バイク関連 | 公開日:2016年5月10日 / 最終更新日:2016年12月26日 / 2686view |
ゴールデンウィーク後が穴場♪【海、山、アート、乗り物…… 体験型の道の駅5選~東日本編】
全国各地に1079カ所ある道の駅。今やドライブ休憩施設としての機能に加えて、グルメにショッピング、アミューズメント施設も備える一大レジャースポットともいうべき道の駅も誕生し、休日には行列ができるほど賑わう駅も。そんな道の駅の中から今回は、海、山、文学、アート、乗り物などなど、ご当地ならではの非日常体験ができる体験型の駅をご紹介。ゴールデンウィークの混雑がひと段落ついた頃に訪れて、のんびりマイペースに楽しむのもおすすめです。さらに道の駅周辺の観光スポットを1つ、2つプラスすれば、それだけで大満足のドライブプランに♪ ぜひ、休日のレジャーの参考にしてみてくださいね。
目次
01:水陸両用バスでダム湖をクルージング。栃木県/道の駅 湯西川
平家の落人伝説も残る歴史ある温泉、湯西川温泉の入り口に佇む道の駅。目玉は水陸両用バスに乗りこみ、湯西川ダム湖をクルージングする約80分間の「ダックツアー」。緑に囲まれた湖を遊覧できるほか、普段見ることのできないダムの施設内部まで見学できるとあって、ファミリーをはじめダムファンの人気も集めています。バスで水路と陸路を走行するのも貴重な体験。バスが入水する瞬間のドキドキ感を、ぜひ。道の駅には源泉かけ流しの天然温泉施設があり、展望風呂や岩盤浴、足湯も楽しめるので、ツアーの後に一風呂浴びるのもよさそう。また近くには一大観光地の日光を控え、日光東照宮や日光江戸村、中禅寺湖、鬼怒川ライン下りなど観光スポットやレジャーも目白押し。日光ドライブとあわせてプランニングするのもおすすめです。
02:遊覧船で伊豆の海をお散歩♪ 静岡県/道の駅 伊東マリンタウン
スパ、ショッピング、グルメ、遊覧船ツアーを楽しめるテーマパーク型の道の駅で、伊豆ドライブの行き帰りに立ち寄りたいスポット。イチオシは、伊豆の海を満喫できる遊覧船ツアー。カモメに餌付けをしたり、海底室の窓から海中の魚を鑑賞したり、運が良ければイルカに出会えることも。遊覧船は「イルカ号」と「ゆーみんフック号」があり、船のタイプとコースが異なるのでHPで確認を。他にも、海辺のカフェレストランや地のものを味わえる食堂など飲食店も充実。伊豆ならではの土産物が取り揃う「バザール棟」は、見て歩くだけでも楽しめそう。また、海に臨む大浴場、アロマエステ、マッサージ施設を備えたスパは、それだけでも行く価値あり。大浴場とスパのレストランは早朝から営業しているので、朝日を眺めながらの入浴&モーニングセットで素敵な休日の朝を過ごすこともできます。
03:自然に抱かれる美術館でアート鑑賞。群馬県/道の駅 富弘美術館
草木湖のほとりにある、美術館を備えた道の駅。展示されるのは地元、東町出身の星野富弘氏による作品。事故で手足の不自由を失い、口に絵筆をくわえ渾身の力をこめて描く詩画は、強さと優しさを湛え、観る人の心に深い感動をよびおこします。しゃぼん玉の集合体をイメージした建物は、2006年建築学会賞を受賞。33個の円筒状の部屋が集まって構成される、柱や角のないユニークな空間も見どころです。絵の鑑賞後は、ガラス張りの開放感あふれるカフェへ。自家製パン(平日のみ)やケーキ、水出しコーヒーをいただきながらくつろぐことができ、窓に広がる渡良瀬渓谷の見事な景観にも心癒されます。草木湖畔の散策路もあり、絵の余韻に浸りながらお散歩するのもおすすめ。美術館周辺は山々に囲まれ、渡良瀬川が流れる自然豊かなエリア。新緑ドライブを楽しみながら訪れたいスポットです。
04:みるく工房をプチ社会科見学。千葉県/道の駅 三芳村鄙の里
江戸時代、8代将軍徳川吉宗が千葉県で牛を飼育したのが日本における酪農の始まり。そんな日本酪農発祥の地にあり、今も酪農が盛んな三芳地区にある「道の駅鄙の里」では、「みるく工房」を併設。三芳の酪農家から直送されるその日の朝のしぼりたて生乳を原料に、牛乳やアイスクリームを手作業で丁寧に製造する工程を、ガラス越しに見学することができます(午前中のみ)。みるく工房で作られたアイスクリーム、レアチーズケーキ、牛乳などの乳製品は道の駅でも販売し、中でも濃厚でフレッシュなソフトクリームは大人気。月替わりで季節の味が登場するのもお楽しみです。その他、和牛100%、180gのパテを挟んだボリューミーなハンバーガーもぜひ味わいたい名物グルメ。出来立て、熱々なのも嬉しい。南房総ののどかな田園風景を一望できるテラス席でいただけば、日頃の疲れも癒されそうです。
05:銀河鉄道の夜の世界へトリップ。岩手県/道の駅 風の丘
座敷童子や河童、姥捨てなどの民話で知られる「遠野物語」の舞台、岩手県遠野市にある道の駅。駅の前には、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」や「シグナルとシグナレス」のモデルとされる釜石線が通り、駅上の展望デッキは、宮沢賢治の世界観を表現した「SL銀河」が走行する姿を間近に見ることができる、絶好のビューポイントです。夜が明けて朝へと向かう空をイメージしたという青色の列車が、汽笛を鳴らし駆け抜ける様を見れば、心は銀河鉄道の夜の世界へトリップしてしまいそう。道の駅では暮坪かぶそば、毎朝手づくりされる焼きもち、ジンギスカン(岩手県の羊肉の消費量は北海道と一、二を争う)など遠野の郷土料理も味わえます。そのまま昔懐かしい農村風景を再現した遠野ふるさと村を訪ねるもよし、宮沢賢治の縁の地、花巻市まで足をのばして宮沢賢治の世界を旅するドライブもおすすめです。