ドキドキの教習所・自動車学校の「入校日」。流れや持ち物をチェックしておこう。

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初心者運転手

こんにちは、通学教習所さぽっとのわかばです!

免許証を取得する教習所・自動車学校を決めて申込みが完了したら、いよいよ免許取得に向けたスタートライン「入校」です。

「入校日」に向けてワクワクする反面、知らないことが多く、多少の心配や緊張をしている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「入校日」当日の流れや何をするのかをご説明します。

その他にも、当日の持ち物や服装など押さえておきたいポイントもご紹介するので、これから「入校日」を迎える方はぜひ参考にしてみてくださいね!

【このページで紹介する内容】
1、「入校日」当日の流れと内容。
2、初めての教習「学科教習1”運転者の心得”」。
3、「入校日」の持ち物や服装。
4、さいごに。

「入校日」当日の流れと内容。

「入校日」は、これから運転免許を取得するためのスタートライン。
当日は一体どんな事をするのでしょうか。大まかな流れと、それぞれの内容について触れていきます。

【「入校日」当日の、基本的な流れ】
①入校手続き
②適性検査
③運転適性検査
④過去の免許取得についての違反確認
⑤初めての教習

通われる教習所・自動車学校、また当日の混み具合にもよりますが、通常は2~3時間で手続きが完了し、初めての教習を受ける事が多いようです。

【①入校手続き】
入校に必要な書類の手続き、これから通う教習所・自動車学校の施設案内がされます。
入校申込書の提出や料金の支払い(契約状況による)、教材を受け取り、事務手続きを行います。
「入校日」に教材を持ち帰ることが多いので、大きめのカバンで行くとよいでしょう。

【②適性検査】
これから自動車を運転するにあたって、適しているかどうか色覚・視力・聴力検査といった身体検査を受けます。
特に視力に関しては「両目で0.7以上、1眼0.3以上*」が必要となります。
*運転免許証種別ごとに、必要基準の視力が異なるので事前に確認しておきましょう

もし運転するにあたり「眼鏡」や「コンタクト」が必須になる場合は、取得後の免許証に「眼鏡等」という記載がされます。
記載があるにも関わらず「眼鏡」や「コンタクト」をせずに自動車を運転した場合は、「免許条件違反」に該当し、2点の減点と7,000円の罰金になるので注意してくださいね(2015年6月現在)。

【③運転適性検査】
通われる教習所・自動車学校によって異なりますが、適性検査には「OD式」「警視庁方式K2型」の2種類の検査があります。
運転に関する感情や性格などを判定するもので、運転を安全に行えるかの適正検査です。
自分では気づいていないクセや判断能力などがわかり、今後運転するにあたって気を付けなければいけないポイントを見つけられます。

【④過去の免許取得についての違反確認】
過去に他の免許証を取得し、直近1年以内に犯した違反の有無を申告します。
この際に虚偽申告すると、免許証の取得ができないこともあるのでご注意ください。
初めて取得する場合でも聞かれますが、無い旨を申告したら問題ありません。

初めての教習「学科教習1”運転者の心得”」。

無事に入校手続きや適性検査が終了したら、いよいよ初めての学科教習です。
基本的に学科教習は順不同で受けることが可能ですが(1段階学科の中では)、一番最初に受ける学科教習は必ず「学科教習1”運転者の心得”」になります。
もし「入校日」に受けることができなかった場合は、入校手続機や各種検査を受けた後、日を改めて「学科教習1”運転者の心得”」を受講することになります。

【「学科教習1”運転者の心得”」の概要】
「学科教習1”運転者の心得”」では、これから自動車を運転する人になるにあたって責任やモラルについて学びます。
その他にも、運転に必要な準備として自分の体調やシートベルト、同乗者の安全確保など、運転する側だけでなく同乗者の安全についても学びます。
また運転するための基本知識を理解して「車社会人」としての自覚を養い、道路交通法について交通法令の厳守と守る義務についても詳しく説明があります。
そして万が一のことを想定し、応急処置の知識を身につける義務(他学科でさらに詳しく学びます)や自動車保険の「強制保険」(法律で加入を義務付けている強制的な保険)と、「任意保険」についても学びます。

常識と思っている事がほとんどですが、意外と知られていない「義務」が多いので、しっかり学んで「車社会人」としての自覚を習得しましょう。

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学科教習の「第一段階」「第二段階」。それぞれの学習項目を確認しよう。

「入校日」の持ち物や服装。

次に「入校日」当日に必要な持ち物、望ましい服装をご紹介します。

【必要な持ち物】
①本籍地記載の住民票 ※コピー不可
②本人確認ができる身分証明証(保険証、パスポート、学生証、住民基本台帳カードのいずれか1点)
③印鑑 ※シャチハタ不可
④眼鏡、コンタクトレンズ(普段生活する上で必要な方)
⑤教習料金及び支払い用紙控え
(現金、振り込み、カード払いなど各種方法があります。事前に支払いが済んでいる方は「振り込み証明書」や「ローン申込用紙」などを持参しましょう)
⑥教習申込用紙(記入漏れの無いように注意しましょう)
⑦筆記用具
⑧過去に取得した免許証(持っている人のみ。原付を含みます)
※教習所・自動車学校によっては、事前に手続きすることで「入校日」当日は不要となるものもあります

【望ましい服装】
「入校日」当日に技能教習を受講する予定がなければ、基本的にどのような服装でも問題ありません。
しかし、教習所・自動車学校内の移動が多いことが考えられますので、なるべく動きやすい服装が望ましいです。

ちなみに、今後実際に自動車に乗って運転する際や、学科教習で「応急救護」を受講する際には、女性はスカートやヒールが禁止となっています。予定が入っている日は、避けるようにしましょう。

高校生などの学生は制服で受講可能です。しかし、学科内容で服装に注意が必要な事も。
事前に指示があると思いますので、その時のためにスニーカーなどの準備をしておくと安心ですね。

さいごに

ほとんどの教習所・自動車学校で実施される「入校日」の流れは同じです。
実際に流れを事前に知っておくことで不安も解消されて、よりスムーズな教習を受講できるのではないでしょうか。
時間が限られている方は、教習所・自動車学校へ相談し、時間割を確認しておくとよいでしょう。
「入校日」当日を安心してむかえて、免許取得を目指しましょう。