皆さん、運転免許試験場(または運転免許センター)といった場所があるのはご存知でしたか??
通学や合宿で通う、免許を取得する上での知識や技術を学ぶ教習所とは全くの別物になるのです。
ここでは意外と知らない教習所と運転免許試験場の違いやそれぞれの役割に関して書いていきたいと思います!!
教習所と試験場、どう違うの??
ではどう違うのでしょうか??
それぞれの役割を見ていきましょう!!
◆教習所(自動車学校)
教習所に関しては、おそらく皆さんにも馴染みはあるのではないでしょうか??
細かく分けると公認の教習所と非公認の教習所に分かれるのですが、
ほとんどの方が通われる公認の教習所に関して説明させていただきます。
公認の教習所は、運転に必要なための知識や技術を学ぶための施設です。
本来であれば免許取得の際に試験場(後ほど詳しく説明します)で学科と技能の
両方の試験に受からなければいけないのですが、公認の教習所を卒業した方であれば、
最後の技能の試験が免除されます。
何故かと言うと公認の教習所は、国から定められたカリキュラムのもと教習を行うので、
そこを卒業したとなれば、内容をしっかり理解したと判断されるため、
最終の技能試験が免除になるのです。
もちろん合宿教習所もほとんどが公認校ですのでご安心くださいね。
◆運転免許試験場(免許センター)
では試験場はどのような役割を担っているのでしょうか??
なかなか聞き慣れない施設かと思うのですが、免許取得をする方であれば必ず一度はお世話になる施設なのです。
どのタイミングかというと、免許証を発行する際です。
公認の教習所を卒業した方であれば、卒業後、お住いの都道府県の免許センターに行き、
学科試験を受け、試験に合格すると免許証が発行されるのです。
その他にも数年ごとに訪れる免許証の更新や、なくしてしまった際の再発行など、
免許に係ることであれば大半のことがこちらの施設で行なえます。
教習所と違いたくさんあるわけではなく、各都道府県に1箇所な場合がほとんどです。
(人口が多い都道府県だと複数箇所ある場合もあります。)
また、お住いの都道府県により名称が若干変わることもあり、
運転者教育センター(福井県)や、総合交通センター(山口県など)と呼ばれることも。
役割は同じですので安心してくださいね!
いかがでしたか??
試験場は合宿免許を卒業したあとに必ず行かなければ行けない場所ですので、
あらかじめどれぐらい離れているのか、どうやって行くのかなどを調べておくといいかもしれませんね!