こんにちは、通学教習所さぽっとのわかばです!
無事に免許が取得できて、念願の自動車を購入!
さっそく運転してみよう!その前に、「自動車の所有者」としてしておかなくてはいけないことがあります。
例えば「自動車の登録や届出」をしてナンバープレートをもらったり、もしも事故を起こした時に備えて保険の手続きをおこなうなど、面倒だなと思ってもきちんと手続きを行いましょう。結果的に、自分を守るためになりますよ。
他にも定期的に点検したり、決められた時期に検査を受けるのも「自動車の所有者としての義務」です。
そんな「自動車の所有者としてやるべきこと」、具体的にどのようなものがあるのか見ていきましょう。
【このページで紹介する内容】
1、自動車を買う前後にするべきこと。
2、保険への加入義務について。
3、自動車の点検・検査は運転手の義務です!
4、さいごに。
自動車を買う前後にするべきこと。
自動車を購入したら、自動車を保管する場所が必要です。
購入前に家から2キロメートル以内で、道路以外の場所に自動車を保管する場所を確保しておきましょう。保管場所が決まったら警察署に申請し、証明書をもらうのを忘れずに(自動車保管場所証明書)。
また自動車を購入した後は必ず登録を受け(軽自動車は届出)、自動車にナンバープレートを付けなければいけません。ちなみにこの登録の際に、「自動車保管場所証明書」も必要です。
※小型特殊自動車と総排気量125㏄以下または定格出力1,00kw以下の普通自動二輪車については、登録の必要はありません
道路を走るには必ずナンバープレートが必要です。取り外したりせず、定められた場所に付けておきましょう。
保険への加入義務について。
「自動車の保管場所も確保した」「自動車の登録もした」準備が整ったら、いよいよ運転!
といきたいところですが、最後に「自動車保険」に加入することを忘れないようにしましょう。
運転中に万が一、人にケガさせてしまい損害賠償金を請求されたとき、自分の財産だけでは払いきれないこともあります。自動車をぶつけてしまって、その修理に大金がかかることもあります。
このようなもしもの場合のために、保険に入っていると安心です。
自動車の保険は、大きく2種類あります。それぞれの違いを正しく理解して加入するようにしましょう。
【強制保険】
・必ず加入することが、法律上決まっている「自動車損害賠償責任保険(共済)」
・事故が起こった場合の被害者の救済が目的
・補償対象は事故で他人にケガを負わせたり、死亡させた場合のみ
・支払われる保険金の限度額に制限あり
・原動機付自動車を含むすべての自動車が加入 ※未加入の場合罰則あり
・自動車の修理代金は保険適用外
・自分自身のケガに関する治療費は保険対象外
・自損事故は対象外
【任意保険】
・自動車の所有者や運転者が任意に加入する保険
・「強制保険」で賄えない高額な損害賠償に備える目的
自動車の点検・検査は運転手の義務です!
購入した時は何の問題もない新車でも、年月が経つと不具合も出てきます。走っていて突然壊れたというようなことになったら大変です。自動車の使用者は、その車種や用途によって定められた時期に定期点検をして、必要な整備をすることが義務付けられています。
また、自らで行う点検だけでは不十分ですので、一定の時期に検査(車検)を受けなければなりません。運転することができるのは、きちんと車検を受けたという証明である自動車検査証の交付を受けた自動車だけです。
この有効な自動車検査証と、強制保険に加入したときに交付される自動車損害賠償責任保険(共済)証明書は、自動車を運転する際に、必ず常備しておかなければいけません。助手席前のグローブボックスに併せて保管しておきましょう。
自動車の所有者としての義務について理解頂きましたか。自動車の所有者としての義務には、
①保管場所の確保
②自動車の登録(届出)
➂自動車の検査(車検)
④強制保険などへの加入
といったものがあります。
さいごに。
また、自動車を適切に管理するのも所有者の義務です。無免許の人やお酒を飲んだ人に自動車を貸したりしてはいけません。また、自動車を勝手に持ち出されないように、鍵の保管にも十分に注意しましょう。