いつも以上に慎重な運転が求められる、「警戒標識」を正確に覚えよう。

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こんにちは、通学教習所さぽっとのわかばです!

ここでは、「警戒標識」についてご紹介します。
自動車を運転するにあたっては、事故にあわないよう常に注意しながら運転することが求められます。
しかし道によっては危険が多く、いつも以上に慎重に運転しないと事故にあう可能性が高い地域があります。

そのため「警戒標識」の重要性を理解し、普段の運転に活かせるようにしましょう。
そして運転免許を持つからには自分の命を守ることはもちろんのこと、他の人の命も守らなくてはいけないことも忘れず、安全運転を目指しましょう。

【このページで紹介する内容】
1、「警戒標識」の基礎知識。
2、山道で注意したい、警戒標識。
3、似ていて間違いやすい警戒標識、特に注意しよう。
4、さいごに。

「警戒標識」の基礎知識。

「警戒標識」は道路を自動車で通行するにあたって、その道の危険を事前に警告してくれる標識です。ほとんどの「警戒標識」が黄色と黒で標示されており、ひし形をしています。

自動車を運転する際は常に注意を払っていると思いますが、「警戒標識」はいつも以上に注意して運転する必要がある道路に設置されています。状況を前もって知る事で運転が慎重になり、危険から大切な命を守る事ができる重要な標識です。

「警戒標識」をしっかりと覚えて、危険から命を守る運転に役立ててください。

 主な警戒標識
 1  十形道路交差点あり  10  右(左)つづら折りあり  19  幅員減少
 2  ト形道路交差点あり  11  踏切あり  20  二方向交通
 3  T形道路交差点あり  12  学校、幼稚園、保育所などあり  21  上り急こう配あり
 4  Y形道路交差点あり  13  信号機あり  22  下り急こう配あり
 5  ロータリーあり  14  すべりやすい  23  道路工事中
 6  右(左)方屈曲あり  15  落石のおそれあり  24  横風注意
 7  右(左)方屈折あり  16  路面凹凸あり  25  動物が飛び出すおそれあり
 8  右(左)背向屈曲あり  17  合流交通あり  26  その他の危険
 9  右(左)背向屈折あり  18  車線数減少

山道で注意したい、警戒標識。

特に山道を運転するときは、落石や野生動物が飛び出してくる可能性など、普段とは違った危険が存在します。
見慣れない標識も覚えておくと、その道に危険があるかもしれないと事前に察知できるので、慎重に運転することができますね。
初めて行く場所や不慣れな場所でも、警戒標識に注意して危険を回避できるようにしておきましょう。

 【落石のおそれあり】
前方、またはその場所に落石がある可能性があることを警告しています。
その為通過する時は落石に注意しながら速やかに走行するとともに、なるべく停止しないようにしましょう。
※万が一落石に当たり怪我をした場合は、行政に損害賠償責任があると言われています。
 【動物が飛び出すおそれあり】
野生動物が多く生息している地域に、設置されています。
シカの絵柄が一般的ですが、クマやウサギ、サル、タヌキといった野生動物の場合も。山道を通る時は、突然飛び出してくることもあるので注意して進みましょう。
その他にもご当地ならでは「ウシ横断注意」や、馬術クラブの近くなどに見られる「ウマ横断注意」なども同様に注意が必要です。
 【滑りやすい】
路面凍結する恐れがある場所に、設置されています。
朝晩や季節によって凍結が起こる場合もあるので、注意しながら進みましょう。

似ていて間違いやすい警戒標識、特に注意しよう。

同じ警戒標識の中でも、よく似ているので戸惑ってしまう標識がいくつかあります。
それぞれ意味が異なるので、余計に注意が必要です。間違えた認識をしないように覚えておきましょう。
特に矢印がついた標識は間違いやすく覚えるのも大変です。また、場所によっては左右反転されている事もあるので注意して覚えましょう。

 【「上り勾配配あり」と「下り急勾配あり」】
左は、道路の先に急勾配の上り坂があることを警告しています。反転している右は、急勾配の下り坂があることを警告しています。
10%と書かれている場合は、100m走行し10m上がる坂を表しています。自動車で登れない場合もあるので、注意が必要です。
 【「車線数減少」と「幅員減少」】
左は、この先で車線が減少することを警告しています。事前に車線を変更しておくことで、スムーズに運転が出来ます。ちなみに、左右逆転した標識もあります。
似ているのが、右の幅員減少です。こちらは事前に車線変更はしなくても大丈夫ですが、道幅が狭くなる事を警告しています。
 【「つづら折りあり」と「背向屈曲あり」と「背向屈折あり」】
左は、先に山道で多く見られる「ジグザグしたカーブ」があることを示しています。対向車に配慮しながら運転しましょう。
似たような標識で、真ん中は「背向屈曲あり」、右が「背向屈折あり」があります。それぞれ意味が異なるので、標識ごとに正しく意味を覚えましょう。

さいごに。

「警戒標識」は似ているものが多く存在し、特定の地域でしか見かけないものもあるので、実際に見た時に戸惑うことも多いかもしれません。
また間違いやすい標識も多いので、教習所・自動車学校によっては時間をかけて教えてくれる所もあります。
とっさの時に、正しく認識できるようにしっかり学習しておくことをおすすめします。