教習所を検討する際に、通学で免許を取るか、合宿で免許を取るか、
迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな方々のために、
教習所サーチ編集部でそれぞれのメリット・デメリットを整理してみました。
通学免許・合宿免許とは
一般的に「通学免許」、「合宿免許」と分けて呼ばれることが多いですが、この二つは運転免許の種類ではありません。
通学免許・合宿免許とは、自宅から教習所・自動車学校に「通学」するか、泊まり込み「合宿」で短期集中的に教習を受け、免許を取得するかという教習の形態です。
通学も合宿も、指定自動車教習所であれば、道路交通法により定められている技能教習の最短時限数や1日に受けられる技能教習の時限数(1段階は2時限まで、2段階は3時限まで)や卒業生に与えられる実地試験免除など全て同じです。
このページでは、通学と合宿の主な特徴を比較し、まとめてご紹介します。 それぞれのメリットデメリットを確認し、あなたにピッタリの教習方法を選んでくださいね。
運転免許取得にかかる費用について
通学免許
合宿免許
価格(費用)
安い教習所で免許を取りたいと思っても、自宅や学校から通える選択肢の中から選ばなければいけないため、近くに安い教習所がない場合は、高くなってしまうケースもある。
泊まり込みですので、遠近に左右されない為、教習所の選択肢が増えます。宿泊込みの料金と考えれば、比較的リーズナブルな教習所も多い。
まとめ
教習料金については、教習所や教習プランによって、価格が大きく異なるため、一概にどちらが安いとは言い切れませんが、合宿の宿泊料金込みでも通学と比較して、大きく費用が掛かるというわけではありませんので、教習ついでに観光や友達との卒業旅行も兼ねて、合宿を選ぶという方もいるようです。
また、教習費用を考える際に、必ずチェックしておきたいのが試験に落ちてしまった際などに発生する「補修料金」などの追加料金についてです。特に合宿の場合、プランにもよりますが、スムーズに進まなかった場合は1日~3日程度の合宿制特有の延泊料金が発生する場合もありますので、事前にしっかりチェックしておきましょう。
卒業までのスピードについて
通学免許
合宿免許
卒業までの期間
学生の教習生が多い、夏休みなどの長期休暇中は予約が取りづらかったり、キャンセル待ちが発生する場合もある。その結果、卒業まで時間がかかってしまう場合もあります。
入校から免許取得までのスケジュールが組まれているので短期間で免許が取得可能です。
最短で14日間(普通車AT限定の場合)で取得できる教習所もあります。
まとめ
道路交通法で定められている技能教習の最短時限数などは、通学も合宿も同じなので、時期やプラン(通学でも、優先予約プランや、短期スピードプランを設定している教習所もあります)にもよりますが、一般的には、短期集中型の合宿の方が早く取れる場合が多い。
上記の「価格」と「期間」という観点のほかにも、考慮しておきたいポイントがあります。
通学教習を選ぶ人の理由の一つに挙げられるのは「普段自分が生活しているエリアで路上教習を受けたい」ということがあります。都会と田舎では、交通事情が異なり、田舎の合宿教習所で路上教習を行った場合、取得後に交通量の多い地域で運転に戸惑ってしまうということもありますので、取得後に運転する地域の交通事情も考えて、選ぶ必要はあるかと思います。
また、逆に合宿を選ぶ理由に挙げられるのが「友達ができる」ということもあります。
「免許を取りたい!」という同じ目的のために合宿生が集まり、教習のスケジュールも一緒なので、話す機会も多く新しい友達ができるかも知れませんね。
以上のポイントを参考にしていただき、あなたにとってピッタリの教習方法を選んでくださいね。