見落とし注意!道路に書かれた「規制標示」を理解して、安全運転しよう!

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こんにちは、通学教習所さぽっとのわかばです!

運転中は、道路脇や信号横にある標識をしっかり確認し、理解した上で運転をしなければいけません。
そしてそれだけではなく、道路に直接表示されている「規制標示」にも注意する必要があります。
規制標示は特定の交通方法を禁止標示するもので、「白」や「黄色」の色でペイントされ「記号」や「言葉」が道路に直接に書かれています。
ここでは、「規制標示」のうち特徴的な標示をご紹介していきます。

【このページで紹介する内容】
1、「規制標示」の基礎知識。
2、矢印を使った、特徴的な方向規制。
3、要注意!追い越しや、進路変更禁止する規制標示。
4、さいごに。

「規制標示」の基礎知識。

「規制標示」とは、ペイントや道路鋲(どうろびょう)で路面に示された線や記号、文字のうち特定の交通方法を禁止、または指定の標示をしているものを指します。

 主な案内標識
 1  転回禁止  15  停止禁止部分
 2  特定の種類の車両の通行区分  16  平行駐車
 3  追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止  17  路側帯
 4  けん引自動車の高速自動車国道通行区分  18  直角駐車
 5  進路変更禁止  19  駐停車禁止路側帯
 6  専用通行帯  20  斜め駐車
 7  駐停車禁止  21  歩行者用路側帯
 8  駐車禁止  22  普通自転車歩道通行可
 9  けん引自動車の自動車専用道路  23  車両通行帯
 10  最高速度  24  普通自転車の歩道通行部分
 11  進行方向別通行区分  25  優先本線車道
 12  立ち入り禁止部分  26  普通自転車の交差点進入禁止
 13  右左折の方法  27  車両通行区分
 14  路線バス等優先通行帯  28  終わり

矢印を使った、特徴的な方向規制。

 【転回禁止】
黄色で書かれた規制標示は、矢印の方向へ車を転回してはいけない「転回禁止」を意味しています。
転回とはいわゆる「Uターン」を指します。つまりこの標示がある場合は、反対車線方向へ行きたくてもUターンをする事ができません。「転回禁止」の標示の下に数字が欠かれている場合は、転回禁止の規制がされる時間帯を指します。
 【進行方向別通行区分】
この標識は、通行可能な方向を指ししてしています。矢印で指定された通りの方向のみ進む事が可能です。
標示されている方向以外に方向することは出来ません、注意しましょう。

他にも、道路に黄色で数字が書かれている場合は「制限速度」を意味し、最高速度を標示しています。
例えば「40」と書かれている場合、最高速度は「40キロ」となりそれ以上の速度で通行する事は違反行為です。注意しましょう。  

要注意!追い越しや、進路変更禁止する規制標示。

 【進路変更、追い越し禁止】

「追い越し禁止」の本標識があり、道路の中央に黄色のラインが引かれている場合、左から右の車線へ移る事はできません右から左も同様です。そして中央に引かれた黄色のラインをまたいだり、右にはみ出して追い越し運転もできません。
※路肩に車が駐車していた場合は、「障害物」となりはみ出し走行可能
また、中央にラインがなく「追い越し禁止」の本標識と「補助標識」で「追い越し禁止」と書かれた場合も追い越し禁止です。

他にも「優先本線車道」にも注意しましょう。
「優先」本線があった場合は合流地点の白線まで徐行し、本線の走行を妨げてはいけません
仮免許取得後に高速道路の実習を行う際にも、本規制標示があり苦手と言う方も多いようです。優先される本線の運転を妨げないように注意しながら、スムーズに合流できるようタイミングをはかって合流する必要があります。
交通事故が多い個所ともいわれているので、しっかり覚えておきましょう。

さいごに。

「転回禁止」「はみ出し・追い越し」は、免許取得時の試験問題でひっかけ問題としてよく出題される内容です。ややこしくわかりづらいと感じた場合は、反復的に学習し正解率が上がるまで何度も問題を解きましょう。教習所・自動車学校に通う方は、指導員の方に覚え方を教えてもらうのも有効な手段だと思います。

本標識、補助標識と合わせて理解が必要な規制標示です。運転中に確認し理解することが多く大変ですが、運転社会人としての義務なのでしっかり覚えましょう。