運転免許には、大きく分けて二つの区分があります。
一つが第一種、第二種、仮免許の区分です。
もう一つが運転できる車両を識別する区分です。(普通免許・普通二輪免許・大型免許・中型免許など)
この運転免許の区分によって運転できる車が決まってきます。
さて、疑問に上がってくるのが第一種と第二種の違いですよね?
ほとんどの方がご存じないことかと思われます。
ここでは、第一種運転免許についてご紹介します。
少し長くなってしまうので、前編・後編に分かれています!
◎第一種運転免許と種類
先ほどもお伝えした通り、運転免許の区分には3種類あり。
第一種運転免許はいわゆる皆さんが最初にとられる免許証の区分になります。
自動車や原付を運転する際に必要な一般的な運転免許です。
日常的に利用される分には第一種運転免許を持っていれば十分です!!
第一種免許には、10種類の免許があります。
『普通免許、準中型免許、中型免許、大型免許・原付免許・普通二輪免許・大型二輪免許・小型特殊免許・大型特殊免許・けん引免許』の10種類です。
①普通免許
合宿免許で一番取得者の多い免許です。みなさんもほとんどが普通免許の取得のために免許合宿に参加すると思います。
普通免許では、AT限定免許とMT車を運転できるものがあります。
今では国内の98%以上がAT車といわれており、これから免許を取得するにあたってよほど車好きや運転したい車に強いこだわりがないのであれば、AT限定免許で十分でしょう。
②準中型免許
準中型免許は、2017年3月12日に新たに施行された、普通免許と中型免許の間にできた運転免許です。
準中型免許で運転できるトラックは、車両総重量7.5t未満・最大積載量4.5t未満となっており、つまり2tトラックと3tトラックを運転することができます。
準中型免許は、18歳からの取得が可能で普通免許を取得していなくても取得が可能です。
準中型か免許を取得することで、普通自動車・小型特殊自動車・原動機付自転車が運転できるようになります。
詳しくは『【準中型編】入校条件は??』をご覧ください!
③中型免許
中型自動車免許とは、準中型免許と大型免許の間に位置づけられている免許です。車両総重量7.5t以上11t未満・最大積載量4.5t以上6.5t未満で、
4tトラックを使っての仕事や、スクールバス、ホテルの送迎バスを運転したいと考えている方には必要な免許です。
中型免許は、まず普通自動車免許(又は準中型免許)の習得が必須となっており、普通免許(又は準中型免許)取得から2年以上たっており、ある程度の運転技術があることが条件となってます。
詳しくは『【中型車編】入校条件は??』をご覧ください!
④大型免許
大型自動車運転免許は車両総重量11t以上・最大積載量6.5t以上の自動車を運転するために必要なものとなっています。
大型トラックの運転などに使われるものですので、日常生活で使われる自動車では必要はないでしょう。
詳しくは『【大型車編】入校条件は?』をご覧ください!
いかがでしたか?
四輪自動車でも色々種類や運転する条件があるんですね!!
次は、二輪車と特殊車両の免許についてご紹介します!