教習所で行われる技能教習には教習所内で行われる第一段階と実際の道路を走って行われる第二段階があります。
では、それぞれどんなことを行うのでしょうか？
詳しく見ていきましょう！
何時間練習するの？？
技能教習ではあらかじめ練習をしなければいけない項目とそれに応じた時間数が決められています。
AT車とMT車で異なっており、AT車では12時間、MT車では15時間となっています。
MT車の方が複雑な作業を必要としますので、その分時間数も多くなっているのですね。
まずはここから！シミュレーター教習
AT車であろうとMT車であろうと一番最初はシミュレーターでの教習となります。
ここで運転に必要な基本的な動作を学びます。
いきなり車に乗ることはないので安心ですね！
その後実際の車に乗り、運転の技術の習得をしていきます。
お伝えした通り、第一段階では教習所内のコースしか走りませんので、
仮に失敗をしてしまってもそこまで気にする必要はありません。
むしろ最初はできないのが当たり前、どんどん失敗をして技術を学んでいきましょう。
どんなことを習うの？？
教習所の第一段階では「運転するための基本的な知識」を習います。
その基本的な知識が習得できるように、公認の教習所においては、
あらかじめどのような教習を行わなければいけないかが法律で定められています。
その決まりに準じて、教習所のコースも正しく教習が行えるように設計されています。
つまり、第一段階に関しては極端な話どこの教習所で授業を受けても、
同じ水準の技術を身につけることができる、といえるでしょう。
具体的には、基本的な発信と停止、後退などの基本的な動作から、
坂道での交通（坂道発進）やS字カーブ、クランクなどより実践的な
運転技術の習得を目指します。
全ての技能教習が終わったあとに待ち受ける「みきわめ」
第一段階で学ぶべきすべての項目が終わったら、
最後に待ち受けるのが「みきわめ」と呼ばれるものです。
このみきわめは第一段階で行われた技能教習が、
しっかり技術として身についているかを見極めるものです。
この「みきわめ」に合格して初めて修了検定を受けることができます。
仮免許まであと少し！修了検定
技能のみきわめを合格するといよいよ修了検定です。
この修了検定に合格すると晴れて仮免許証が発行されます。
修了検定は技能と学科に分かれており、まずは技能からです。
技能の試験においては教習所内のコースを走行しますので、
普段の教習からあらかじめ試験を意識して臨むとより良いでしょう。
試験に合格！第二段階へ
修了検定に合格するといよいよ後半、第二段階へと移ります。
第二段階では実際の道路を運転し、より実践に即した教習となりますので、
基本的な運転動作で不安なことがあれば、第一段階のうちに解消しておきましょう！
