こんにちは、通学教習所さぽっとのわかばです！
「自動車を運転し、人を運ぶこと」を仕事にしたい！
そう思ったとき、頭に浮かびやすいのはタクシードライバーではないでしょうか。
でも運転免許を持っているからといって、タクシードライバーになれるわけではありません。
タクシードライバーのように、自動車を運転して「旅客輸送」をする場合は「普通第二種免許」が必要になります。
ちなみに普通第二種免許は、普通第一種免許の取得後3年以上経過しないと取得資格を得られないので注意が必要です。また「旅客輸送」という人の命を預かる仕事になるので、高い運転技術を身につけてプロの運転手を目指しましょう！
【このページで紹介する内容】
1、「普通第二種免許」で運転可能な車両や免許の取得条件。
2、「普通第二種免許」の取得方法を知ろう。
3、個人のタクシードライバーは、運転技術が特に優秀！？
4、さいごに。
「普通第二種免許」で運転可能な車両や免許の取得条件。
まずは「普通第二種免許」を取得するにあたって、運転可能な車両や取得するために必要な資格を確認しておきましょう。
【普通第二種免許で運転可能な車両】
・旅客を乗車させることができる、定員10人以下の営業用普通自動車
※原動機付自転車、小型特殊自動車、普通自動車も運転可能
【普通第二種免許の取得資格】
①年齢：満21歳以上
②視力：片目それぞれ0.5以上かつ両目0.8以上であること
③深視力：深視力検査で、誤差の平均が2cm以内であること
④その他：色彩能力、聴力、運動能力の適性検査に合格すること
⑤運転歴：普通第一種免許、または大型特殊免許を取得してから継続して3年以上経過していること
※その間に免許停止等になった場合は、その期間は除かれます
「普通第二種免許」の取得方法を知ろう。
「普通第二種免許」の取得方法は、普通第一種免許と同様で3つの方法があります。
①一発合格：運転免許試験場で、学科試験と技能試験を受けて「一発合格」を目指す方法
②通学：指定自動車教習所で学科と技能を学び、卒業後に運転免許試験場で学科試験を受けて合格を目指す方法*
③合宿：指定自動車教習所で学科と技能を学び、卒業後に運転免許試験場で学科試験を受けて合格を目指す方法*
*指定教習所を卒業すると、技能試験は免除となります
ただし①の方法は取得難易度が高いので、運転技術に不安がある場合はおすすめしません。
普通第二種免許は、求められる運転技術や身につける知識等が普通第一種免許と比べると格段に難しいと言われています。そのため独学で「一発合格」を狙っても、一度の受験では合格が難しいです。
遠回りに感じるかもしれませんが、教習所・自動車学校で的確な指導を受けて受験する方が、免許取得の可能性が高まります。
タクシー会社によっては、免許を取得するための教習所・自動車学校の費用を負担してくれる会社もあるようです。免許取得に動く前にタクシー会社の求人に目を通し、負担の有無について問い合わせてみるのも有効かと思います。
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個人のタクシードライバーは、運転技術が特に優秀！？
タクシードライバーになるには、難易度が高いことがわかりました。
ちなみにタクシードライバーの中でも、タクシー会社に属さない「個人タクシー」のドライバーは、さらに優秀なドライバーにしかなれないことをご存知ですか？
個人のタクシードライバーになれる条件は、次のようになっています。
①タクシー・ハイヤー事業者に、運転手として雇用されていた期間が10年以上。
②個人タクシーの申請日以前、3年間無事故・無違反。
※35歳未満の場合は、10年間無事故無違反。
③法令試験と地理試験に合格すること。
④申請時65歳未満であること。
個人タクシーのドライバーは、「普通第二種免許」の取得の他、上記のような厳しい条件もクリアする必要があります。
逆に言えば、「経験豊富な」「安全運転な」優良ドライバーだけが個人タクシーのドライバーになれるので、信頼ができるとも言えますね。
さいごに。
個人タクシーのドライバーは、「普通第二種免許」の取得の他、上記のような厳しい条件もクリアする必要があります。逆に言えば、「経験豊富な」「安全運転な」優良ドライバーだけが、個人タクシーのドライバーになれるので、信頼ができるとも言えますね。
「普通第二種免許」の取得後は、タクシードライバー。長期的には、個人事業主として個人のタクシードライバーが狙えます。
運転手を仕事にする道は決して簡単ではありませんが、「運転することが好き！」という方はご自身のライフプランを考える上で、選択肢の一つとしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
