今回は合宿に参加される方に心得ておいてほしいお話です。
合宿参加のメリットとして、価格の安さと同時にあげられるのが
教習所卒業までの期間の短さ、ですよね。
合宿免許であれば卒業までの期間がAT車で最短14日間、
MT車で最短16日間であることはご存知の方も多いのではないでしょうか?
ただ、ここで皆さんに注意しておいていただきたい点があるのです。
早速見ていきましょう!
日程には余裕を持とう!
合宿に参加されるにあたって注意してほしいのが、
AT車の14日、MT車の16日はあくまで最短期間であって、
必ずその日程で教習所を卒業できるわけではない、といったことです。
おおよその合格率等に関しては「合宿免許を最短で卒業できる確率は?」にも記載させていただきましたが、
AT車で90%・MT車で80~90%といわれています。
そのため10人に1人~2人はなにかしらの理由で延長してしまうのです。
そうなってしまった場合に、合宿の卒業予定日の次の日からご予定が合った場合どうなってしまうでしょうか??
アルバイトなど替えが効くものであればなんとかなるかもしれませんが、
就職先の研修や学校に行かなければいけない用事など、
本人が出席しなければいけないものに関しては、
合宿免許を途中で切り上げ、一時帰宅をしなければいけなくなるでしょう。
そのため、日程には1週間ほど余裕があればいいでしょうし、
少なくとも2~3日は余裕をもって参加するようにしましょう。
一時帰宅は避けよう
先ほど、どうしても帰らなければいけない場合は一時帰宅せざるを得ない、と書きましたが、
一時帰宅にはデメリットがたくさんあるのです。
まず、自己都合での一時帰宅に関しては、
ほとんどの教習所で交通費は自己負担になります。
合宿免許に参加される際はご自宅から遠方に行かれていることがほとんどだと思いますので、
それだけでかなり大きい出費になってしまいますよね。
また、一時帰宅し、再度入校するときにご自身が好きなタイミングで戻れるか、
といわれると必ずしもそうではありません。
教習所においてはもちろん他の教習生の方も対応されてますし、
おおよそこれぐらいで卒業できるだろう、と予測を立てて、
新しい生徒さんをどんどん入校させています。
そのため、いざ戻ろうと思っても枠が埋まっていて結局かなりお日にちが経った後に
再入校した、なんてことが起こる可能性も大いにあります。
このことからも、日程にはできるだけ余裕をもって、一時帰宅は避けたほうが良いといえるでしょう。
いかがでしたか??
合宿の最短期間や一時帰宅のルールなど、教習所によって異なります。
参加してから気付いた、ではもう手遅れですので、
あらかじめ気になるポイントは事前に確認をしておきましょう。