自動車関連 | 公開日:2015年4月26日 / 最終更新日:2016年5月30日 / 3654view |
現役ママがオススメ!「子どもとドライブ」が楽しくなる、必携アイテム7選
子どもとのドライブに付き物なのが、出発直後の「つまんない!まだ着かないの?」、突然の「トイレ!」「お腹すいた!」、そして「吐きそう……」ではないでしょうか。こうなってしまうとドライブを楽しむどころではなくなりますよね。
車でお出かけするメリットは、少しくらい荷物が多くても問題ないこと。せっかくなら、車中を楽しく快適に過ごせるアイテムも積み込んで出かけませんか?
そこで今回は、筆者の実体験から「子どもとドライブをする際の必携アイテム」をレコメンド!「暇つぶし対策」「“生理的不快感”対策」に分けてご紹介します。
子どもに「飽きた」と言わせない!暇つぶし対策アイテム
目次
01.お気に入りの曲が入ったCD
車の中はプライベート空間。つまりどれだけ大声で歌っても、誰にも迷惑がかかりません。「ゲラゲラポー♪」でも「レリゴー♪」でも、子どもに好きなだけ歌わせてあげましょう!また、レンタルショップの子どもコーナーには、童謡やアニメソングのCDがたくさんあります。子どもと一緒に借りに行き、「明日歌おうね」と期待値を高めておくと、楽しくカラオケ大会に持ち込むことができます。
02.安価でOK!新しいおもちゃ
100円ショップなどの安いものでいいので、新しいおもちゃを数点用意しておきましょう。ポイントは、当日まで見せないこと。子どもがドライブに飽きてきた時に満を持して取り出すと、しばらく時間稼ぎになります。ただし、パズルなど「パーツが細かくなるおもちゃ」は避けるようにしましょう。車内でばら撒いてしまったときに痛い目をみます。
03.最終手段!DVD&DVDプレーヤー
最終兵器です!会話がなくなるのがネックですが、親も子どもも疲れている場合は最適なツールと言えるでしょう。
関東から主要な郊外の行楽地へ行くには、だいたい片道1.5〜2時間は見ておく必要があります。何も用意していない2時間は苦痛でしかありませんが、30分のアニメ番組4本分と考えると気が楽になりますよね。プレーヤーは1万円前後からあるので、遠出の前には導入を検討してみてはいかがでしょうか。
グズグズ、イライラ…その前に!症状別、“生理的不快感”対策アイテム
04.「お腹すいた!」:小さめのおにぎり、お菓子、濡れティッシュ
子どもも大人も、お腹がすくと機嫌が悪くなるもの。そんな時、簡単につまめるものを差し出せれば、車内に再び平和が訪れます。お菓子や小さめのおにぎりを用意しておきましょう。コンビニのおにぎりは崩れやすい上に子どもには大きすぎて食べきれなくなったボロボロの残骸が親の元に来ることになりがち。少し面倒ですが、家から握っていくようにしましょう。
お菓子は食べ過ぎには注意ですが、レジャー感を盛り上げてくれます。オススメはグミやコアラのマーチといった、ボロボロ散らからず手も汚れないもの。一方、かじる必要があるようなビスケットやパイは鬼門です。いざ帰ろうとしたら車内がアリだらけ……なんていう事態は避けたいですよね。
とはいえ、子どもが食事をしたらいくら気をつけさせても汚れます。そんな時に濡れティッシュがあれば、手や口を拭くだけでなく、シートに飴をくっつけてしまった、床にジュースをこぼした!といった場合もすばやく拭き取ることができ、重宝します。
05.「トイレ!」:ポータブルトイレ
子どもは、ギリギリまでトイレを教えてくれないもの。「さっきPA通りすぎちゃったよー!」という時も、ポータブルトイレがあれば安心です。最近は100円ショップにも売っているので、保険として持っておくのがおすすめ。
06.「眠い!」:首まくら&ブランケット
早朝からのロングドライブに加え現地で元気いっぱい遊んだら、帰りは爆睡必至。チャイルドシートで眠って、首がグラグラしたりおかしな方向に曲がったりしている……なんていうことも多いのではないでしょうか。
そんな時には、首まくらとブランケットで快適に眠れる環境を用意してあげましょう。シートベルトに装着するタイプの首まくらも発売されているので、検討してみてもいいかもしれませんね。
07.「吐きそう……」:酔い止め薬&袋&着替え
普段は車酔いしないタイプの子でも、早起きをして睡眠不足な状態で山道に入ったりすると、酔ってしまう可能性があります。そんな時、何も対策していないと親子共に辛いものです。「うちの子は大丈夫」と思わずに、この3つはすぐに出せる場所に置いておきましょう。
酔い止め薬は、薬の効果もさることながら、子どもに対して「お薬飲んだから大丈夫」という安心感を与えることができるのが大きなメリットです。酔ってからでもOKな、水なしで飲めるタイプのものがおすすめです。
また、酔ってしまったらどうしよう……と心配すると、より酔いやすくなってしまうもの。吐いてもいい袋を子どもが見える場所に置いておいておくことで安心感につながります。本当に使うことになった場合 、内容物が見えてしまうとより気持ち悪くなるので、紙袋など中身が見えない袋の中に防水のビニール袋をセットしたものが便利です。そして、万が一服が汚れても「着替えようね!」と明るく言ってあげられるよう、着替えは余分に入れておきましょう。
最後に一番大切なものを。それは、どんなアイテムよりも「子どもペースに付き合う覚悟」、これです!
後部座席の子どもの相手をするのは確かに大変ですが、彼らにとってのドライブを楽しくするのも嫌なものにするのも、大人にかかっています。渋滞にハマったからといってイライラしない、遊びに付き合う、といった楽しい空気作りが大切です。
車内を親子のコミュニケーションの場と捉え、童心に還って歌ったり、しりとりをしたり、全力で遊んでみてはいかがでしょうか。ドライブで行った場所だけでなく、車内でのやりとりも大切な思い出の1ページとなるはずです。
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山上 景子
ライター、編集者、たまに翻訳。WEBや雑誌にて様々なジャンルのコンテンツ制作に関わる。プライベートでは2児の母。子連れドライブやデートなど、助手席視点での記事をお送りします。