教習を受けていく中で、「あの教官はこう言ってたのに、この教官はちょっと違うことを言ってるなー」と感じたことはありませんか?
前回と今回で違ったことを言われてしまうと教習生の皆さんはとても困惑してしまいますよね。
ここでは、なぜそういったことが起こるのかをご紹介します。
教習所の指導方法について
基本的に各自動車学校には『指導統一』というものがあります。
(ないところもあります。)
時と場合によってこういう風に指導をするといった統一事項が決まってるんですね。
教え方の違いが出ないようにするための統一事項です。
でも使ってる教材は同じですよね?(学科教本・運転教本など)
教材沿って説明していけば、指導の違いは出ないはずなのに不思議ですね。
指導の違いの一つの原因は、教習指導員の言葉足らずによるものかと思います。
また、教官それそれに考え方があり、運転で全く同じ状況というのはほとんどない。ということもあります。
指導の違いを感じるのは主に技能教習時だと思います。
例えば、「S字カーブ」のときに前回とは違う指導を受けた場合。
前回指導受けてまた指導を受けた場合は、まだあなたの中ですんなり理解ができていない可能性が高いです。
「前回の〇〇先生にはこうしたほうがいいと言われたんですが・・」と質問してみましょう。
そうしたら、きっとまたわかりやすくアドバイスとくれると思います。
違うことを言われて焦ったりすることはあるかと思いますが、
運転は瞬間瞬間で状況が変わっていきます。そのため指導教官がその都度してくれるアドバイスに若干の違いが出てくることは仕方のないことでもあります。
まずは運転をしている自身が落ち着いて焦らずに、最終的には曲がればいいんです。アドバイス通りに操作することも大切ですが、とにもかくにも曲がればいいんです。
最終的にうまくいけば問題はありません!
助手席でたくさんアドバイスが出てくると焦ってしまう気持ちは分かりますが、
教習が終わった後改めて指導教官のもとへ行って復習してみたりしてください。
言葉足らずという理由も、運転状況が刻一刻と変わっていくためという前置きがないまま「ここでハンドルを切る!」という指示だけを聞くと、
前回の教官と違う・・と思うことも出てくると思います。
走っている速度や周りの交通状況や道路状況によって操作は変わってきます。
自分自身でいまはどういう操作をするべきなのか?ということを頭の片隅に置きながら、技能教習に取り組んでください。
通学に通う方は「担当指導員制」という一人の指導員に最初から最後まで教えてもらえることもあり、教えからの違いなどは出ないと思いますが、
合宿免許ではカリキュラムがすでに決まっており、タイトスケジュールの中進んでいくので、指導教官は毎回違う可能性のほうが高いです。
いかがでしたか?
毎回違ってくるアドバイスに悩みすぎずに、
落ち着いて整理して教習を進めていってくださいね!