続いては大型免許に関してです!!
大型免許はその名の通り、大型の車、すなわちバスやタンクローリー、ダンプカー、ミキサー車に乗るために必要な免許です。
(それぞれ別途資格が必要な場合があります。)
持っているだけで仕事の幅がぐんと広がること間違いなし!
そんな大型免許の入校条件、実は普通車よりもかなり厳しかったりするんです…
さっそく見ていきましょう!!
条件①:年齢
大型車を取得できる年齢は、法律で決められており、満21歳以上の方と定められています。
では、いつ・どのタイミングまでに満21歳以上になっている必要があるのでしょうか?
多くの教習所が、入校日までに21歳になっている必要があるようです。
普通車と違っているので注意が必要ですね!!
条件②:視力
視力に関しては「両眼0.8以上で、片眼それぞれ0.5以上」が必要になります。
もちろんメガネやコンタクトで矯正したあとの視力で大丈夫です。
大型車の場合は視力に加え、
①視野が150度以上あること
②深視力検査に合格すること
が入校条件の必須項目になります。
深視力検査とは、物体の遠近感、立体感、奥行き、動的な遠近感を捉える目の能力の一つです。
今まで皆さんが受けられた視力検査は、どれだけ物がよく見えるか、を図るものですが、
その視力とは別物になりますので、視力が1.5あるから大丈夫、と思われていた方でも稀に落ちてしまうことがあるそうです。
気になる方は多くの眼鏡屋さんで図ることができるそうなので、最寄りの眼鏡屋さんにお問い合わせしてみるといいでしょう。
条件③:色彩識別
普通車と同じく、「赤・青・黄の3色の識別ができる方」が必須条件となっています。
条件④:聴力
こちらも普通車と変わらず、ルールとしては「10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえるものであること」と定められています。(補聴器使用可)
実際自分が上記条件を満たしているかはなかなかわからないものですよね。
問題なく日常の生活ができている方であれば問題はありませんのでご安心ください。
条件⑤:運動能力
こちらも「運転に支障をきたす障がいをお持ちではない方」と決められていますが、少しあいまいですよね。
ただこちらに関しても問題なく日常生活を送られている方であれば、特に入校条件に引っかかることはありませんのでご安心ください。
逆に障がいをお持ちの方、運転に支障をきたすような持病をお持ちの方(認知症、てんかん、無自覚性の低血糖症、重度の眠気の症状を呈する睡眠障害、
統合失調症、再発性の失神、そううつ病、その他運転に支障のある症状等)は必ず事前に相談をするようにしてください。
条件⑥:運転経験
大型車を取るにあたって注意していただきたい点として、ある程度運転経験がないと免許取得ができない点です。
決まりとしては「運転経験が3年以上あること」が義務付けられていますので、
免許取得から少なくとも3年以上経過していないと取得できませんので注意が必要です。
いかがでしたか??
運転する車が大きくなるにつれ、運転するために技術が必要になりますので、
その分条件も厳しくなっていっていることがわかるかと思います。
ただ、持っていればぐんと仕事の幅が広がりますのでぜひチャレンジしてみてください!!