運転免許取得を目指して教習所を探す際、『公認』と『非公認』の二種類があることを意識している方は少ないかもしれません。しかし、これらは教習内容や受験方法から根本的な教習所の成り立ちまで異なるため、違いを理解しておくことは非常に重要です。
後で困らないように、申し込み前にしっかりと『公認』と『非公認』の違いを理解しておきましょう。
ここでは、この二つの異なる部分やそれぞれのメリット・デメリットを解説します。さらに、おすすめの合宿免許プランを紹介します。
目次
公認教習所と非公認教習所とは?
はじめに、公認教習所と非公認教習所の基本的な違いについて説明します。
公認教習所(指定自動車教習所)
公認教習所とは、公安委員会の指定を受けた自動車学校のことを指します。
正式には指定自動車教習所といいます。
公認教習所では、次の基準をクリアしなければなりません。
- 人的基準:資格のある指導員が配置されている
- 物的基準:コースの面積や作り方、学科を勉強する教室が設置されている
- 運営基準:教習(学科教習・技能講習)の内容が道路交通法令の定める基準に適合している
公認教習所として認定されるには、厳しい条件があらかじめ定められています。
そのなかでも、特に重要な点は『技能検定員(教習課程で行われるテストをチェックする資格)と教習指導員(運転の技術を教える資格)を置く必要がある』ということです。
どちらも国家資格で、資格の取得には公安委員会によるチェックや研修を合格する必要があります。
非公認教習所
非公認教習所とは、公安委員会の指定を受けていない自動車教習所の総称です。
公認教習所(指定自動車教習所)と異なり、教習所内での各種試験の実施が認められていないため、技能試験や学科試験は運転免許試験場にて受験する必要があります。非公認教習所には、『届出自動車教習所』と『指定外自動車教習所』の二種類があります。
非公認教習所では、公認教習所とは違い、何時間教えなくてはいけないか、どんな授業をしなくてはいけないかなどの決まりもなく、それぞれの教習所が独自の内容で教習を行っています。教習時間数を最小限に抑え技能練習に重点を置いた教習所もあり、教習所によって教習時間や内容が大きく異なります。 そのため、練習を少なく、かかるお金も少なくすることができる点が特徴です。
届出自動車教習所
届出自動車教習所は、公安委員会に指定の届出を提出している教習所です。
届出を提出した教習所に対しては、公安委員会が指導または助言をすることができる、といった決まりがあります。テストの実施はできませんが、特定届出自動車教習所といわれる、国家公安委員会規則で定められた特定講習を実施できる届出教習所もあります。
特定講習を受けることで、本免試験合格後の取得時講習(自動車等の運転に関する講習、応急救護処置に関する講習)受けなくてもよいとみなされます。
指定外自動車教習所
公安委員会の指導を受けない、つまり公安委員会への届出を提出していない自動車教習所のことです。
車の運転の練習をすることを主として行われることが多く、教習所によっては練習コースを設けていないところもあります。教習所を探す際には費用以外にも施設なども確認することが重要です。
公認教習所のメリット・デメリット
ここからは、公認教習所のおもなメリットとデメリットについて説明します。
メリット
公認教習所では、合宿免許と通学免許を実施しているところがあります。非公認教習所との違いによるメリットだけでなく、通学免許と比較したメリットもありますので、そのメリットを4つ紹介します。
1.運転免許センターでの技能試験が免除される
1つ目は、公認教習所を卒業すれば、試験場で行われる技能試験が免除されるということです。
これは、公認教習所が国家資格を持つ指導員による指導と高水準の教育を提供していることを意味します。最終段階で技能試験が免除されることで、負担が大幅に軽減されることは、大きなメリットといえます。
2.教習の質が安定している
2つ目は、教習の質が安定している点です。公認教習所での教習時間や教習内容は、普通自動車や大型自動車、二輪車など、どの車種であっても規定水準のカリキュラムに基づいて行われます。
また、指導員数や教習設備も、公安委員会が定めた厳しい基準を満たしています。難易度の高い国家試験に合格した指導員から質の高い指導を受けられるため、安心して免許取得を目指せる環境が整っています。
3.教習で慣れたコースで試験を受けられる
3つ目は、教習で慣れたコースで試験を受けられる点です。公認教習所では、仮免許証を取得するための修了検定と卒業証明書を取得するための卒業検定(卒検)が教習所の校内コースと路上コースで実施されます。普段から技能教習で運転するコースと教習車で受験できるため、心理的な負担を軽減し、落ち着いて試験に臨めるでしょう。
4.スケジュールに沿って短期間で卒業できる
4つ目は、短期間で卒業できる点です。公認教習所での合宿免許は、短期間で効率的に運転免許取得を目指せるメリットがあります。最短日数は、普通AT車が約14日、MT車が約16日です。
同じ公認教習所であっても、通学免許では自身の都合どおりにスケジュールを進められるとは限りません。合宿免許であれば、教習の予約を取ったりキャンセル待ちをしたりする必要がありません。決められたスケジュールに沿って集中して教習を受けられるため、短期間で効率よく運転技術を習得できます。
デメリット
非公認教習所と比較したデメリットは、いずれも厳しい条件をクリアしているからこそ生じるものです。裏を返せば、信頼性に基づいているといえます。公認教習所のデメリットを2つ紹介します。
1.非公認教習所よりも料金が高い
公認教習所では、非公認教習所と比較して料金が高くなる傾向にあります。その理由として、公安委員会が定める厳しい基準を満たすために、国家資格を持つ指導員の確保や教習コース・学科教室など安全な教習環境の整備など、多岐にわたる費用が必要であることが挙げられます。
これらの費用が教習費用に反映されるため料金は高くなりますが、その分、品質が保証されているともいえるでしょう。
2.教習期間に期限がある
公認教習所では、最初の教習日から9ヶ月の期限内に教習を修了しなければなりません。もし期限内に修了できなかった場合、再度入校手続きを行う必要があります。
しかし、短期間での免許取得を目指す合宿免許では、この点が大きなデメリットとして意識されることは少ないでしょう。
非公認教習所のメリット・デメリット
ここからは、非公認教習所のおもなメリットとデメリットについて説明します。
メリット
非公認教習所では、費用と柔軟性がメリットとして挙げられます。しかし、これらのメリットを有効に活用できる人は限定されるため、その点を理解しておく必要があります。
1.公認教習所よりも料金が安い
1つ目は、公認教習所と比べて教習費用が比較的安価に設定されている点です。非公認教習所では、公安委員会の基準を満たす必要がないため、施設の維持費や指導員数などの経費を抑えた運営が可能です。
費用を抑えることを最優先に考える場合には、魅力的な選択肢といえるでしょう。ただし、別途受験費用が発生する点に注意が必要です。また、各試験に一発で受からない場合は追加費用がかかります。一発試験の合格率は低いとされているため、この点を十分に考慮する必要があります。
2.柔軟なスケジュールで通える
2つ目は、柔軟なスケジュールで通える点です。非公認教習所は、カリキュラムの規定がなく、自由度の高い教習システムが特徴です。教習期限も定められていないため、自分のペースで空いた時間に教習を受けられるメリットがあります。また、教習内容も各校によって異なり、苦手な部分を集中的に練習できる教習所もあるため、柔軟に進められるでしょう。
3.通学の回数が少ない
3つ目は、通学回数が少ない点です。非公認教習所では、公認教習所のように、1日に受けられる技能教習の時限数に制限がありません。また、学科教習も必ずしも必須ではなく、学科教習のない教習所も少なくありません。1日にまとめて教習を受けるようにスケジュールを組めば、通学回数を大幅に減らすことも可能です。
デメリット
非公認教習所には、届出自動車教習所と指定外自動車教習所がありますが、どちらにも共通したデメリットを3つ紹介します。
1.運転免許センターでの技能試験が必要
非公認教習所では、公認教習所のように教習所内で仮免技能試験や仮免学科試験、卒業検定(技能試験)を受けることはできません。試験はすべて運転免許試験場へ出向き、受験する必要があります。そのため、試験を受けるたびに交通費がかかるだけでなく、試験会場への移動や待ち時間など、手間もかかってしまいます。
2.指導内容にバラつきがある
非公認教習所は、各教習所独自のカリキュラムで教習を行います。指導員も各校で同一レベルでないことから、教習内容や指導方法・指導技術にバラつきがあります。教習所の規模や方針によって重視するポイントが異なるため、運転技術の習得に影響が出るケースも考えられます。
3.学科は自己学習が必要
非公認教習所では学科教習が必須ではありません。学科教習を実施している場合でも、必ずしも体系的に行われるとは限りません。そのため、学科試験に合格するには、自分で必要な知識を学習する必要があります。
また、疑問が生じた場合に気軽に質問できる相手がいないと、学習が思うように進まない可能性も考えられます。
公認教習所と非公認教習所の違い
公認教習所と非公認教習所ではさまざまな違いがありますが、そのなかでも重要な項目である費用と効率について説明します。
運転免許の取得にかかる料金比較
公認教習所と非公認教習所を比較する際には、それぞれの料金に見合った教習内容やプランを検討することが大切です。以下に一般的な料金とプラン例を紹介しますので、参考にしてください。
■公認教習所と非公認教習所の料金比較例
公認/非公認 | 費用(目安) |
公認教習所 | 合宿免許:18~30万円 |
通学免許:22~35万円 | |
非公認教習所 | 新規教習パック:14〜20万円 |
個別教習例: ・場内練習1万円~ ・路上練習1万1千円~ |
なお、非公認教習所では教習費用以外に、別途受験代と特定講習代がかかります。
試験の実施場所
以下に、各試験の実施場所の違いをまとめましたので、こちらも参考にしてください。
■各試験実施場所の違い
項目 | 公認教習所 | 非公認教習所 |
修了検定 (技能試験) |
教習所内 | 運転免許試験場 |
仮免許学科試験 | 教習所内 | 運転免許試験場 |
卒業検定 (技能試験) |
教習所内 | なし |
本免許技能試験 | 免除 | 運転免許試験場 (本免許学科試験の合格後) |
本免許学科試験 | 運転免許試験場 (卒業後) |
運転免許試験場 (仮免許取得後) |
公認教習所では、運転免許試験場に行くのは本免許学科試験のみです。一方、非公認教習所は、すべての試験を運転免許試験場で受験する必要があります。
運転免許取得までの流れの違い
公認教習所と非公認教習所では、根本的な教習システムが異なることから、運転免許を取得するまでの流れにも違いがあります。ここでは、公認教習所と非公認教習所に分けて説明します。
公認教習所(合宿免許)での免許取得までの流れ
合宿免許では、以下のような流れで進められます。
- 入校手続き、適性検査、先行学科(学科1)、技能教習
- 第一段階(学科教習、技能教習、効果測定、仮免許学科試験、修了検定(技能検定))
- 仮免許証交付
- 第二段階(学科教習、技能教習、効果測定、卒業検定)
- 卒業証明書発行にて卒業
- 運転免許試験場での学科試験・適性検査
- 運転免許取得
合宿免許に入校すると、初日に入校説明と手続きを行い、視力や聴力などの適性検査を受けます。その後、『先行学科(学科1)』を受講し、交通ルールや運転者の心得を学びます。
2日目以降も、第一段階の学科教習と技能教習が続きます。普通自動車の場合、学科教習は10時限、技能教習はMT車で15時限、AT車で12時限です。これらの教習をすべて受けて、第一段階での各試験に合格すると、仮免許証が交付されます。
その後、第二段階に進み路上での技能教習を行います。学科教習は16時限、技能教習は19時限です。卒業検定に合格すると卒業証明書が発行されます。
卒業証明書を運転免許試験場へ持参することで、技能試験が免除されます。最後の学科試験のみを受験し合格すれば、晴れて運転免許取得です。
非公認教習所での免許取得までの流れ
非公認教習所では、以下の流れで免許取得に進みます。
- 入校
- 第一段階(校内技能教習、学科は自己学習)
- 運転免許試験場での仮免学科試験
- 運転免許試験場での仮免技能試験
- 第二段階(路上技能教習)
- 運転免許試験場での本免学科試験
- 運転免許試験場での本免技能試験
- 公認教習所での取得時講習
- 運転免許試験場での適性検査
第一段階の学科・技能教習
非公認教習所で技能の教習を受けます。ほとんどの教習所では学科教習は自習です。学科教習が実施される場合でも、公認教習所のような体系的なカリキュラムではないため、自習が必要になるでしょう。
仮免許学科試験・技能試験
運転免許試験場で仮免許取得のための学科試験と技能試験を受けます。合格すると仮免許証が交付されます。
第二段階の技能(路上)練習
路上での練習を行います。
本免学科試験・本免技能試験
運転免許試験場で本免学科試験と本免技能試験を受験します。
取得時講習
本免学科試験と本免技能試験に合格後、公認教習所(指定自動車教習所)で取得時講習を受けます。
運転免許証取得
運転免許試験場にて適性検査を受け、運転免許証が交付されます。非公認教習所では、自由度が高い反面自己管理能力が求められます。
公認教習所と非公認教習所の見分け方
公認教習所か非公認教習所かどちらなのかを見分ける方法として、シンボルマークがあります。公認教習所のホームページや看板、パンフレットなどでは、”指定自動車教習所”と書かれた明るいブルー色のマークが表示されています。このシンボルマークの有無で公認教習所かどうかを確認できます。
そのほかにも、情報から見分けることができます。以下に、公認教習所と非公認教習所の違いを一覧で紹介しますので、確認してください。
■公認教習所と非公認教習所の比較表
項目 | 公認教習所 | 非公認教習所 |
メリット | · 運転免許センターでの技能試験免除
· 教習の質が安定している · 教習の慣れたコースで受験ができる · 合宿免許ならスケジュールに沿って短期間で卒業できる |
· 料金が安い
· 柔軟なスケジュールで通える · 通学の回数が少ない |
デメリット | · 料金が高め
· 教習期間に期限がある |
· 運転免許センターでの技能試験が必要
· 指導内容にバラつきがある · 学科は自己学習が必要 |
料金 | 高め | 安い |
試験の実施場所 | 教習所内 (本免許試験のみ運転免許センター) |
運転免許センター |
免許取得までの流れ | 1. 入校手続き
2. 第一段階(学科教習、技能教習、効果測定、仮免許学科試験、修了検定) 3. 仮免許証交付 4. 第二段階(学科教習、技能教習、効果測定、卒業検定) 5. 本免学科試験・適性検査 6. 免許交付 |
1. 入校
2. 第一段階(技能教習、一部で学科教習) 3. 仮免学科試験 4. 仮免技能試験 5. 仮免許証交付 6. 第二段階(技能教習、一部で学科教習) 7. 本免学科試験 8. 本免技能試験 9. 取得時講習 10. 適性検査 11. 免許交付 |
公認教習所(合宿免許)がおすすめ・向いている人
公認教習所(合宿免許)では、運転免許取得を目指す幅広い層の人を受け入れています。多くの人におすすめできる免許取得方法ですが、ここでは特に向いている4つのタイプの人を紹介します。
1.初めて運転免許を取得する人
警察庁が公表している『運転免許統計(令和5年版)』によると、普通自動車免許では、新規免許取得者の約89.7%が公認教習所(指定自動車教習所)の卒業者です。このデータから、初めて運転免許を取得する多くの人が公認教習所を利用していることが分かります。
公認教習所(合宿免許)は、国家資格を持つプロの指導員から体系的なカリキュラムに基づいた指導を受けられます。クオリティの高い環境で運転技術と知識を習得でき、短期間で効率よく免許取得を目指せます。
教習施設は公安委員会の厳しい基準をクリアしており、高水準のサポートを受けられるため、初めて運転免許を取得する人にとって心強いでしょう。
出典:警察庁交通局運転免許課『運転免許統計(令和5年版)』
2.短期間で免許を取得したい人
非公認教習所では、免許取得の難易度が高いといわれており、一発合格が難しく何度も試験を受けなければならない可能性があります。免許取得までに時間がかかるケースが少なくありません。
公認教習所の合宿免許では、決められたスケジュールで集中的に教習を受けるため、最短期間で運転免許取得を目指せます。同じ公認教習所の通学免許と比べても、卒業までのスケジュールには差があります。短期間で効率よく免許を取得したい方は、合宿免許が断然おすすめです。
3.体系的なカリキュラムで教習を受けたい人
非公認教習所では、独自のカリキュラムで教習が行われるため、教習内容にバラつきがあります。
一方、公認教習所は、公安委員会が定めた統一カリキュラムに基づいて、第一段階から第二段階へと段階を踏んで進められます。運転の基礎を固め、安全運転に必要な知識と技術を身につけることができます。体系的なカリキュラムで着実に教習を受けたい人には、公認教習所が適しています。
4.サポート体制を重視する人
公認教習所では、運転操作だけでなく道路交通法や安全運転に関する知識なども分かりやすく丁寧に教えてくれます。運転に関する疑問や教習への不安な点などがあれば、いつでも気軽に相談ができます。
合宿免許では自宅から離れた場所で教習を受けるため、環境の変化に不安のある人もいるでしょう。指導員だけでなくスタッフ全員が教習生一人ひとりをサポートする体制が整っているため、宿泊施設や食事などの生活面でのサポートも受けられます。合宿免許では教習に集中できる環境が整っているので安心です。
非公認教習所が向いている人
非公認教習所では、費用を抑えられる、自分のペースで学べるといったメリットがありますが、一から免許取得を目指すには難易度が高いといわれています。そのため、非公認教習所が向いている人は、以下のように限定的といえます。
1.過去に運転免許を取得していた人
非公認教習所では、規定のカリキュラムに縛られず、個人のレベルや目的に合わせた柔軟な教習を受けられます。過去に運転免許を取得していた人や免許を失効した人には、非公認教習所が向いているかもしれません。
ただし、非公認教習所は公認教習所と異なり、すべての試験は各自で受験する必要があるため、運転に自信がない人は公認教習所で基礎から学ぶことをおすすめします。
2.一発試験合格に自信がある人
非公認教習所は、個人のレベルや目的に合わせた柔軟な教習を受けられます。無駄な時間を費やすことなく、効率的に技能練習に集中できます。運転技術と知識に自信があり、一発試験で合格したいと考えている人には、非公認教習所が向いているでしょう。
ただし、多くの非公認教習所では学科教習を実施していません。学科試験対策の設備や教材も備えられていないところがほとんどのため、事前に自分自身でしっかりと勉強しておく必要があります。
公認教習所のおすすめ合宿免許プラン8選
公認教習所では、教習生が安心して教習を受けられるように取り組みを行っているところがたくさんあります。そのなかから、おすすめの合宿免許プランを8つ紹介します。
1.指宿中央自動車学校
所在地 | 鹿児島県指宿市十町1680番地(指宿駅) |
アクセス | 約4時間
東京駅(飛行機)→鹿児島空港(バス)→鹿児島中央駅(特急)→指宿駅 |
合宿取扱免許 | 普通自動車免許AT / 普通自動車免許MT |
料金(AT車) | 208,900~448,250円(税込) |
おすすめポイント
教習所の校内には、パソコンのある学習部屋や四輪車・二輪車に対応したシミュレーターなどの教習設備が完備されています。教習所は『砂むし温泉』が有名な温泉の町にあるので、自由時間を利用して温泉も楽しめます。
宿泊施設は、ホテルや旅館、大型ホテルのほか、マンションタイプの学生寮から選べます。1ヶ月前の申し込みで3,000円、2ケ月前で5,000円の早割、2名の申し込みで3,000円、3名で5,000円、4名以上で7,000円割引のグループ割を利用できます。
2.蒲郡自動車学校
所在地 | 愛知県蒲郡市鹿島町川田12-5(三河鹿島駅) |
アクセス | 約2時間
東京駅(新幹線)→豊橋駅(快速)→蒲郡駅 |
合宿取扱免許 | 普通自動車免許AT / 普通自動車免許MT |
料金(AT車) | 257,400~378,400円(税込) |
おすすめポイント
教習所のモットーは『優しく、親切に、しっかりと』。モットーのとおり、優しく面白い指導員が丁寧に指導してくれるので、楽しく安心して教習を受けられます。路上教習では海沿いのコースで練習ができます。車庫も完備されているので、車庫入れの練習も可能です。
教習所は海と山に囲まれた環境にあり、観光スポットにも近いので、滞在期間中は退屈せずに過ごせるでしょう。
3.友部自動車学校
所在地 | 茨城県笠間市旭町304-3(友部駅) |
アクセス | 約1時間
上野駅(特急)→友部駅 |
合宿取扱免許 | 普通自動車免許AT / 普通自動車免許MT |
料金(AT車) | 250,800~411,400円(税込) |
おすすめポイント
年間約3,000名もの卒業生を輩出する歴史ある教習所です。パソコン学習機やインターネットでの学科練習問題などを提供しているため、試験対策も万全です。
教習所校舎内には、男性専用寮と女性専用ホテルが用意されています。学校と宿舎の距離が近く、毎日の通学も便利です。教習の合間にも部屋に戻って休憩することも可能です。教習所周辺にはファストフードやアミューズメントもあるため、気分転換に出かけるのもおすすめです。
4.七尾自動車学校
所在地 | 石川県七尾市古府町南谷21(七尾駅) |
アクセス | 約3時間
東京駅(新幹線)→ 新高岡駅 |
合宿取扱免許 | 普通自動車免許AT / 普通自動車免許MT |
料金(AT車) | 237,500~390,000円(税込) |
おすすめポイント
『生涯無事故の幸せをゲストに提供します』をミッションに掲げる教習所です。教習生には、卒業後『生涯無事故』で過ごせるように万全のサポートが受けられます。
海と山に囲まれ、海の幸と山の幸の両方を堪能できる食事が好評です。少し足を延ばせば、水族館や観光スポットもあり、旅行気分を味わえます。高級温泉として有名な和倉温泉にある温泉旅館に滞在できるプランも用意されています。
5.くま高原ドライビングスクール
所在地 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町上野尻甲685番地(いよ立花駅) |
アクセス | 約12時間30分
東京駅(高速バス)→松山駅(徒歩)→大手町駅(各停)→いよ立花駅 |
合宿取扱免許 | 普通自動車免許AT / 普通自動車免許MT |
料金(AT車) | 198,000~407,000円(税込) |
おすすめポイント
仮免学科試験や本免学科試験対策用の練習問題が用意されており、無料で何回でも受けられます。また、学科が苦手な方には指導員が丁寧に教えてくれるため、安心して教習を受けられます。
宿泊施設は各室キッチンが付いた学生寮のみですが、シングルルーム、ツインルーム、トリプルルームから選べます。ツインルームでは男女カップルでも利用可能です。
期間や年齢の条件付きですが、早割・グループ割・団体割・学割特典の利用が可能です。条件を満たせば、1人につき最大7,000円の割引が適用されます。
6.豊の里自動車学校
所在地 | 大分県豊後高田市新地1675-1(JR宇佐駅) |
アクセス | 約4時間
羽田空港(飛行機)→大分空港(バス)→大分駅(各停)→宇佐駅 |
合宿取扱免許 | 普通自動車免許AT / 普通自動車免許MT |
料金(AT車) | 236,000~380,000円(税込) |
おすすめポイント
教習所のモットーは『アットホームな自動車学校』です。指導員やスタッフが家族のように親身になって接してくれるため、どんなことでも質問しやすい環境です。自然のなかで、落ち着いた雰囲気で教習を受けられます。
宿泊施設は2タイプのホテルを利用できます。どちらも貸自転車のサービスがあるので、周辺をサイクリングして気分転換もできます。2月・3月・8月・9月入校限定ですが、2ヶ月前の予約で早割、2名以上の予約で5,000円のキャッシュバックが適用されます。
7.沼自動車学校
所在地 | 岡山県津山市沼121(津山駅) |
アクセス | 約4時間40分
東京駅 (新幹線) → 新大阪駅 (バス) → 津山駅 |
合宿取扱免許 | 普通自動車免許AT / 普通自動車免許MT |
料金(AT車) | 225,500~415,800円(税込) |
おすすめポイント
アットホームな雰囲気の教習所で、指導員とスタッフが温かくサポートしてくれます。近隣には、観光スポットして有名な津山城(鶴山公園)があり、教習の合間に観光や散策を楽しめます。
2ヶ月までの予約で早割、2名以上で同日に入校し同じ車種の教習を受ける場合はグループ割が適用され、それぞれ5,000円の割引が受けられます。宿泊施設は、各室キッチン付きの学生寮、大浴場付きのホテル、静かな環境の旅館、3~4名で貸し切り可能なゲストハウスなど、多彩に用意されています。なお、入校年齢は35歳までに限定されています。
8.宮古自動車学校
所在地 | 沖縄県宮古島市平良西里1334番地(宮古空港) |
アクセス | 約3時間30分
羽田空港(飛行機)→宮古空港 |
合宿取扱免許 | 普通自動車免許AT / 普通自動車免許MT |
料金(AT車) | 392,700~392,700円(税込) |
おすすめポイント
教習所の目の前には宮古空港があり、飛行機を間近で見られます。ジェットスキーやシュノーケリング体験などのアクティビティをはじめ、ご当地グルメも堪能できます。学科教習は教室での授業のほかに、オンライン学科教習も可能です。広々とした校内コースで技能教習も受けられます。
宿泊施設は男性専用ですが、教習所敷地内にある学生寮が用意され、シングルルームとツインルームから選べます。防犯カメラが設置され、スタッフによる定期見回りもあるので、安心して合宿生活を送れます。
公認教習所の合宿免許を選んで運転免許を取得しよう!
公認教習所と非公認教習所では、それぞれにメリットとデメリットがあります。しかし、根本的な教習システムが異なることから、メリットとデメリットだけで教習所を選ぶのは得策とはいえません。
初めて免許を取得する場合は、公認教習所で教習を受けることをおすすめします。
また、過去に免許を取得していた場合や一発合格に自信のある方は非公認教習所での教習のほうが効率的といえるかもしれません。
運転技術と知識を基礎から身につけて、スムーズに運転免許を取得するためには、体系的なカリキュラムでサポートもしっかりと受けられる公認教習所がおすすめです。費用や教習の柔軟性だけにとらわれず、公認教習所と非公認教習所の違いをしっかりと理解したうえで、自分に合ったプランを選びましょう。