以前、検定について詳しくご紹介します!お伝えしてたので、今回は「修了検定」「卒業検定」についてご紹介します!
「卒業検定ってどんなことをするの??」で卒業検定については少し触れているので、「修了検定」を詳しくご紹介します。
修了検定
第一段階の最後の技能検定です。この検定に合格すれば、仮免学科試験が受けられます!
以前もお話ししましたが、検定は減点方式。持ち点が70点未満になると不合格になってしまいます。
第一種が70点、大型と中型は60点、第二種が80点です。
試験中に点数を下回るとその時点で中止となります。
項目は多数ありますが、それぞれの減点は100点・5点・10点・20点です。
一発アウト
よく聞く言葉ですが、要はそのミスをしてしまった時点で検定が終了してしまうミスです。
100点減点のことをしてしまうと終わってしまいます。
ではどのようなことをしてしまうと一発で試験中止になってしまうんでしょうか?
==========================================
●信号無視(赤色等)
●指定場所一時不停止(一瞬停止も一時不停止とみなされる)
●右側通行(意味もなくセンターラインはみ出し)
●歩行者等保護違反(直接歩行者等を傷付ける場合の他、渡ろうとしている人がいる横断歩道で一時停止しない場合も含む)
●検定員補助発生(検定員が助手席側補助ブレーキを踏む事や助手席からハンドル操作をされるなど)
●(坂道発進時の)後退(一定の距離を越えた場合。それ以外は減点)
●走行不能(発進不能、通過不能)
●脱輪(正しく脱輪から脱出すれば減点のみ)
●路肩停車などで縁石を擦る
=========================================
坂道発進時の後退や、走行不能はMT車両を運転している教習生に多く起こりがちです。
修了検定に合格するコツ
①検定員には挨拶返事をしっかり行う。
⇒好みによって合否が左右されることはありませんが、お互いが気持ちよく検定を行えるようにしましょう。
②車に乗る前の安全確認
⇒減点対象ではありませんが、行っておくにこしたことはありません。
③もっとも重要な右左折時の安全確認
⇒正しく安全確認をしても助手席の検定員に伝わらないと意味がありません。少し大げさに行いましょう。
④メリハリのある運転
⇒直進ではしっかり加速し、カーブでの手前ではしっかり減速し、メリハリのある運転を行いましょう。
⑤コースミスは減点の対象外なので慌てない。
⇒コースを間違えてしまい、それによる焦りからミスを連発してしまう方がいらっしゃいます。コースミスは減点対象外なので、落ち着いて検定員の指示に従いましょう!
いかがでしたか?
第一段階の技能教習で学んだこと、みきわめでできたことを無駄にしないように、落ち着いて検定を受けてくださいね!
検定を受けられるという事は、みきわめで「良好」をもらい、第一段階の技能を修了しても問題ないと判断されているわけですから!
一度「落ちた!」となってしまっても、落ち込まずに次の検定に向かいましょう!