以前普通車の限定解除について【限定解除ってなに??~普通車編~】でご紹介しました!
『免許合宿で中型免許をとるには??』でも中型車についての紹介しましたが、
ここでは『中型車』の限定解除についてご紹介します!
①限定解除とは??
まず中型免許の限定解除とは、
『中型8t限定免許の限定を解除する際に行われる審査のこと。』
平成19年6月2日に道路交通法が改正され、免許区分が新設されました。
これに伴い『旧普通免許』と『新普通免許』が分けられ、運転可能な車両の制限が違いができました。
『旧普通免許』、つまり平成19年6月2日以前に普通自動車免許を取得した方は免許証の条件欄に
「中型車は中型(8t)に限る」と記載があります。
そう記載されている免許を所持している方が行う審査なんです。
この限定解除を行うことで、中型免許と同等クラスのトラックを運転することが可能になります!!
②限定解除をする方法
①一発試験
②教習所の技能教習後、限定解除の申請をする
この二つの方法があります。
一発試験は今までの『限定解除』や『AT車とMT車の違い』などでご説明した通り、
合格率は20%~30%以下となっているのでよほど運転に自信がある!という方を除き、ほとんどの方が教習所に通われます。
③免許合宿で限定解除を行う方法
合宿免許でも、中型8t限定免許の限定解除を行っている教習所がたくさんあります。(※合宿では受け付けていない教習所もあります。)
自動車教習所で限定解除を行う場合、カリキュラムは技能教習のみとなるため、
中型8t限定AT免許⇒9時限
中型8t限定MT免許⇒5時限
となっています。
また、合宿免許のほとんどが『中型8t限定MT免許』の受け入れのみとなっています。
中にはAT免許であっても入校は可能となってますが、中型車は今までとは違い車体も大きくなり、
さらにはマニュアル操作での運転になるので慣れるのに時間がかかり補習が多くなる方が多いようです。
AT免許を持っている方はまず普通車AT限定解除を行い、マニュアル操作に慣れたのちに中型8t限定免許の限定解除をするほうが、
費用と日数は掛かってしまいますがオススメです。
④費用や日程
合宿費用は、中型8t限定MT免許で10万円前後です。
中型8t限定AT免許の場合は12万円前後が平均の値段になっています。
教習所の地域やシーズンによって費用は大きく異なってくるため事前にしっかり確認をしましょう!
(教習費用には入学金・適正検査・教習・技能審査・卒業証明書の発行代金などが含まれています。)
合宿スケジュールは中型8t限定MT免許で最短『3泊4日』です。
中型8t限定AT免許の場合は、最短『5泊6日』です。補講にまったり最終審査に落ちてしまった場合は日程が延びてしまいます・・。
いかがでしたか?
お仕事の幅を広げるため、この限定解除を行う方が数年前から増えています!
普通車を運転するより技術が必要になりますが、取得ができるとキャリアアップにもなるし、
転職にもとっても有効です!!
これから限定解除をされようとされる方の参考となりましたでしょうか??