解除には、7パターンあります。
大きくはAT限定条件を解除する場合、排気量が変わる場合になります。
学科教習はありません!
以前『AT車とMT車の違い~二輪車~』で限定解除について少し触れていますね!
限定解除の教習スケジュールです。(教習時限数はそれぞれ異なります。)
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〇小型限定普通二輪免許(125cc)
⇒普通二輪免許(400cc以下)技能5時限
⇒普通二輪AT限定免許(400cc 以下)技能3時限
〇小型限定普通二輪AT免許(125cc)
⇒普通二輪免許(400cc以下)技能8時限
⇒普通二輪AT限定免許(400cc 以下)技能5時限
↑小型限定解除は排気量の小型限定を解除するためのものです。(125cc⇒400cc)
⇒小型限定普通二輪免許(125cc)4時限(ATの限定解除です。)
〇普通二輪AT限定免許(400cc 以下)⇒普通二輪免許(400cc以下)技能5時限
〇大型二輪AT限定免許(650cc以下)⇒大型二輪免許(排気量無制限)技能8時限
(※ATはオートマチック車、それ以外のATがついていないものは全てマニュアル操作が必要です。)
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この7パターンですね!
ここで注意が必要なのは、普通二輪免許から大型二輪免許を取得する場合は限定解除ではなく、単に普通二輪免許所持という扱いになります。
つまりは限定解除ではなく、大型二輪免許取得の教習を受けていただく必要があります!
なお、この二輪免許の限定解除はほとんどの教習所で、合宿免許が行われていません。
限定解除では学科教習がないので、1日に数時間の技能教習だけでは少し時間は余ってしまいますね・・。
③費用
合宿がほとんど行われていないので、通学での平均的な値段をご紹介します。
二輪免許の限定解除は、技能時間も短いためだいたい5万~7万弱といったところです。
卒業生割引を行っている教習所もあるので、後々限定解除をする可能性があるなら、あらかじめそういう割引がある教習所を選択するのもオススメです!
限定解除だけでなく、普通二輪免許を取得したのちの大型免許を取得するときにも適用される割引があったりもします!
いかがでしたか?
通勤通学のために小型二輪を取ったのち、ツーリングに目覚めてしまい限定解除をして、
普通二輪車を運転するようになったという方もいるように、とても魅力がある二輪車。
残念ながら免許合宿での限定解除はご紹介できませんでしたが、
二輪免許の限定解除についてなにか少しでも参考になれていたらうれしいです!!