こんにちは、通学教習所さぽっとのわかばです!
「大型第二種免許」と言えば、最初に思いつく職業は「大型バスの運転手」ではないでしょうか。
子供の頃、将来の夢として「バスの運転手」に憧れた人も多いはず。
大きな車体を操りながらのスムーズなハンドルさばき。乗客に配慮した安全な運転。
バスの運転手は簡単になれるものではありませんが、職業としての専門性ややりがいはとても魅力的です。
大型第二種免許にチャレンジして、バスの運転手を目指してみませんか?
【このページで紹介する内容】
1、「大型第二種免許」の取得資格。
2、「大型第二種免許」の教習内容を確認しよう。
3、さいごに。
「大型第二種免許」の取得資格。
路線バスや観光バスといった、乗車定員30人以上の大型バスを運転するには「大型第二種免許」を取得する必要があります。
大型第一種免許を取得していても、バスの運転は感覚が異なると言われています。例えば、バスは運転席より後ろの位置に前輪があったり、車幅や後方の感覚などがトラックとは異なることが挙げられます。
「大型第二種免許」特有の学科教習も、免許取得の重要な要素です。独学で免許取得を目指す方もいますが、高度な運転技術や専門知識は教習所・自動車学校でしっかり身につけるほうが免許取得への近道になると考えられます。
【「大型第二種免許」の受験資格】
・年齢21歳以上。
・普通免許、中型免許、大型第一種免許または大型特殊免許を取得してから継続して3年以上経過している。
※その間に免許停止等になっている期間は除かれます
・視力が、片目それぞれ0.5以上かつ両目0.8以上である。
・深視力検査で、誤差の平均が2cm以内である。
・その他、色彩能力、聴力、運動能力の適性検査に合格。
近年は、外国人観光客の増加により観光バスの運転手の需要が大きくなってきました。
バスの運転手は、地域の交通に欠かせない路線バスだけでなく、観光業にとってもなくてはならない大きな役割を担っています。
「大型第二種免許」の教習内容を確認しよう。
乗客を乗せて運転するバスは、乗客を安全に目的地まで送り届けることが最も求められます。
そのためバスの運転手は「大型第二種免許」を取得し、高度な運転技術と安全に配慮した優しい運転を身につけることが大切になってきます。
例えば、バスは停車・発進を繰り返すことが多いため、急操作にならない車体のコントロールが求められます。またバスの車体の長さは10m前後なので、長い車体の感覚を身に付けることも大切なポイントです。
バスは、子供や高齢者、身体障害者等、幅広い方が利用する大事に交通手段のひとつ。
そのため多くのバス利用者に信頼される運転手でなければならないため、資格取得の難易度が高くなっています。
教習所・自動車学校では、普通自動車免許と同じように「第一段階」と「第二段階」に分かれて教習を受けます。
第一段階は、学科教習と教習所内での技能教習を受けます。第二段階では、学科教習と公道での路上教習が行われます。第二段階は道路を実際に使って行う教習なので、どのような点に目を配って運転したら良いかを身を持って学ぶことになります。
常に危険を予知しながら、事故を未然に防ぐことを念頭におく運転方法を身につけましょう。
指定の教習所・自動車学校を卒業し、運転免許試験場(センター)で学科試験に合格すると、大型第二種免許証の交付を受けられます。
ここまでくると、憧れのバス運転手の第一歩。バス会社の求人を見つけて、信頼されるバスの運転手を目指しましょう!
さいごに。
「バスの運転手」にフォーカスして、「大型第二種免許」についてご紹介しました。
バスの運転手は運転のプロフェッショナルです。社会の中でも重要な役割を担う職業のひとつなので、やりがいがあるのも間違いありません。
是非、取得に向けて頑張ってください!