こんにちは、通学教習所さぽっとのわかばです!
みなさんは、買い物や旅行、デートなどで移動手段はどうしていますか?
電車や飛行機など公共交通機関は使いやすいですが、たまには車で自由に移動したいなと思う時もありますよね。
でも車を運転するには、みなさんもご存知のとおり「普通免許」が必要です。
あたり前のことですが、車は運転方法を誤ると自分だけではなく他人を巻き込んで大きな被害を生み出してしまいます。安全に運転をするためにも、正しく交通ルールを理解して技能を身につけましょう!
とはいえ、いざ「普通免許」を取得しよう!と思っても、取得方法や費用などわからないことも多いはず。
一つずつ、「普通免許」について知っていきましょう♪
【このページで紹介する内容】
1、普通免許の正式名称、運転できる車両を確認しよう。
2、取得方法や費用、期間を知ろう!
3、取得する前に、取得条件と試験内容を確認しよう!
4、さいごに。
普通免許の正式名称、運転できる車両を確認しよう。
「普通免許」とは、みなさんもご存知の通り「車」を運転することができる免許です。
聞き馴染みのある「普通免許」ですが、これは略語なので履歴書など公式書類には、以下の正式名称で記載しましょう。
【普通免許の正式名称】
・普通自動車第一種運転免許(最も丁寧)
・普通自動車運転免許(一般的)
・普通自動車免許(一般的)
「AT限定」の免許をお持ちの場合でも、特に企業からMTでの運転を求められていない場合は、記載しなくても大きな問題はないかと思います。
平成28年に内閣府が発表している「平成28年版交通安全白書」によると、20歳以上で「普通免許」を取得している人は70.7%以上になるそうです。そのため、最も身近に感じやすい免許とも言えますね。
※「70.7%」の中には、「中型免許」の保有者も含めて計算しています。平成19年の道路交通法の一部改正により、「普通免許」を取得したが自動で「中型免許」に変更となった方がいるためです。
「普通自動車免許」を取得したら、どんな車も運転できるのわけではありません。「普通免許」を取得して運転できる車は、以下の条件に合う車を運転することが可能になります。
【「普通自動車免許」で運転可能な車両】以下の条件の内、いずれか1つでも当てはまる車両
■最大積載量:3トン未満
■車両総重量:5トン以上
■乗車定員:10人以下
【具体的な車両】
①普通自動車
②小型トラック(2トン~3トン)
③小型自動車
④原付(原動機付自転車)
取得方法や費用、期間を知ろう!
では「普通自動車免許」は、どうやって取得するのでしょうか。その他、費用や取得時間なども合わせて確認していきましょう。内容を確認し、自分に合った免許の取得方法を選択してくださいね。
【普通自動車免許(普通免許)の取得方法】
①教習所、自動車学校に通って取得を目指す
・教習所、自動車学校に通って「技能教習」と「学科講習」を受講し、学科試験を受けて免許を取得する方法
・学校や仕事など、他の予定を優先して空いている時間で通うことが可能
・この方法で免許を取得する方が多い
②教習所・自動車学校の合宿免許で取得を目指す
・短期集中で「技能教習」と「学科講習」を受講する方法
・教習所、自動車学校に宿泊して受講する
③運転免許試験場(センター)で、一発合格(試験)を目指す
・教習所、自動車学校に通わず独学で勉強
・運転免許センター(運転免許試験場)で直接「学科試験」と「技能試験」を受験する
内容を確認し、自分に合った免許の取得方法を選択してくださいね。
【普通自動車免許(大型免許)の取得にかかる費用】
①教習所、自動車学校に通って取得を目指す場合:約25万円前後~
※所持免許なし(原付のみあり)
※入学金、教習費、検定費、免許交付手数料含む
※学校によって、費用は変動します
②教習所、自動車学校の合宿免許で取得を目指す場合:約23万円前後~
※所持免許なし(原付のみあり)
※入学金、教習費、検定費、免許交付手数料含む
※取得期間中の宿泊費や食費含む
※学校によって、費用は変動します
③運転免許試験場(センター)で、一発合格(試験)を目指す:最低24,350円(2017年4月時点)
内訳(東京都の場合)
1、普通仮免許:合計5,500円
(試験受験料:2,850円、試験車使用料:1,550円、免許証交付料:1,100円)
2、普通免許(本免許):合計5,150円
(試験受験料:2,200円、試験車使用料:900円、免許証交付料:2,050円)
3、取得時講習受講料:13,700円
※受験をする都道府県で、費用は変わります
※試験が不合格の場合、再受験時に「試験受験料」や「試験車使用料」が追加でかかる
【普通自動車免許(普通免許)の取得にかかる時間(期間)】
①教習所・自動車学校に通って取得を目指す場合:約1~2ヶ月
※取得済みの免許証、通う学校によって、時間(期間)は変動
※法令で、通い始めから卒業するまでは最長9ヶ月の定めあり
②教習所・自動車学校の合宿免許で取得を目指す:約2~3週間
※取得済みの免許証、通う学校によって、時間(期間)は変動
③運転免許試験場(センター)で、一発合格(試験)を目指す:最短10日以内
※一度も試験に落ちることなかった場合
※「取得時講習」を受ける時間を含む
※各都道府県によってルールが異なる
取得する前に、取得条件と試験内容を確認しよう!
「普通免許」は誰でも取得できるわけではありません。取得には一定の条件があります。
せっかく免許を取得しても、目が見えなかったり、信号機の色が分からなかったり、手足が動かなかったりすると、運転はできませんよね。
そのため、免許を取得するには一定の取得条件があります。
念のため免許取得の条件をクリアしているか、事前にチェックしておきましょう。
【普通自動車免許(普通免許)の取得条件】
①年齢:18歳以上
※仮免許取得時に満18歳になっていればOK
②視力:両目で0.7以上、かつ左右それぞれ0.3以上
:片目で0.3に満たない場合は、視野が左右150°以上、かつ0.7以上
※メガネ、コンタクトの矯正視力含む
③色彩識別:赤・黄・青の3色が識別できる
④聴力:10m離れた場所から自動車のクラクションの音が聞き取れる(90デシベル)
※合格基準に満たない場合は、車両にワイドミラーの装着等が条件で取得可能
⑤運動能力:自動車の運転に支障を及ぼすような身体障害がない
教習所や自動車学校では、入校する際に②~⑤の取得条件を満たしているか適性検査が実施されます。
合わせて、最後に教習所・自動車学校で受験する実際の試験内容も確認しておきましょう。
「普通免許」は仮免許と本免許の2つがあり、いずれも学科試験があります。
学科試験は「交通ルール」がしっかりと身についているかどうかを、確認するテストです。
一定の合格基準を満たしたら合格できるのですが、満点を取るに越したことはありませんね。
【試験内容と合格基準】
仮免許:文章問題50問(1問1点)が出題され、45点以上で合格
本免許:文章問題90問(1問1点)、イラスト問題5問(1問2点) が出題され、90点以上で合格
しっかり勉強し、神経質になり過ぎずリラックスして試験に取り組んでくださいね。
さいごに。
通学であれば、自宅や学校、職場の近くが通いやすいと言われています。
人によっては「託児所」の有無や、無料送迎バスの有無など様々な条件があると思います。
まずは気になる学校を見比べて、自分自身に合った学校を探してくださいね!