ドキドキの教習初日、いよいよスタート!!
そんな教習初日に必ず行われる「適性検査」と呼ばれるものがあるのをご存知ですか??
恐らく初めて聞く方がほとんどなのではないのでしょうか??
ここではそんな「適性検査」に関してご紹介していきます!
適性検査ってなに??
では、適性検査とはいったいどのようなものなのでしょうか??
適性検査とは、技能や学科の教習を始める前に、ご自身の運転に際しての癖や特徴を事前に確認し、
ご自身がどれだけ運転に向いているかを確認するものとなっています。
「警察庁方式K型」と「OD式安全テスト」と呼ばれる二つのうちいずれかの検査を受けていただきます。
どんなことが聞かれるの??
◆警察庁方式K型
検査項目は全部で7つあります。
検査の1~6は運転行動を確認するテストになります。
検査の7項目目はご自身の性格を見極めるテストとなっています。
その結果、ご自身の行動の速さと正確さが見極められ、下記に分類がされます。
①状況判断が遅い人
②動作は早いけど正確さに欠けている人
③神経質な傾向がある人
④気分の変わりがある人
⑤攻撃的な傾向がる人
⑥自己中心的な傾向がある人
◆OD式安全テスト
内容は警察庁方式K型と似ており、ご自身の安全運転に関する適性を診断することができます。
その結果、下記4つに分類がされます。
①安全運転をするタイプ
②もらい事故の傾向があるタイプ
③重大事故の傾向があるタイプ
④事故違反を多発させるタイプ
不合格ってあるの??
「警察庁方式K型」と「OD式安全テスト」、2つの検査方法に関してご説明してきました。
ただ、皆さんに安心していただきたい点は、検査結果によって入校ができなくなることはない、といったことです。
どちらの検査もなにか専門的な知識を必要とされているわけではなく、
あくまで一人ひとりの運転に際してどんな特徴があるのか、運転に適しているかどうかを見極めるアンケートとなっています。
結果に応じて、その方にあった教習方法で教えていただけることでしょうし、
苦手・注意が必要と思われた部分を解消するのも教習所の役割です。
そのため、どんな結果になろうとも落ち込む必要はありません。
しっかりとご自身で理解しておくことも大切です。
また、質問には正直にお答えしていきましょう。
あくまで運転に適しているかどうかを図るだけのものです。
正直に答えておかないと間違った特徴で認識され、
適していない方法で教習が進んでしまう恐れもあります。
せっかく教習を受けるならご自身にあった方法で受けたいもの。
素直に、正直にお答えし、いち早く運転技術が上達することを祈っています!