知らない街でも心配ない、「案内標識」で目的地を目指そう!

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こんにちは、通学教習所さぽっとのわかばです!

運転免許を取得したら、自動車で色々な場所にドライブしたいですよね!
普段の道路はもちろん、時には知らない街での運転も憧れますね。

特に知らない街では目的地を目指すにあたって、地図やナビを使うことも多いはず。
でも運転中に見ることは難しいですよね…そんな時に役立つのが「案内標識」。

しっかり「案内標識」について理解を深めて、楽しいドライブを実現させましょう!

【このページで紹介する内容】
1、「案内標識」の基礎知識。
2、「①経路案内標識」。
3、「②地点案内標識」。
4、「③道路の施設案内標識」。
5、さいごに。

「案内標識」の基礎知識。

「案内標識」とは道路を通行する方に対して、目的地もしくは通過地への方向や距離などの情報を提供する標識です。
またその示す内容によって、「案内標識」は大きく3つに分けられます。

①経路案内標識:目的地や通過地点までの距離を示します
②地点案内標識:県や市の境目を示します
③付属施設案内標識:道路施設を案内します

この3つの標識は、一般道路か高速道路に設置されています。
「一般道路」に設置されてる案内標識は青色と白で標示されており、「高速道路」に設置されている案内標識は緑と白で標示されています。

「案内標識」を正しく理解して、普段の道路はもちろん、知らない街の道路でも活用できるようにしましょう!

 主な案内標識
 1  市町村  14  方面及び出口(2種類)  26  国道番号(3種類)
 2  都府県(2種類)  15  出口(2種類)  27  都道府県道番号(3種類)
 3  入口の方向(2種類)  16  著名地点(3種類)  28  総重量限度緩和指定道路(2種類)
 4  入口の予告  17  主要地点(2種類)  29  高さ限度緩和指定道路(4種類)
 5  方面、方向及び距離(6種類)  18  料金徴収所  30  道路の通称名(4種類)
 6  方面及び車線(2種類)  19  サービス・エリアの予告(3種類)  31  まわり道(2種類)
 7  方面及び方向の予告(2種類)  20  サービス・エリア(3種類)  32  エレベーター(3種類)
 8  方面及び方向(5種類)  21  非常電話  33  エスカレーター(3種類)
 9  方面、方向及び道路の通称名の予告  22  待避所  34  傾斜路(3種類)
 10  方面、方向及び道路の通称名  23  非常駐車帯  35  乗合自動車停留所(3種類)
 11  出口の予告  24  駐車場(2種類)  36  路面電車停留場(3種類)
 12  方面及び出口の予告(2種類)  25  登坂車線(2種類)  37  便所 (3種類)
 13  方面、車線及び出口の予告(2種類)

「①経路案内標識」。

 【一般道「経路案内標識」】
一般道にある「経路案内標識」は白と青で案内されています。目的地への方角を示す経路案内標識。「方面」や「方向」の予告を示しており、指示通りに進むと標示されている場所へと向かう事ができるので、土地勘がない地域で活躍します。
 【高速道路「経路案内標識」】
高速道路のある標識は緑と白で表示されている「経路案内標識」。実は一般道と高速道路の標識には書体の違いがあり、高速道路の方が文字を大きく標示しています。理由としては、走行速度によって人間の視野の広さが変わるため、遠くからでも見ることができるように文字の大きさを変えています。高速道路の実習で、実際にスピードを出した際に標識の見え方なども意識してみてください。

「②地点案内標識」。

 【著名地点案内標識】
著名地点の方向、距離、名称を標示しています。主に駅や公園などの著名地点を標示し、道路や沿道に設置されています。
 【境界線に設置されている案内標識】
  都道府県、市区町村の境界線に設置されています。こちらも一般道では白と青、高速道路では白と緑で標示されています。

「③道路の施設案内標識」。

案内標識は、「歩行者向け標識」として歩道に設置されていることが多いです。歩行者向けですが、正しく理解しておきたいですね。

例えばその道の先に「エレベーター」「エスカレーター」「歩行者向け傾斜路」など歩行者が歩く際に使用可能な設備を案内します。
他にも「乗合自動車停留所」「路面電車停留場」「駐車場」など、歩行者の移動手段として使用可能な公共交通機関の案内をする標識もあります。特に「乗合自動車停留所」「路面電車停留場」は運転する際、人やバス、電車に気を付けて邪魔にならないように運転しようという意識が必要です。

※詳細は、国土交通省の「案内標識一覧」をご確認ください。

さいごに。

「案内標識」は高速道路と一般道路で色や書体、文字も大きさも違うことからわかるように、走行中に運転する人がわかりやすいように工夫されています。
普段、街中を歩く時に案内標識を意識して見ると、色々な気付きがあるかもしれませんね。

そして運転者用の標識だけではなく、歩行者用の施設案内標識も覚えておくことで、運転時に歩行者の動きを意識した運転ができるようになります。
教習所・自動車学校へ通って運転免許を取得する場合には、机上で学ぶ知識と、実習で学ぶ経験を上手に組み合わせ視野が広い運転者になりましょう。