みなさん、免許を取得する際、『AT車』と『MT車』の違いについて疑問に思ったことはありませんか??
実際、「どっちの免許を取得すればいいかわからない・・」といった質問をいただくこともたくさんあります。
ここでは、AT車とMT車の違いについてご紹介します!
①運転操作の違い
AT車とは、『オートマチックトランスミッション車』のことを指します。一般に出回っている自動車のほとんどはこのAT車です。
AT車は、踏むペダルは『アクセル』と『ブレーキ』の2種類のみ。
ギアチェンジ(※ギアチェンジとは自動車の変速機の歯車を切り替えること)が自動でおこなってくれるため、
運転操作に自信のない方にオススメです。
MT車とは、『マニュアルトランスミッション車』のことを指します。
『アクセル』『ブレーキ』のほかに『クラッチ』というペダルがあります。
『アクセル』を踏むとエンジンがかかりますよね。そのとき車輪にちょうどいい量の動力を送るのがクラッチ操作です。
つまり、発車する際にAT車よりも操作が増えます。
またこの時にクラッチ操作を誤ると起こるのが『エンスト(エンジンストール)』といいます。
あとは『ギアチェンジ』です。これは自転車と同じなので馴染みがあるかと思いますが、速度に合わせて変えていくものです。
ここまでだと、MT車のほうがやっぱり難しそうですね・・。
MT車免許はトラック・バス・スポーツカーなど特別な車両を運転する際に必要になります!
また、MT車免許を取得するとAT車も運転できるようになります。
AT車免許の場合は、普通免許(AT限定)となるので、MT車を運転するには、限定解除を行う必要があります。
②教習内容の違い
まずカリキュラムですが、MT車のほうが運転操作が複雑で覚えなければけないことも多くなるので
AT車免許取得のほうが技能時間数が短くなります。
AT車⇒技能31時限
MT車⇒技能34時限
(※1時限は50分です)
MT車の技能教習内にAT車の操作教習も併せて行われます。
学科教習の時限数は変わりません。
MT車のスケジュールは2日ほどAT車より長くなります。
③料金の違い
教習所にもよりますが、MT車のほうが時限数が多いので、料金もMT車のほうが高くなります。
金額的には、AT車よりも平均12,000円~15,000円高くなります。
いかがでしたか?
操作の違いや教習内容・金額の違いをご紹介しました!!
割合的にはほとんどが半々ですが、若干AT車を取得する方が多い傾向にあります。
ただ後に大型免許やそのほかの免許の取得を考えている方やその可能性がある方はMT車も運転できるように免許を取得するのが最適です!
(中型車以上からはマニュアル操作が必須になってくるため)
ぜひ参考にしてみてくださいね!!