大型免許については以前『【大型車編】入校条件は??』で少しご紹介しましたね!
ご存知かもしれませんが、大型免許の取得までの流れが平成19年6月以降の改正後大幅に変わりました。
以前は構内試験に合格すれば、免許発行となっていたものが、『路上練習』『路上試験』『取得時講習』が新しく追加され、
試験車両も長さ8メートルから約12メートルに変わりました。
この改正によって、一発試験の難易度が上がり合宿で取得される方多くなりました。
3年以上の運転経歴があっても、大型車ではみなさん初心者です!
今回は、大型免許取得にかかる合宿免許での最短日数や、教習カリキュラムについて
ご紹介します!!
所持免許で異なる日数
大型免許を取得するにあたり、ご自身の所持免許によって内容が変わってきます。
まず、中型・普通免許、大型特殊免許を所有し、その経歴が通算3年以上経過していることが条件です。
最短日数は以下の通りです。
普通車MT⇒12泊13日
中型⇒6泊7日
中型8t限定MT⇒8泊9日
準中型⇒10泊11日
大型特殊⇒18泊19日
中型免許を持っていると8日間ほどで大型免許の取得ができるんですね!
教習カリキュラム
これも所持免許別にご紹介します!
普通車MT⇒技能教習:第一段階 12時限・第二段階18時限/計30時限 + 学科教習:1時限
中型⇒技能教習:第一段階 5時限・第二段階9時限/計14時限
中型8t限定MT⇒技能教習:第一段階 8時限・第二段階12時限/計20時限
準中型⇒技能教習:第一段階 5時限・第二段階9時限/計14時限
大型特殊⇒技能教習:第一段階 18時限・第二段階27時限/計45時限 + 学科教習:4時限
教習カリキュラムをみると、技能教習ばかりですね。
普通車ATからでも大型免許の取得はできますが、大型車はすべてマニュアル車でクラッチ操作があるので、
AT限定免許をもってる方はまず限定解除をして、MT車の運転に慣れてからの取得をオススメします!!
技能第一段階では『ブレーキ操作』『ハンドル操作・車両間隔』『ギアのチェンジ操作』が難しいといわれています。
第一段階でしっかりコツをつかんで、第二段階の路上へ進みましょう!
大型二種免許について
二種免許については以前『【二種免許編】入校条件は??』でご紹介しています。
路線バスなどの旅客運送用の大型自動車、30人以上乗れる観光用バスや路線バスを運転するには、【大型二種免許】が必要になります。
こちらの合宿免許での取得が可能です!
日数的には、一種免許を比べて+4日ほどです。すでに大型免許を持っている場合は最短で8日ほどです!
この大型二種免許は、乗客の命を預かるという観点から試験の採点が厳しく、適性検査や学科試験も基準が高く設定されています。
いかがでしたか?
大型免許を取得するのは、少し難しく感じますね。
でも基本的な操作が身につくと大きな車体で走ることが楽しめるようになり、視界が高くて広いので「トラックで走るのは気持ちいい!!」という方が多くいらっしゃいます!